あらすじ
許七安(シュー・チーアン)の処刑が迫る中、師の李玉春(リー・ユーチュン)は正義を訴え辞職。弟の許新年(シュー・シンニエン)は長公主に助けを求める。一方、新たな難事件「永鎮山河廟殺人事件」が発生。臨安(リンアン)公主は許七安を「面首」と偽って皇帝に助命を嘆願し、事件解決を条件に一時釈放される。その頃、叔父の許平志(シュー・ピンジー)は単身で劫獄を試みるも失敗し捕らえられ、釈放された許七安と皮肉にもすれ違う。家族と再会した許七安だが、叔父の行方は知れなかった。
ネタバレ
前回、我らが主人公・許七安(シュー・チーアン)が、まさかの大ピンチ!ってところで終わって、もう気が気じゃなかったんですが…。
まずグッときたのが、許七安の師匠である李玉春(リー・ユーチュン)ですよ!「弟子が正義のためにこんな目に遭うなんて、黙ってられるか!」って、魏淵(ウェイ・ユエン)様に辞職を叩きつけるんです。もうね、あの実直な李玉春(リー・ユーチュン)が、自分の信念を貫く姿には胸が熱くなりました。魏淵(ウェイ・ユエン)様も、そんな李玉春(リー・ユーチュン)の覚悟を見て、「やっぱり見込んだ男だ…だからこそ許七安を預けたんだ」って、静かに頷くんですよ。この師弟愛、そして上司の深い理解、たまりません!
一方、牢屋の許七安はというと…なんとグースカ寝てる(笑)。いや、ただ寝てるだけじゃなくて、幻境でしっかり修行してるあたりが、さすが我らが許七安!そこに弟の許新年(シュー・シンニエン)が駆けつけます。兄の危機を知って、夜通し駆けつけるなんて、いい弟じゃないですか!許七安は弟に、例の玉石小鏡を使って、チャット仲間(?)の「一号さん」に助けを求めるよう指示します。この「一号さん」、都にいる有力者みたいで、頼りになりそうですよね!
許新年(シュー・シンニエン)は、さらに長公主(ちょうこうしゅ)にも直訴!許七安の無実と、その捜査能力の高さを訴えます。長公主も、許七安の才能は買っていたので、皇帝陛下に口添えしてくれることに。さすが、頼れる姐さん!
そんな中、都の近くで新たな事件が発生!永鎮山河廟で、なんと警護の役人が5人も殺されるという大事件が!魏淵(ウェイ・ユエン)様も現場を視察して、「こりゃ複雑な事件だぞ…」と頭を抱えます。そして、偶然(?)長公主と鉢合わせし、捜査の時間稼ぎを皇帝陛下にお願いしてほしいと頼むんです。
さて、長公主が皇帝陛下に許七安の助命を願い出ようとしたその時!まさかの臨安(リンアン)公主(りんあんこうしゅ)が乱入!このおてんば姫、何も知らずに永鎮山河廟の事件の担当を皇太子にしちゃうんです。長公主は顔色一つ変えませんでしたが、内心「あらら…」って感じだったでしょうね。でも、そこは策士の長公主、ちゃーんと臨安(リンアン)の耳に「許七安が数日後には斬首される」って情報が流れるように仕向けるんです。
さあ、ここからが今回のハイライト!臨安、許七安が斬首されると聞いて、大パニック!「父上、お願い!許七安を助けて!」と皇帝陛下に泣きつきます。でも、ただお願いするだけじゃ弱いと思ったのか、侍女たちが噂してた「面首(めんしゅ)」(まあ、愛人みたいなものですね…)という言葉を思い出し、「許七安はわたくしの面首なんですの!」と衝撃告白!皇帝陛下、びっくり仰天!そりゃそうだ(笑)。慌てて臨安の母親である貴妃(きひ)を呼び出して事情聴取。臨安は「面首ってそういう意味だったの…?」と涙ながらに訴え(知らなかったんかい!)、最終的には「許七安はすご腕の捜査官なんです!」と力説。永鎮山河廟の事件解決のためにも、ということで、皇帝陛下もようやく許七安を一時的に釈放し、手柄を立てて罪を償うよう命じるのでした。いや~、臨安、グッジョブ!…なのか?(笑)
その頃、許七安の叔父である許平志(シュー・ピンジー)は、甥を助けるために無謀にも一人で劫獄(ろうやぶり)を決意!「兄弟たちよ、力を貸してくれ!」と宴席を設けたのに、いざとなったらみんな逃げちゃって、まさかのぼっち劫獄(涙)。「もうやるしかねえ!」と刀を手に縛り付けて、覚悟を決めて乗り込もうとします。叔父さんの姪っ子愛、泣けるぜ…。
しかし、その頃にはもう宮中から許七安釈放の命令が!魏淵様も楊硯(ヤン・イェン)に、李玉春を呼び戻して元の職に戻すよう伝えます。牢獄では、許七安が同僚から永鎮山河廟の事件について説明を受けていて、ちょっと時間をロス。その間に、春風堂の門に着いた許平志(シュー・ピンジー)は、運悪く巡回の打更人に見つかってボコボコにされ、牢屋送りに…。意識が朦朧とする中、連行される許平志(シュー・ピンジー)。なんと、釈放された許七安とすれ違うんですが、お互い気づかない!それどころか許七安、叔父さんとは知らずに「こいつ、裏に何か陰謀があるに違いねえ!厳しく取り調べて吐かせろ!」なんて言っちゃう始末。ああ、なんてこったい!このすれ違い、悲しすぎる…けど、ちょっと笑っちゃう。
ようやく家に帰った許七安。妹の玲月(れいげつ)や従弟、そして叔母さんが自分のために心を痛めていたことを知り、家族の温かい愛情に感動します。でも、肝心の叔父さんの姿がない。「焼き鳥買ってくるって言ってたけど…」とみんな首をかしげるのでした。いやいや、叔父さん、今頃牢屋で「焼き鳥…」ってなってるかもよ!?
つづく