貢珠の期限は目前!追い詰められる崔家と端午(たんご)の秘策

朝廷への貢珠の期限が、もう10日もないって状況!崔十九(さいじゅうきゅう) は、燕子京(えん・しけい)が官売に出すっていう宝石を何としても手に入れようと必死。そりゃそうだよね、ここで失敗したら崔家の面目丸つぶれだもん。

一方、端午(たんご)ちゃんは趙管事(ちょう かんじ)と一緒に船隊の秘密の部屋へ。そこには目がくらむようなお宝の山が!これを担保にして官売に参加するって魂胆ね。しかも、燕子京(えん・しけい)様からは「真珠は全部買い占めろ。崔家には一粒たりとも渡すな」って密命を受けてるんだから、もうワクワクが止まらない!

燕子京の余裕と、運命のブラインドオークション!

燕子京様は、端午ちゃんがどう動くか、高みの見物って感じ。「賽は投げられた、後悔はない」って、どんだけ余裕なのよ!たとえ端午ちゃんが失敗しても、全部お見通しで、ちゃんと後始末できる自信があるってことね。さすが策士!

そして始まった運命の競売会!端午ちゃんは卓宝斎(たく ほうさい)を味方につけて参戦。もちろん、崔十九(さいじゅうきゅう) と、そのお父さん(崔父(さいふ))も来てるわよ。今回の競売、なんと中身が全く見えないブラインドオークション!箱に貼られた封印だけが頼りなんて、ギャンブルすぎるでしょ!

最初は卓宝斎と端午ちゃんが競って値段を吊り上げていくの。崔十九(さいじゅうきゅう) のお父さんも「負けてられるか!」って感じで応戦するんだけど、崔十九は「お父様、気をつけて!燕子京はとんでもない男よ!」って必死に止めるの。でも、お父さんってば娘の言うことなんて全然聞かないんだから、もう!

崔家の誤算!衝撃の結末と燕子京の逆転劇!

康琚(こうきょ)の調べで、崔十九が2600両の銀を持ってきたことはバレバレ。端午ちゃん、ここぞとばかりに値段を2550両まで釣り上げるのよ!そしたら案の定、崔父(さいふ)が「2600両!」で落札!

やったー!って崔家が思ったのも束の間。封印を解いて箱を開けたら…中身は全部ガラクタ!お父さん、ショックで気絶しちゃったわよ。そりゃそうだわ、全財産に近い金額でゴミを買っちゃったんだから。

端午ちゃんも、内心ヒヤヒヤだったみたい。「もし崔家が途中で降りてたら、自分がこのガラクタを抱えることになってた…」って、想像しただけでゾッとするわよね。

そして、この修羅場に颯爽と現れたのが、燕子京様!しかも、死んだはずの衛斯会(えい しかい)を連れてるじゃないの!衛斯会が生きてるってことは、燕子京様の殺人容疑は晴れて無罪放免!崔十九、またしても燕子京様の掌の上で踊らされて、崔家の財産ぜーんぶパーよ!いやー、この逆転劇、スカッとしたわ~!

祝宴と、趙管事の新たな旅立ち

一件落着で、燕子京様は船上で祝宴を開催。端午ちゃん、ここで趙管事のために褒美をお願いするなんて、本当にいい子よね。趙管事は、もう年だから故郷に帰って静かに暮らしたいって。燕子京様も、長年船隊を支えてくれた趙管事の労をねぎらって、たんまり褒美と揚州のお店までプレゼント!こんないい主人の下なら、みんな喜んで働くってもんよね。

追い詰められた崔十九、最後の賭けに出る!

競売失敗の責任を全部なすりつけられた崔十九。このままじゃ終われないわよね。彼女、徐南英(じょなんえい)が貢ぎ物の蓮の台座を用意してるって情報を掴んで、こっそり会いに行くの。そして、「張晋然(ちょう・しんぜん)を始末するから、数日だけ待って!」って取引を持ちかけるのよ。もう、なりふり構ってられないって感じね。

張晋然(ちょう・しんぜん)に迫る魔の手!端午の反撃なるか!?

崔十九は、手下の崔甲(さいこう)に張晋然(ちょう・しんぜん)の暗殺を命令。ちょうどその時、張晋然は広州を離れる前に、端午ちゃんと一緒に異国の市場を散策してたの。そこに刺客が現れるなんて、ドラマの王道展開!

端午ちゃん、襲ってきたのが崔甲だって気づいて、棒を振り回して応戦するんだけど、惜しくも逃げられちゃった。張晋然、無事でよかったけど、まだまだ油断できないわね!

『紅き真珠の詩』第10話の感想

『紅き真珠の詩』第10話は、息をのむような展開の連続で、一時も目が離せませんでした。特に印象的だったのは、燕子京の周到な計画と、それによって崔家が窮地に追い込まれていく様です。ブラインドオークションという、運も絡む舞台設定が緊張感を高め、端午がギリギリのところで崔家に高値でガラクタを掴ませる場面は、見事というほかありませんでした。

衛斯会が生きていたというどんでん返しも鮮やかで、燕子京の無実が証明されるシーンは爽快でした。彼の知略には毎回感服させられます。

一方で、崔家の没落ぶりは哀れでもありましたが、崔十九の執念深さにはある種の凄みを感じます。彼女が張晋然の命を狙うという新たな動きは、物語に更なる波乱を呼びそうで、今後の展開が非常に気になります。

つづく