今回は第32話、もうね、伽羅(から)と楊堅(ようけん)、そして宇文邕(うぶんよう)の関係が、ジェットコースターみたいに動きまくる回よ!早速、あらすじとネタバレ、いってみよー!
意地っ張り夫婦、すれ違いは続くよどこまでも
前回、剣舞で気まずい空気マックスだった楊堅(ようけん)と伽羅。今回も冒頭からギスギスモード全開!楊堅(ようけん)ったら、もう伽羅に会いに行かない!って意地張っちゃって、市場でヤケ酒しようとするんだけど…なんと!「伽羅様をいじめるなんて!」って民衆から総スカンくらって、お酒も売ってもらえない始末(笑)どんだけ伽羅って愛されてるのよ!
そんな中、亡き父・独孤(どっこ)信(どっこしん)の追悼法要が執り行われることを知った楊堅。さすがに「これはマズイ!」って慌てて駆けつけるんだけど、そこには一人で法要を取り仕切る伽羅の姿が…。ちょっと、旦那さん、しっかりしてよ!
法要で勃発!?楊堅 vs 宇文邕(うぶんよう) アピール合戦!
伽羅の健気な姿に、さすがの楊堅もちょっと「キュン…」ときたみたいだけど、そこに颯爽と現れたのが、そう、宇文邕(うぶんよう)!伽羅のために高価な楠木を持参して、哀悼の意を示すの。民衆も「やっぱり伽羅様とお似合いなのは宇文邕様よね~」「それに比べて楊堅は…」なんてヒソヒソ。
これを聞いた楊堅、黙っちゃいないわよ!プライドに火が付いたのか、宇文邕を上回る豪華な白檀を用意して、ドヤ顔でアピール返し!もう、子供のケンカみたいで笑っちゃうけど、必死なのよね、きっと。
一方、法要には姉の般若(はんじゃく)も駆けつけて、伽羅に「曼陀(ばんた)が妊娠したから、楊堅も吹っ切れるはず。今は宇文毓(うぶんいく) 陛下のために楊家の力が必要だから、離婚は待って」とアドバイス。伽羅も、本当は無理強いしたくないけど、大局のためにグッとこらえることに…。切ないわぁ。
白狐が招いた悲劇!?男たちのプライドが激突!
少しだけ歩み寄ろうとする楊堅と伽羅。伽羅は楊堅に、腹心の哥舒(かじょ)に気をつけるよう、そして曼陀のことでヤケ酒しないように釘を刺すの。いい感じじゃない?って思ったのも束の間…
事件は狩りの場で起こった!楊堅と宇文邕が、なんと同じ白狐を同時に射止めるっていう、まさかの展開!もちろん、お互い譲る気なんてゼロ。「伽羅は俺のものだ!」的な感じで、二人はついに直接対決!でも、もともと病弱な宇文邕が、屈強な楊堅に敵うわけもなく…宇文邕は血を吐いて倒れちゃうの!きゃー!どうなっちゃうの!?
決断の時…それぞれの道へ
怒り心頭の楊堅は、仕留めた白狐を「伽羅の毛皮にしてやる!」って持ち帰るんだけど、宇文邕が重傷だと聞いた伽羅は、楊堅の制止も聞かずに飛び出して行っちゃうの!あーあ、またこじれる…。
でもね、楊堅もさすがにやりすぎたと思ったのか、家伝の秘薬を持って宇文邕の見舞いへ。「妻を想われるのは夫として我慢ならない」ってはっきり伝えた上で、ちゃんと謝罪するのよ。男らしいじゃない!
この一件で、伽羅も宇文邕との関係にはもう戻れないって悟ったみたい。楊堅を追いかけて、「あなたについていく」って、ちゃんと自分の気持ちを伝えるの。よかった…!
まさかの側室!?断ち切られた想い
これで一件落着…と思いきや、般若と宇文毓(うぶんいく) が余計な(?)お世話を!「この三角関係、もう終わりにしなきゃ!」って、宇文邕に薬を盛って、侍女の李娥姿(りがし)を送り込むっていう策略を立てるのよ。
でも、宇文邕はすべてお見通し。だけど、伽羅への想いを完全に断ち切るために、あえて李娥姿を側妃に迎え入れることを決意するの…!うぅ…切なすぎる…。
この知らせを聞いた伽羅は、やっぱりショックで涙…。長年自分を想ってくれた人が、他の女性を…って、そりゃ辛いわよね。でも、ここで意外だったのが楊堅!「宇文邕は薄情すぎる!」って、なぜか彼が一番怒ってるの(笑)伽羅は、悲しみながらも、この現実を受け入れようと心を決めたみたい。
一方、楊堅は相変わらず、表向きは鳥と戯れたりして遊び人を装ってるけど、実は裏でしっかり軍の情報を把握して、虎視眈々と何かを狙っている様子…。この男、やっぱりただ者じゃないわね!
つづく