あらすじ
亡き平陽(ヘイヨウ)郡主のため、臨安(リンアン)は前朝で血書を奉上し、その衝撃的な行動が張奉(チョウホウ)の斬首を決定づける。悲しみに沈む臨安を案じた長公主は、許七安(シュー・チーアン)に平陽の遺した絵を届けさせる。一方、許七安は皇帝からの褒賞金で家族や仲間を喜ばせるが、自身の死罪は未だ赦されず不安を抱えていた。魏淵(ウェイ・ユエン)の助言を受け、周赤雄(シュウセキユウ)の捕縛が死罪回避の鍵となる中、天諦会の協力で周赤雄を捕らえた許七安は、白鹿書院の大儒と司天監の采薇(サイウェイ)と共に皇帝に面会し、起死回生を図る。
ネタバレ
まずね、前回からの続きで、臨安(リンアン)が友情パワーを炸裂させるのよ!なんと、亡き平陽(ヘイヨウ)郡主のために、前朝で血書を奉上!これには朝廷の役人たちもビックリ仰天!平陽(ピンヤン)郡主が聖旨に背いて逃げたってことで、陥れられそうになってたんだけど、臨安(リンアン)のこの行動が、張奉(チョウホウ)の肩を持とうとしてた連中の口を完全に封じちゃったのよね。おかげで、皇帝もついに張奉の斬首を決定!いやー、臨安(リンアン)、グッジョブ!
でもね、臨安のお母さんである貴妃(キヒ)はカンカン!「娘があんな公の場で何してんのよ!」って、そりゃ怒るわよね。普段は世間知らずで無邪気だからこそ可愛がられてたのに、いきなり政治に口出しするなんて!って、貴妃は臨安を厳しく叱りつけたんだけど…当の臨安は、平陽のことしか頭にないみたい。最後に見た平陽の痛ましい姿を思い出しては、胸を痛めてるの。そんな時、どこからともなく蝶が一匹飛んできて、臨安の周りをひらひら…。臨安、また涙ぐんじゃって、「平陽姉様、やっと自由になれたの…?」って。うぅ、泣ける演出じゃん!
一方、牢から出された恒慧(ホンフイ)は、張奉が5日以内に斬首されるって聞いて、これで師弟の仇も討たれたって、少しは心が晴れたみたい。よかったよかった。
さて、宮廷では兵部尚書のポストが空いて、みんな自分の息のかかったヤツを推薦しまくり!でも、我らが魏淵(ウェイ・ユエン)様は、ただ一人黙ったまま。皇帝も「あれ?」って感じだったんだけど、結局、兵部尚書の人選は尚書局に任せることに。その流れで、魏淵(ウェイ・ユエン)様は許七安(シュー・チーアン)の死罪を免じてほしいって皇帝にお願いするんだけど、皇帝はまだウンと言ってくれないのよ…もどかしい!
平陽の事件以来、臨安はずっと宮に引きこもって、ご飯も喉を通らないし、毎日泣いてばかり。長公主(チョウコウシュ)も心配して、許七安に平陽が生前に描いた絵と、お手製の菓子を臨安に届けるよう頼むの。でも、臨安の侍女は「今、誰にも会いたくないんです!」って許七安を門前払い。そりゃそうだよねぇ…。
侍女がいなくなった後、臨安は許七安が届けた絵巻を開くの。そこには、平陽(ピンヤン)郡主が生前に描いた、二人が元宵節を楽しんでる様子が!しかも、平陽直筆の詩まで添えられてて…これ見たら、そりゃ号泣するしかないって!太子(タイシ)も臨安を見舞いに来て、その泣き声に心を痛めてたわ。
最近、許七安がお給料を家に持って帰ってこないもんだから、叔母さんがイライラMAX!許平志(シュー・ピンジー)と許七安に「今すぐ月俸を出せ!」って詰め寄るんだけど、二人とも懐はスッカラカン。「これからは肉は食わん!野菜で節約じゃ!」なんて言ってた矢先…なんと、宮中からお使いが!皇帝からの褒賞金がやっと届いたのよ!しかも、ピッカピカの黄金五千両!叔母さんと許平志(シュー・ピンジー)、目が点よ!生まれてこの方、こんな眩しい金塊見たことないって!これで許七安の家庭内地位は爆上がり!叔母さんと許平志(シュー・ピンジー)、手のひら返しで「七安や~」って猫なで声よ。許七安も太っ腹で、叔母さんにたくさんの金子を預けてたわ。
許七安は、昔の銅鑼(どら)仲間や李玉春(リー・ユーチュン)にも金子を分けてあげて、みんな大感激!「苦しい時は一緒でも、楽しい時まで分かち合えるなんて、お前は本当にいい奴だ!」って。泣けるじゃないの!
でもね、皇帝がなかなか許七安の死罪を許してくれないから、許七安はずっと不安なの。魏淵(ウェイ・ユエン)様によると、どうも皇帝は許七安のことが気に入らないみたい。前の霊龍の件が尾を引いてるのかもって。許七安が「周赤雄(シュウセキユウ)を捕まえれば、死罪を免れますかね?」って聞いたら、魏淵様は「そりゃあ大手柄だ」って頷いてくれた!
そしたら、なんと!天諦会(てんていかい)の二号メンバーが周赤雄を捕まえて、鳳凰に乗って許七安の目の前に届けてくれたのよ!キタコレ!周赤雄を捕まえただけじゃなくて、彼を助けてた貴人も必要だってことで、許七安は白鹿書院(はくろくしょいん)の大儒(たいじゅ)と司天監(してんかん)の采薇(サイウェイ)ちゃんと一緒に、皇帝に会いに行くことに!さあ、どうなる!?
つづく