あらすじ
皇帝・宇文毓(うぶんいく) は、独孤(どっこ)信(どっこしん)の忠告を聞き入れず、尉遅康(うっちこう)の進言に従い宇文護(うぶんご) の暗殺を計画する。しかし、計画は事前に宇文護に察知され失敗。その裏で尉遅康は独断で宇文護の息子を殺害してしまう。激怒した宇文護は宮中に乗り込み宇文毓に迫るが、駆けつけた独孤信(どっこしん)が対峙。一触即発の中、宇文邕(うぶんよう)の仲裁により、宇文毓の譲位の約束と独孤信の兵権放棄で事態は収拾される。しかし、心労がたたった独孤信はその場で倒れ、危篤状態に陥ってしまう。
ネタバレ
今回の25話は本当に息つく暇もなかったわね! 皇帝・宇文毓(うぶんいく) の焦りが、とんでもない悲劇を引き起こしちゃった…。もう、見ててハラハラしっぱなし!早速、詳しく振り返っていくね!
父・独孤(どっこ)信(どっこしん)の涙の訴え…届かぬ想い
まずね、娘婿である皇帝・宇文毓(うぶんいく) の身を案じる独孤(どっこ)信(どっこしん)が、もう涙ながらに訴えるのよ。「陛下!宇文護(うぶんご) は危険ですが、今は耐える時です!かつての宇文覚(うぶんかく)陛下の二の舞になってはなりませぬ!」って。もうね、お父さんの必死さが伝わってきて、こっちまで泣きそうになったわ…。
独孤信(どっこしん)は、今はとにかく耐えて、皇后・般若(はんじゃく)が無事に皇子を産むのを待つべきだって言うんだけど、宇文毓(うぶんいく) はもう我慢の限界!「いつまで耐えればいいんだ!」って感じで、全然聞き入れないのよね。一応、その場では「わかった、わかった」って感じで独孤信をなだめるんだけど、心の中は全然違う方向に向かってるのよ…。
危険な囁き…尉遅康の進言と宇文毓の決断
そんな宇文毓の焦りにつけ込んだのが、尉遅康(うっちこう)!この男がまた、けしかけるのが上手いのよ。「独孤信殿のやり方では生ぬるい!宇文護(うぶんご) にやられる前に、こっちから仕掛けるべきです!」って。
そして、とんでもない計画を持ちかけるの。「7日後は宇文護(うぶんご) の亡き母上の命日。毎年一人で供養に行くから、そこを狙いましょう!奴の家族を人質に取れば…」って。最初は迷ってた宇文毓も、尉遅康の言葉に背中を押されて、「よし、やってやる!」って決意しちゃうのよ。あーあ、もう完全に危ないフラグ立ってるって…!
病床の父の願いと息子たちとの別れ
一方、独孤信は病状が悪化してるんだけど、辺境にいた6人の息子たちが心配して駆けつけてくれるの。伽羅(から)も久しぶりに兄たちに会えて嬉しそう。でも、独孤信が息子たちを呼び戻したのは、ただ会いたかっただけじゃないのよ。
自分の命が長くないこと、そして宮中で何か大変なことが起こるかもしれないことを予感して、息子たち一人ひとりに、これからどうすべきか、どこの役職に就くのが安全かを具体的に指示するの。「乱世を生き延びて、一族の血を絶やすな」って。もう、父親としての覚悟と愛情に涙腺崩壊よ…。そして、束の間の再会を終え、息子たちはまたそれぞれの任地へと旅立っていくの。切ないわ…。
宇文護、反撃開始!
さて、宇文毓の暗殺計画だけど、宇文護には筒抜けだった!密書で「あんたの命、狙われてまっせ!」って情報が入ってたのね。しかも、祭祀を行う予定の古い屋敷には、すでに数千の兵が待ち伏せしてるって。でも、宇文護は「ふん、その程度で俺がやられるとでも?」って感じで、全然余裕なのよ。さすが百戦錬磨の太師様!
そして当日。宇文毓は邪魔にならないように般若をわざと遠ざけて、尉遅康に「計画実行!」の合図を送る。宇文護は予定通り屋敷に入るんだけど、全く慌てない。だって、全部お見通しなんだもん!あっという間に、待ち伏せしてた兵士たちは宇文護の手勢にやられちゃうの。
「計画通り!」って宇文護はほくそ笑むんだけど、その時ハッとするのよ。「待てよ…俺がこっちにいるってことは、太師府(自分の屋敷)は手薄じゃないか!?」って。
悲劇!尉遅康の暴走と宇文護の息子の死
その頃、とんでもない事態が起きてたの!尉遅康が、なんと独孤家の旗印を使って「宇文護が謀反を起こしたぞー!」って触れ回りながら、宇文護の屋敷を襲撃!そして…宇文護の息子(世子)を殺害しちゃったのよ!えぇぇぇ!?そこまでする!?って感じでしょ?もう、これは完全に一線を超えちゃったわ…。
この知らせを聞いた独孤信は、「まずい!」って直感。すぐに兵を率いて、皇帝を守るために宮中へ駆けつけるの。
宮中での激突!怒りの宇文護 vs 忠臣・独孤信
息子を殺された宇文護の怒りは頂点!「宇文毓、ただじゃおかない!」って、血相を変えて宮中に乗り込んでくるの。宇文毓はもう、怖くてガクブル状態。そこに独孤信が登場!「陛下をお守りする!」って、宇文護の前に立ちはだかるのよ。
独孤信は、「私の言うことを聞いていれば、こんなことには…!」って宇文毓を叱りつけたい気持ちでいっぱいだろうけど、今はそれどころじゃない。伽羅も一緒に、必死で宇文護の軍勢と対峙するの。
宇文護は涙ながらに亡き息子の復讐を誓って、「独孤信、どけ!般若の免じて独孤家は見逃してやる!」って言うんだけど、忠臣・独孤信が主君を見捨てるわけないじゃない?「これは全て尉遅康の仕業だ!」って責任転嫁しようとするんだけど、宇文護は「ふざけるな!黒幕はお前(宇文毓)だろうが!」って、もう怒り心頭よ。
救世主?宇文邕(うぶんよう)の冷静な仲裁
まさに一触即発!ってその時、颯爽と現れたのが、白い衣をまとった宇文邕(うぶんよう)!彼は冷静に宇文護を諭すの。「ここで宇文毓を殺しても、あなたは『主君殺し』の汚名を着るだけ。政敵に隙を与えるし、般若との仲も完全に壊れる。それは得策じゃないでしょう?」って。
そして、宇文邕(うぶんよう)は落としどころを提案するの。「宇文毓に、あなたの名誉を回復させ、将来的に帝位を譲ることを約束させる。そして、独孤信には兵権を差し出させる。これでどうだ?」って。
宇文護も、色々考えた末に、この提案を受け入れるの。宇文邕、ナイスプレー!おかげで、宮中での殺し合いは回避されたわ。
父、倒れる…悲しみに暮れる娘たち
でもね、これで一件落着とはいかなかったの…。無理がたたって、独孤信がその場で倒れちゃうのよ!診察した太医からは「もう手の施しようが…」って、絶望的な診断が…。伽羅はもう、悲しくて悲しくて…。
そこに、何も知らずに(というか、宇文毓に遠ざけられて)戻ってきた般若が!状況を知って、夫・宇文毓への怒りと、瀕死の父への心配で、ただただ涙するしかなかったの…。あぁ、なんて悲しい終わり方なの…!
つづく