あらすじ
時刻が迫る中、妃たちが長明灯を捧げようとした際、歩音楼(ほいんろう)は故意に灯を落として皇后の衣に火をつけ、時間を稼ぐ。その間に栄王(えいおう)が行方不明になったとの知らせが入り、歩音楼は自分が肖鐸(しょうたく)に利用されたと悟る。栄王を宮外へ逃がすため、歩音楼は肖鐸を探し出し、母を殺されたことで心を閉ざす栄王を説得する。追ってきた皇后に対し、歩音楼は自分が火をつけたと自白し、その隙に肖鐸は栄王を連れて脱出する。栄王を見つけられず怒った皇后は歩音楼を処刑しようとするが、合徳帝姫(ごうとく ていき)に救われる。一方、肖鐸は栄王を福王(ふくおう)府へ送り届けた後、福王を摂政に立てる噂を流し皇后を揺さぶる。歩音楼と合徳帝姫が親しくなる中、福王は歩音楼に想いを寄せるが、歩音楼は彼を覚えていない。肖鐸は福王の恋心を利用し、歩音楼を福王の監視役にしようと企むが、歩音楼は協力を拒否する。
ネタバレ
炎上クイーン(物理)?歩音楼(ほいんろう)、皇后の足元に火の粉!
さあ、運命の長明灯の時間。居並ぶ妃嬪たちが立ち上がって灯を捧げようとしたその時、我らが歩音楼(ほいんろう)がやってくれたわ!なんと、わざと長明灯を落として、皇后の衣装の裾にファイヤー!皇后様、そりゃもうパニックよね。「熱っ!燃えてるんですけどー!」って感じで大慌てで着替えに。
でもね、これが歩音楼(ほいんろう)の作戦だったのか、それともただのドジっ子だったのか…と思いきや、その騒ぎの裏でとんでもないニュースが!なんと、栄王(えいおう)が宮中から消えちゃったっていうじゃないの!
それを聞いた歩音楼、「…まさか、私、あの肖鐸(しょうたく)に利用された?」って、ようやく気づいたみたい。遅いよー!(笑)でも、もし肖鐸(しょうたく)が皇后に捕まって自分との共謀をゲロっちゃったら大変!ってことで、栄王を無事に宮門の外へ送り届けるため、急いで肖鐸(しょうたく)を探しに行くことに。肝が据わってるんだか、ただの無鉄砲なんだか!
閉ざされた宮門、唯一の脱出ルートへ!
時刻は酉の刻。宮門は閉ざされちゃうんだけど、先帝の供養のために西華門だけは一晩中開いてるんですって。肖鐸が宮を脱出するなら、ここしかない!もし途中で何かトラブルがあっても、一時的に身を隠せる場所は限られてるはず…。
歩音楼は侍女の彤雲(とううん)に「ちょっと私の代わりに跪いてて!」って無茶ぶりして(彤雲(とううん)、お疲れ様です…)、こっそり抜け出して肖鐸の元へ急ぐの。
一方、栄王は自分の母親が皇后に無残に殺されたことを知って、そりゃもう鳳儀宮には戻りたくないわよね。そこに肖鐸が「福王(ふくおう)様からの命でお迎えに上がりました」なんて言うもんだから、栄王も少しだけ警戒を解いたみたい。
でも、まだ完全に心を許したわけじゃない栄王に、歩音楼が語りかけるの。「もし人生がもうどうしようもない袋小路に入ってしまったなら、思い切って、自分をひっくり返せる唯一のカードを信じてみるのも手よ」って。そして、「今のあなたにとって、肖鐸こそがその唯一のカードなの」と。うーん、歩音楼、言うときは言うわね!
皇后、迫る!歩音楼の捨て身の告白!
なんとか栄王を説得したのも束の間、そこへ皇后が追ってきたー!やばい、見つかる!
皇后が部屋に入ってくる寸前、歩音楼はドアの外に飛び出して土下座!「ぜ、全部白状します!」って大声で叫んだの。部屋の中では肖鐸が剣を握りしめて、いざとなったら斬り抜ける覚悟を決めてたんだけど…。
歩音楼が何を言い出すかと思ったら、「私が!不注意で皇后様の服を燃やしてしまいました!」って。ええー!?そっちー!?
皇后は怒り心頭だけど、今はそれどころじゃない。「さっさと部屋を捜索しろ!」と命令。そのドサクサに紛れて、肖鐸は栄王を連れて見事に脱出成功!歩音楼、グッジョブ!あんた、やっぱりただ者じゃないわ!
絶体絶命の歩音楼、救いの女神(?)現る!
宮中を隅から隅まで探しても栄王は見つからない。皇后もさすがに「…あの小娘に一杯食わされたか?」って気づいたみたいね。で、歩音楼を呼び出して問いただし、ついには処刑を命令!あー、もうダメかと思ったその時!
颯爽と現れたのは、なんと合徳帝姫(ごうとく ていき)!彼女が歩音楼を救ってくれたのよ!歩音楼も「これはきっと、肖鐸が助けを頼んでくれたのね」って察したみたい。肖鐸、意外と義理堅いところもあるじゃない?
肖鐸の次なる一手、そして皇后の焦り
栄王が無事に福王の屋敷に送り届けられて、肖鐸も一息つく暇もなく次の行動へ。早速、何人かの大臣に接触して、この一件を大々的に広めちゃったの。
翌朝の朝議では「内閣は福王様を摂政に立てる意向らしいぞ」なんて噂がまことしやかに囁かれてて。皇后、これには大ショック!「まさか…肖鐸が私を裏切ったの?」って疑心暗鬼に。
そこへやってきたのが、闫荪琅(えんそんろう)。彼から「肖鐸はとっくに福王と繋がってましたよ。それに、あの歩音楼も肖鐸側の人間ですぜ」なんて聞かされちゃって、皇后の心はもうズドーンと沈んじゃったわ。すぐに福王の屋敷に潜り込ませてた間者を引き上げさせて、南苑王(なんえんおう)に急いで連絡を取るよう命じたみたい。皇后も必死ね。
歩音楼と合徳帝姫の友情、そして福王のピュアな恋心
歩音楼と合徳帝姫、二人とも活発でサバサバした性格だから、もう意気投合しちゃって、しょっちゅう集まっては葉子牌(カードゲームみたいなものかしら?)で遊んでるみたい。青春してるわねぇ。
そんなある日、福王が歩音楼のために灯籠を作って届けようとしたんだけど、肖鐸の部下に止められちゃったの。でも福王、諦めきれずに強引に歩音楼に会いに行くんだけど…なんと歩音楼、福王のこと覚えてないっぽい!?え、マジで?
会話の途中で福王、ショックのあまりか足を滑らせて池にドボン!かわいそうに…。しょんぼりして屋敷に帰る福王を見て、お付きの孫公公(そんこうこう)も黙ってられなくて、歩音楼に説明を求めるんだけど、歩音楼は困って肖鐸の後ろに隠れちゃう。結局、肖鐸が権力でこの件もうやむやに。うーん、福王、不憫すぎる…。
肖鐸の新たな企み、歩音楼は駒になるのか?
帰り道、肖鐸の頭に新たな策略がひらめいたみたい。「福王が歩音楼に気があるなら、彼女を福王のところに送り込んで、俺の“目”にすればいいんじゃね?」って。こ、こわー!
そう考えながら、ふと足を止めて歩音楼をじっと見つめる肖鐸。歩音楼はドキッとしちゃって、思わず肖鐸の剣を抜いちゃった!あらら、またやらかした?
肖鐸は歩音楼の命を完全に握って自分のために利用しようと、たくさんの財宝を送りつけたんだけど、歩音楼はそんなものには全然なびかないの。「栄華富貴なんて興味ないわよ!」って感じで、肖鐸との協力を断固拒否!
さすがの肖鐸も我慢の限界?部下の曹春盎(そう しゅんおう)に命じて、部屋から他の人たちを下がらせたわ。一体、何をしようっていうのかしら!?
『浮図縁~乱世に咲く真実の愛~』第3話の感想
『浮図縁』第3話、今回も手に汗握る展開だったわね!歩音楼の機転と度胸には本当に感心しちゃう。皇后の足元に火をつけるなんて、大胆不敵すぎるわ!肖鐸の冷徹な策略もますます冴えわたって、彼が次に何を仕掛けてくるのか、目が離せないわね。栄王を救い出すシーンはハラハラしたし、合徳帝姫の登場で少しホッとしたのも束の間、福王の切ない恋心には胸がキュッとなったわ。皇后の焦りも見ていて面白いし、それぞれのキャラクターの思惑が複雑に絡み合って、物語の深みが増してきた感じ。歩音楼が肖鐸の駒になることを拒否したけど、これからどうなるのかしら。続きが本当に待ち遠しいわ!
つづく