まさかの裏切り!金塊が小石に…端午(たんご)、絶体絶命の大ピンチ!

物語は、端午(たんご)と衛司会(えいしかい)が一緒に馬車でお宝探しの旅に出るところからスタート。初馬車にはしゃぐ端午(たんご)、かわいかったわよねぇ。でも、そんなほんわかムードも束の間、衛司会が「お腹痛い~」とか言い出して、まさかの端午一人で宝石商と交渉するハメに! しかも、衛司会が「これ金塊だから!」って渡した箱の中身、開けてビックリ玉手箱ならぬ、ただの小石だったのよ! おいおい衛司会、あんたってヤツは…! 端午の冷や汗ダラダラ顔、こっちまで心臓バクバクしちゃったわ。

でも、我らが端午はただじゃ転ばない! 頭フル回転させて、N海藩商(えぬかいはんしょう)の施納威(しなウェイ…って資料にはあるけど、今回はN海藩商で統一するわね!)に「ウチらと組めば、アンタの真珠使って最高の髪飾り作るぜ!値段爆上がり間違いなし!」って大胆提案! 商人だもの、利益には目がくらむわよねぇ。N海藩商も「明日までに試作品持ってこい」って、条件付きで乗ってきた! さすが端午、土壇場での交渉力、ハンパない!

裏切り者には制裁を…でも、それも計算のうち?燕子京(えん・しけい)の底知れぬ恐ろしさ

船に戻った端午が目にしたのは、柱に縛り付けられて拷問される衛司会の姿…。なんと、燕子京(えん・しけい)は衛司会が崔十九(さいじゅうきゅう) と裏で繋がってた証拠をガッツリ掴んでたのよ! 大量の屋敷や土地の権利書って…衛司会、アンタ欲張りすぎ! 燕子京(えん・しけい)は「衛司会、死刑な!」ってバッサリ。端午は必死でかばおうとするんだけど、張晋然(ちょう・しんぜん)の口添えもあって、結局「海にポイ捨て」ってことに…。いや、それも十分酷いけど!

でもね、ここで端午が気づいちゃうのよ。燕子京が昼間の小石事件、全部お見通しだったってことに。燕子京、あっさり肯定。うわぁ…信じてた人に「お前も駒の一つだよ」って言われたようなもんじゃない? 端午の目にみるみる涙が浮かんで…こっちまで胸が締め付けられたわ…。

そして、端午の弟・小蝦米(しょうこうべい)も拷問でボロボロに…。「姉ちゃん、曹頭(そうとう)たちを恨むなよ…俺たちじゃ太刀打ちできない相手なんだ」って健気な言葉が、もう…(涙)。

真珠争奪戦!崔十九(さいじゅうきゅう) の横やりと、端午の冷静な一手

翌日、端午が作った珠钗(じゅさい:真珠のかんざし)はN海藩商に大絶賛されるんだけど、ここでライバル崔十九(さいじゅうきゅう) が登場! さすが官商、宮中御用達だけあって、持ってきたアクセサリーのデザインがまた洗練されてるのよ…。崔十九は「値段2割増し!さらに手付金500金!」って、もう無茶苦茶な高値で勝負に出てきた! 燕子京にはそんな大金払えるわけもなく、端午は潔く撤退。でも、去り際に崔十九に「そんな高値で売れなかったら、大損こくわよ?」ってチクリ。この一言が後々効いてきそうよねぇ。

衝撃のラスト!燕子京、逮捕…!? これってまさか…

その夜、岸に這い上がった衛司会を、燕子京がまさかの手討ち…! 冷酷すぎるけど、その瞬間を何者かに見られてたのよ! 翌日、船上で衛司会の死体が見つかって、徐南英(じょなんえい)が高額懸賞金で情報を募集。あっという間に燕子京が犯人として名乗り出られて、お縄に…。

え、え、えーーー!? 展開早すぎ! あの用意周到な燕子京が、そんなヘマする? しかも役人に捕まっちゃって、これからどうなっちゃうのよ!? 端午も「ありえない…」って顔してたわよね。

血珠と残された謎…端午、覚醒の時!

燕子京の腹心・康琚(こうきょ)が端午を呼び出して、血珠を渡して「もう行きなさい」って。え、燕子京が捕まる前にいつこれを? しかも、約束の300金、まだ端午は燕子京に払ってないのに! 康琚は「騒動に巻き込まれるな」って言うけど、私たちの端午は、もうただのか弱い女の子じゃないのよ!

役人が船の宝物を差し押さえてるのを見た端午、ピコーン!と閃いた! 龐従事(ほうじゅうじ)に「燕子京の部屋にもっとヤバいお宝あるっぽいよ~」ってわざと情報をリーク。案の定、深夜に龐従事と曹大(そうだい)が盗みに入ったところを、康琚がガシッと確保! 内部の盗みはご法度中のご法度! 甲板に縛り付けられた二人を、なんと端午が自ら鞭でビシバシ! 張晋然(ちょう・しんぜん)も「あんなおしとやかだった端午が…まるで燕子京みたいに冷酷だ…」ってドン引き。

いやー、最後の端午の変貌っぷり、鳥肌立ったわ! 守られるだけだった少女が、自ら茨の道を選んで戦い始めた感じ? 燕子京の逮捕も、もしかしたら壮大な計画の一部なのかも…?

つづく