あらすじ
侍女の彤雲(とううん)は栄安(えいあん)皇后(えいあんこうごう)に脅され、音楼を陥れるための箱を部屋に隠す。鹿鳴蒹葭付近で連続殺人事件が発生し、その捜査を任された歩驭鲁は、音楼の部屋から呪いの人形が入った箱を発見し、音楼を逮捕しようとする。しかし、肖鐸(しょうたく)が現れて音楼を救出し、昭定司に保護する。実は、音楼と肖鐸はこの事態を予測しており、彤雲の行動も計画のうちだった。宮中では音楼処刑を求める声が上がるが、肖鐸は3日以内の真相解明を宣言。捜査の結果、被害者たちの死因が曼陀羅の毒だと突き止め、事件の黒幕に迫っていく。
ネタバレ
いや~、今回の『浮図縁』第27話も、ハラハラドキドキの連続でしたね!もう、彤雲(とううん)の様子がおかしくて、見てるこっちまで不安になっちゃいましたよ。歩音楼(ほいんろう)が心配して声をかけるんだけど、なんだか上の空で…。一体何があったの!?って思ったら、やっぱり裏があったんですねぇ。
栄安皇后(えいあんこうごう)、またもや暗躍!彤雲(とううん)が受けた非情な命令とは?
なんと、あの栄安(えいあん)皇后が彤雲(とううん)を呼び出して、よからぬことを企んでいたんです!「洞庭湖の碧螺春が美味しいらしいわね」なんて、遠回しな言い方でプレッシャーをかけるなんて、相変わらず性格悪い!(笑) 結局、彤雲は歩音楼(ほいんろう)を陥れるための命令を受け入れざるを得なかったみたい…。でも、命までは取らないって約束だったらしいけど、本当かしら?
肖鐸(しょうたく)と歩音楼(ほいんろう)の秘密の時間…そして忍び寄る新たな事件の影
そんな中、私たちの肖鐸(しょうたく)様はやってくれますよ!なんと、歩音楼の住む鹿鳴蒹葭(ろくめいけんか)の近くにこっそりお屋敷を買って、秘密の通路まで作っちゃうなんて!まるで現代の秘密基地みたいで、ちょっとワクワクしちゃいますよね。歩音楼も「まるで不倫みたい」なんて冗談を言ってたけど、二人の絆の深さを感じます。
でも、そんな甘い時間も束の間。最近、街では美女が現れるたびに男性の死体が見つかるっていう、なんとも不気味な噂が…。しかも、その事件現場が鹿鳴蒹葭の近くだっていうから、これは偶然じゃないですよね。肖鐸(しょうたく)様は、犯人の狙いが皇室にあるんじゃないかと睨みます。さすがの洞察力!ところが、皇帝・慕容高鞏(ぼようこうきょう)は、この事件の捜査をなんと歩馭魯(ほ よくろ)に任せちゃうんですよ!えー、大丈夫そ?って思っちゃいました(笑)。
彤雲、苦渋の決断…歩音楼の部屋に置かれた怪しい箱
そして、恐れていた事態が…。ある日、小間使いの太監が彤雲に怪しげな箱を渡して、歩音楼の部屋に置くよう指示するんです。もう、彤雲の葛藤が痛いほど伝わってきて…。結局、彼女は歩音楼のベッドの下にその箱を隠してしまうんだけど、部屋を出ようとしたところで歩音楼とバッタリ!本当のことを話そうとするんだけど、外には見張りの太監がいて、何も言えなくなっちゃうんです。うぅ、切ない…。
絶体絶命の歩音楼!そこに現れた救世主はもちろん…!
案の定、歩馭魯が鹿鳴蒹葭に捜査に入って、例の箱が見つかっちゃいました!中には、針で刺された人形と、最近亡くなった男たちの生年月日が書かれた紙が…。これって、呪詛じゃないですか!歩音楼が弁解する間もなく、彤雲が引きずり出されてしまいます。自分のせいで歩音楼が…!って彤雲がパニックになっていると、歩馭魯は何かを恐れるように、さっさと歩音楼を連行しようとするんです。
…と、そこへ!我らが肖鐸様が颯爽と登場!もう、待ってました!って感じですよね(笑)。肖鐸様は、理路整然と歩馭魯を言い負かして、あっという間に歩音楼を昭定司(しょうていし)に保護しちゃいました。いや~、惚れ惚れする手際でしたね!
彤雲の涙の告白、そして明らかになる衝撃の事実!
昭定司の牢に移された彤雲は、ようやく曹春盎(そう しゅんおう)に事の経緯を説明しようとするんだけど、パニックでしどろもどろ。そんな時、大きな刀を持った男たちが歩音楼の元へ向かおうとするのを見て、彤雲は我に返って歩音楼を必死に守ろうとします。
そして、ついに彤雲は歩音楼に全てを告白。でもね、皆さん、ここからがこのドラマの面白いところ!実は、彤雲が箱を隠した後、歩音楼はすぐにそれを見つけていたんです!さらに、肖鐸様は栄安皇后(えいあんこうごう)が彤雲の家族を人質に取っていることまで突き止めていました。つまり、今回の騒動は、二人が仕組んだ「計画通り」の展開だったというわけ!いや~、一本取られました!
大臣たちの反発と、肖鐸の次なる一手
昭定司がこの一件を抑えようとしたんだけど、やっぱり情報って漏れるものなんですね。一部の大臣たちが「妖妃・歩音楼を処刑すべし!」なんて騒ぎ始めちゃいました。でも、肖鐸様は全く動じません。むしろ、この騒動をさらに大きくしてやろうって魂胆みたい。一方、栄安皇后はここぞとばかりに歩音楼を追い詰めて、太后まで担ぎ出して慕容高鞏(ぼようこうきょう)に処刑を迫ります。
そんな中、肖鐸様は「3日以内に真相を突き止めてみせます!」と堂々宣言!きゃー、カッコいい!
ついに見えた真相の光!肖鐸の捜査が冴えわたる!
肖鐸様は有言実行の人!早速捜査を開始して、亡くなった男たちの本当の死因が、曼陀羅(まんだら)の吸いすぎだったことを突き止めます。そして、その線から琼水阁(けいすいかく)という場所と、そこの主人を捕まえることに成功!これには栄安皇后も焦ったみたいで、慌てて肖鐸様のことを調べるように命じていましたね。さあ、これからどうなるんでしょうか!?
『浮図縁~乱世に咲く真実の愛~』第27話 感想
『浮図縁~乱世に咲く真実の愛~』第27話、見応えがありましたね。彤雲が苦悩の末に取った行動、そしてそれを全てお見通しだった歩音楼と肖鐸の深い信頼関係には感嘆しました。栄安皇后の執拗な策略に対し、肖鐸が冷静かつ迅速に歩音楼を保護する場面は、彼の揺るぎない愛情と知略が光っていました。
呪いの人形事件が、実は歩音楼と肖鐸の仕掛けた罠だったとは、まさに大逆転。ハラハラさせられましたが、二人の絆の強さを再認識させられました。そして、事件の真相が徐々に明らかになっていく過程は、非常に興味深かったです。曼陀羅という具体的な手がかりが見つかり、黒幕である栄安皇后に迫っていく展開に、物語の緻密さを感じました。
つづく