あらすじ
宇文良時(うぶんりょうじ)に秘密の関係を勘づかれた肖鐸(しょうたく)は、歩音楼(ほいんろう)を危険から守るため、そして自らの立場を守るために、彼女に対して距離を置き始める。突然の冷たい態度に戸惑い、傷つく歩音楼。そんな中、肖鐸の屋敷に謎の女・秋月白(しゅうげつはく)が現れ、事態はさらに複雑化する。秋月白の存在は、歩音楼の嫉妬心を煽り、肖鐸との間に深い溝を生んでしまう。一方、宇文良時は肖鐸暗殺の新たな計画を進めていた。秋月白と接触した歩音楼は、彼女の言動から肖鐸の正体に関する重大な疑念を抱き始める。誤解と陰謀が渦巻く中、肖鐸は苦渋の決断を迫られる。
ネタバレ
忍び寄る影、そして肖鐸(しょうたく)の苦悩
まずね、宇文良時(うぶんりょうじ)のヤツが、どうやら肖鐸(しょうたく)と歩音楼(ほいんろう)のただならぬ関係に気づき始めたみたいなんだよね。これにはさすがの肖鐸も焦りを感じ始めてる。皇宮から遠く離れた西蜀(せいしょく)に来て、つかの間の幸せに浸っていたけど、「このままじゃ、自分も歩音楼(ほいんろう)も破滅するかも…」って、その危険性に気づいちゃったんだ。側近の曹春盎(そう しゅんおう)からも「二人には未来なんてないんだから、きっぱり諦めるべきだ」なんて、グサッとくること言われちゃってさ…。うーん、切ない!
突然の冷たい態度…戸惑う歩音楼
そんな肖鐸の心の変化は、すぐに行動に現れちゃう。次の日の朝、歩音楼は健気に庭で肖鐸を待ってるんだけど、肖鐸は彼女を完全にスルー!まるで空気みたいに素通りしちゃうんだから、ひどいよね!?歩音楼は「え、なんで?私が何かした?」って、もうパニック。思い悩んだ末に、いつもの酩酊楼(めいていろう)で連城公子(れんじょうこうし)に相談するんだけど、帰り道で偶然、肖鐸の後ろ姿を見かけちゃうの。それがまた、歩音楼の心をかき乱すんだよね。「一体、何があったの?」って。
謎の女・秋月白(しゅうげつはく)登場!波乱の幕開け
一方、肖鐸も歩音楼への想いを断ち切れないみたいで、こっそり彼女のために紅を買ったりしてるの。でも、結局渡せないんだけどね…切ない!そんな感傷に浸る間もなく、新たな問題が発生!なんと、秋月白(しゅうげつはく)と名乗る謎の女性が現れて、肖鐸の前でいきなり気絶!仕方なく肖鐸は彼女を屋敷の空き部屋に匿うんだけど、これがまた新たな火種になるんだよね。
歩音楼は、その空き部屋の前にいる肖鐸を見つけるんだけど、肖鐸は九郎や曹春盎(そう しゅんおう)と結託して、歩音楼を部屋に近づけさせないようにガード!もう、歩音楼からしたら意味不明だよね。でも、ここで引き下がらないのが歩音楼!強引に肖鐸の腕を掴んで、街に連れ出しちゃうの。そして、わざと冷たく振る舞って、肖鐸の気を引こうとするんだけど…。
誤解と嫉妬…深まる溝
酔った勢いで、歩音楼は肖鐸に「どうして急に冷たくなったの?」って詰め寄るんだけど、肖鐸は何も言えない…。そりゃそうだよね、本当のことは言えないもん。答えが得られない歩音楼は、怒りと悲しみでその場を走り去っちゃう。そして、自分の部屋・夢雲軒(むうんけん)に戻ると…そこには見知らぬ女性の姿が!そう、秋月白!これを見た瞬間、歩音楼の酔いは一気に覚めるの。
曹春盎が必死に言い訳を考えようとしてるんだけど、それを遮って歩音楼は皮肉たっぷりに「あら、肖鐸様と秋月白さん、異郷で旧知の方に会えておめでとうございます」だって!もう、嫉妬メラメラだよ!肖鐸は慌てて歩音楼の手を握るんだけど、逆に思いっきり叩かれちゃう始末。結局、肖鐸は「まずは部屋で休んでくれ。後でちゃんと説明するから」としか言えないんだ。
黒幕の影と、歩音楼の疑念
肖鐸は秋月白を問いただすんだけど、彼女が本当に自分の昔の知り合いなのか確信が持てない。ただ、誰かの指示で送り込まれた刺客だってことは分かってるみたい。歩音楼を巻き込みたくない肖鐸は、彼女を秋月白に近づけないようにするんだけど、これが裏目に出ちゃうんだよね。歩音楼は「肖鐸は秋月白を守ってるんだわ!私が彼女に何かするとでも思ってるの!?」って、ますます怒って部屋に閉じこもってご飯も食べなくなっちゃうの。あー、もう、じれったい!
その頃、宇文良時(うぶんりょうじ)は、肖鐸が秋月白と別に親密じゃないと知って、ほくそ笑んでる。そして、容管事(ようかんじ)に薬を渡して、肖鐸が都に戻る道中で暗殺する計画を立ててるんだから、本当に油断も隙もない!
禁断の部屋へ…そして衝撃の疑惑
一方、どうしても秋月白のことが気になる歩音楼は、こっそり彼女の部屋に忍び込んじゃう。そこで秋月白と少し話をするんだけど、その会話の中で「もし本当に秋月白が肖鐸の昔の相手なら、どうしてこんなに冷たくされてるの?」って疑問が湧いてくるの。そして、以前肖鐸が語った話を思い出して、「もしかして、今の肖鐸は…本物の肖鐸じゃないんじゃ…?」っていう、とんでもない疑念を抱き始めるんだ!
修羅場!そして肖鐸の決断
そんな時、部屋の外から肖鐸の声が!秋月白は、ここぞとばかりに歩音楼に腕を掴まれて、まるで殴られたかのような演技をするの。これに気づいた歩音楼は、もう我慢の限界!本当に秋月白の頬をピシャリ!でもね、驚いたことに、肖鐸は秋月白のことなんて全く気にも留めず、歩音楼の手を引いて部屋から連れ出すの。
歩音楼は肖鐸に説明を求めるんだけど、肖鐸は「今は話せない」の一点張り。これにまたカチンときた歩音楼は、肖鐸の手を振り払って去ってしまう。一人残された肖鐸は、部下に対して「もし秋月白がこれ以上騒ぎを起こすなら、毒で黙らせろ」って、冷酷な指示を出すんだ…。ひえぇぇ、どうなっちゃうの!?
『浮図縁~乱世に咲く真実の愛~』第18話 感想
『浮図縁』第18話、観終わって心がざわついています。肖鐸が歩音楼への想いを押し殺し、苦悩する姿は見ていて本当に胸が痛みました。彼の立場を考えると仕方ないのかもしれませんが、歩音楼の戸惑いや嫉妬する気持ちも痛いほど伝わってきて、二人のすれ違いが非常にもどかしかったです。
そこに現れた謎の女性、秋月白。彼女の登場で物語は一気に緊迫感を増し、新たな波乱を予感させますね。彼女が何者で、何を企んでいるのか、そして肖鐸の過去にどう関わってくるのか、気になって仕方ありません。
宇文良時の陰湿な策略も着々と進んでいるようで、ハラハラさせられます。歩音楼が抱いた肖鐸への疑念も、今後の展開に大きく影響しそうで目が離せません。
つづく