あらすじ
宇文良序(うぶん・りょうじょ)への想いを自覚した婉婉(えんえん)は、彼に直接告白し、二人は玉佩を交換して想いを確かめ合う。一方、錦官城に入った肖鐸(しょうたく)に対し、南苑王(なんえんおう)は栄安(えいあん)皇后(えいあんこうごう)を通じて彼の弱点を探ろうと画策する。歩音楼(ほいんろう)は故郷である錦官城で肖鐸と共に過ごし、二人の距離は急速に縮まる。ある夜、歩音楼は大胆にも肖鐸の寝室で共に夜を明かし、お互いの気持ちを確かめ合うかのような甘い時間を過ごす。そんな中、肖鐸の亡弟のかつての対食・秋月白(しゅうげつはく)が現れ、栄安皇后(えいあんこうごう)に保護されるという新たな波乱の兆しが見えるのだった。
ネタバレ
婉婉、ついに告白!宇文良序との恋の行方は?
まずは、私たちの可愛い婉婉(えんえん)ちゃんから!宇文良序(うぶん・りょうじょ)のこと、最初は南苑王(なんえんおう)のスパイかもって疑ってたけど、ここ最近の付き合いで、彼がそんな悪い人じゃないって分かってきたみたい。すっかり心を開いて、本当の友達だって思えるようになったんだよね。
でも、あの疑り深い皇帝・慕容高鞏(ぼようこうきょう)は、まだ宇文良序を信用してなくて解放してくれないの!もう、頑固なんだから!婉婉ちゃん、仕方なくこっそり壁を乗り越えて差し入れを持って行こうとしたら…なんと、壁の上で脱出しようとしてる宇文良序とバッタリ!運命ってやつ!?
そこで婉婉ちゃん、男前な一面を見せちゃうんです!「あなたのことが好きなの!」って、まさかのストレート告白!きゃー!言っちゃった!宇文良序もびっくり&デレデレで、すぐに婉婉ちゃんを自分の部屋に引き入れて、持っていた玉佩を「これ、私たちの愛の証ね」って渡しちゃうんだから!もう、こっちまでニヤニヤしちゃう展開でした!
肖鐸(しょうたく)、錦官城へ!南苑王の次なる一手は?
一方、南苑王の追手はまだウロウロしてるけど、我らが肖鐸(しょうたく)様は、とっくに錦官城(きんかんじょう)に入ってた!これで南苑王も、おいそれとは手出しできない状況に。そんな中、栄安(えいあん)皇后(えいあんこうごう)が宮殿に戻ってきたっていう知らせが。南苑王、すかさず「肖鐸(しょうたく)の弱点、教えてちょーだい!」って手紙を送ったみたい。うーん、不穏な動き…。
歩音楼(ほいんろう)の故郷・錦官城での甘い生活と、まさかの大胆行動!
さてさて、今回のメインはやっぱり歩音楼(ほいんろう)と肖鐸様!錦官城は、なんと歩音楼(ほいんろう)が小さい頃に育った場所。幼なじみの従兄・連城(れんじょう)公子も住んでるんだって。早速、挨拶に行った歩音楼だけど、従兄さんが南苑王の下で働いてるって知って、ちょっと心配顔。でも連城公子(れんじょうこうし)は、歩音楼がまさかあの肖鐸とイイ感じになってるなんて夢にも思ってなくて、そっちにビックリ!そこにタイミングよく肖鐸様が登場して、歩音楼は「従兄さんを助けてあげて!」ってお願い。さすが歩音楼、優しいね!
肖鐸様が用意してくれた滞在先「夢雲軒(むうんけん)」は、川沿いの素敵な場所。景色も綺麗だし、なんとここ、前に二人が雨宿りした思い出の場所なんだって!ロマンチック~!慣れない土地だけど、二人の時間はなんだか穏やかで自由な感じ。
ある夜、お腹を空かせた歩音楼のために、肖鐸様は昭定衛(しょうていえい)を総動員して夜食を買いに行かせるんだけど…どれも歩音楼のお口には合わなかったみたい(笑)。結局、二人で街に繰り出して、アツアツの屋台メシを堪能!満腹になった帰り道には、可愛いワンちゃんを拾って「巴公公(ぱこうこう)」って名付けちゃうお茶目な一面も。この二人、どんどん距離が縮まってるよね!
でも、そんな二人を見て、お付きの彤雲(とううん)は気が気じゃない!「もし慕容高鞏(ぼようこうきょう)にバレたら、首がいくつあっても足りませんよ!」って、もうハラハラ。でも歩音楼は「大丈夫、大丈夫!その時が来たら考えればいいじゃん!」って、相変わらずの肝っ玉の据わりっぷり。彤雲(とううん)が「でも、肖鐸様は宦官ですよ…?」って心配しても、「彼がたとえ不具でも、私は好きなの!」ってキッパリ!うーん、歩音楼、カッコイイ!彤雲(とううん)ちゃん、ご主人様が強すぎて、もうお手上げ状態(笑)。
そして、ついに来ました、視聴者お待ちかねのシーンが!彤雲の小言から逃げるように、歩音楼は肖鐸様の部屋へ。入るなり、ベッドにゴロン!えええええ!?肖鐸様も、嬉しさと戸惑いでオロオロ。外に出ようとする肖鐸様の服の裾を、歩音楼がクイッて引っ張って「一緒に寝よ?」って…!きゃああああ!
でも、歩音楼の大胆さはこれだけじゃ終わらない!「ただ一緒に寝るだけじゃなくて、抱きしめて寝てほしいの」って、もう、どこまで積極的なの!?歩音楼は「もし肖鐸が宦官じゃなかったら、今頃は結婚して子供もいたのかな…どんな女の人が好きなんだろう…」なんて考えてるうちに、肖鐸様は目を閉じちゃって。
歩音楼はちょっとつまらなくなって手を離したんだけど、寝てる(と思ってる)肖鐸様の顔を見てたら、ムラムラ…じゃなくて、愛しさがこみ上げてきちゃったみたいで、そーっと唇にキス!
…でもね、皆さん、実は肖鐸様、寝たフリしてたんです!不意打ちキスに心臓バクバク!そっと歩音楼の髪を撫でると、歩音楼も気づいて、嬉しそうにギュッ!もう、このシーン、最高すぎでしょ!キュン死に注意報発令です!
翌朝、彤雲が歩音楼を探してたら、曹春盎(そう しゅんおう)も「自分の部屋にいるはずじゃ…?」って不思議顔。そこに、なんと歩音楼が肖鐸様の部屋から出てきたー!彤雲と曹春盎(そう しゅんおう)、二人そろってポカーン(笑)。そりゃそうなるよね!
新たな波乱の予感?謎の女性・秋月白の登場
そんな甘い雰囲気も束の間、ちょっと不穏な影が…。肖鐸様の亡くなった弟・阿鐸(あたく)のかつての「対食(ついしょく)」(宦官の妻のような存在)だったという秋月白(しゅうげつはく)という女性が、肖鐸様の屋敷を訪ねてきたの。肖鐸様が留守だったから追い返されたんだけど、なんと栄安(えいあん)皇后(えいあんこうごう)が彼女を保護したみたい。
『浮図縁~乱世に咲く真実の愛~』第16話 感想
『浮図縁』第16話、今回も濃密な展開でしたね。まず、婉婉のまっすぐな告白には心打たれました。宇文良序との間で交わされた玉佩の誓い、二人の純粋な想いが通じ合った瞬間は、見ているこちらも温かい気持ちになりました。
そして何と言っても、歩音楼と肖鐸の関係が大きく進展したことに驚きとときめきを感じずにはいられません。特に、歩音楼が肖鐸の寝室を訪れ、共に夜を過ごす場面は、これまでの二人の距離感を考えると非常に大胆で、ドキドキさせられました。お互いを想う気持ちが溢れ出ているようで、微笑ましくもありました。
一方で、最後に現れた秋月白という存在は、今後の物語に新たな波紋を呼びそうで気になります。栄安皇后(えいあんこうごう)が関わっている点も不穏な空気を漂わせており、物語の緊張感を一層高めています。甘いだけではない、複雑に絡み合う人間関係と陰謀から目が離せません。
つづく