嫉妬の炎と黒い策略、曹大の卑劣な罠

まずね、あの曹大(そうだい)!相変わらず端午(たんご)の活躍が面白くないみたいで。端午(たんご)が燕子京(えん・しけい)様のお気に入りなのが、もう許せないって感じ?上司に付け届けまでして、端午(たんご)の評判を落とそうと必死ですよ。しかも、今回はとんでもない行動に出るんです…それは後ほど!

端午の才能開花!馮氏との絆と新たな挑戦

一方、我らが端午は本当に逞しい!手作りの簪(かんざし)が馮氏(フォンシ)の宝飾店でバカ売れ!その才能、分けてほしいくらいです(笑)。勢いに乗る端午は、馮氏に「真珠の買い付けをしたい」と相談。例の「鮫人奪宝(こうじんだっぽう)」の件で、端午が渦中にいることを察した馮氏は、さすが姉御肌!「いいわよ、協力するわ!」と快諾。この二人の友情、グッときますね!

運命の再会?張晋然(ちょう・しんぜん)の登場と不穏な空気

馮氏とお茶をしていた端午は、宿を追い出された張晋然(ちょう・しんぜん)にバッタリ。以前助けてもらった恩があるから、お茶に誘うんだけど、この張晋然(ちょう・しんぜん)がまたワケありな様子。「何者かにハメられた」とか言って、燕子京(えん・しけい)様のところに身を寄せたいなんて言い出すんです。

端午の紹介で燕子京(えん・しけい)様に会うんだけど、燕子京様の態度がね、前と全然違う!めちゃくちゃ冷たいの!皮肉タラタラなのに、なぜか張晋然の滞在を許可。うーん、これは何か裏がありそう…!

腹の探り合い!燕子京と張晋然、それぞれの思惑

張晋然が去った後、燕子京様が部下に「徐南英(じょなんえい)が動き出した。張晋然がヤツの不正の証拠を掴むのを恐れている。張晋然は知りすぎた。慎重に行動しろ」ですって!どうやら、朝廷の役人である徐南英が、献上される真珠が激減してる件で何かヤラかしてるみたい。

そして深夜、燕子京様と張晋然が密会!張晋然は、燕子京様が崔氏(ツイシ)を追い詰めてる本当の理由を探ってる。「真珠閣を燃やしたり、市場の真珠を買い占めたり、あんたのやり方は商人じゃない。崔十九(さいじゅうきゅう) とどんな恨みがあるんだ?」って問い詰めるんだけど、燕子京様はいつものように飄々とかわしちゃう。この二人の腹の探り合い、ゾクゾクしますね!

張晋然は、燕子京様のところにいるのが一番安全だと判断。燕子京様の船には凄腕の護衛がたくさんいるし、守りも鉄壁。どうやら張晋然は、徐南英の悪事の証拠となる帳簿は手に入れたみたい。あとは決定的な証人を見つければ…!

秘密の部屋と重大な任務!端午、新たなステージへ

そして、ついに来ました!燕子京様が端午を自室の「密室」へ案内するシーン!きゃー!初めて入る密室には、見たこともないようなお宝がザックザク!しかも南蛮の最高級品ばかり!これには端午も「燕子京様の目的って一体…?」と疑心暗鬼。

そんな端午に、燕子京様は美しい玉のかんざしをスッと挿してあげて、「明日、お前には商隊を代表して真珠の入札会に行ってもらう。そこの真珠、全部落としてこい。みっともない格好はするなよ」と。ひゃー!いきなりの大抜擢!端午、どうする!?

迫る暗殺者の刃!徐南英の焦りと張晋然の危機

一方、悪徳役人の徐南英は、張晋然が帳簿を手に入れて都に送ったと聞いて、もうパニック!「このままじゃヤバイ!」と、またしても張晋然の暗殺を指示!卑劣なヤツめ!

でも、張晋然もただ者じゃありません。武術の心得もあるし、頭もキレる!なんとか刺客から逃げ切るんだけど、やっぱり深手を負ってしまう…。そして、部下の追跡で、刺客が徐南英の屋敷に入っていくのを確認。やっぱり黒幕はアンタか、徐南英!

揺れる心…端午と張晋然、それぞれの覚悟

張晋然がケガをしたと聞いた端午は、すぐに駆けつけて手当てを。張晋然は「燕子京は底が知れない男だ。手段も選ばない。君はもう船隊を離れた方がいい」と忠告するんだけど、端午は「ここには希望があるんです」とキッパリ。

張晋然が「燕子京は弱肉強食の世界の住人だ」と言うと、端午もそれは認めつつ、「私みたいな人間は、毎日が刃の上を渡るようなものなんです」と…。うぅ、端午の覚悟に胸が熱くなります。

新たな目的地、韶州へ…そして小蝦米に魔の手が!

そんな中、燕子京様に新たな情報が。どうやら、生き別れた妹君が韶州(シャオジョウ)にいるらしい!広州もだんだんキナ臭くなってきたし、燕子京様は端午(たんご)に「広州の仕事はさっさと片付けて、韶州へ向かうぞ!」と指示(ここの指示系統、ちょっと曖昧だけど、多分燕子京様の命令よね?)。

物語が大きく動き出しそうな予感…!と思ったら、ラストにとんでもない置き土産が!

あの曹大が、端午が衛司会(えいしかい?役職かな?)とかいう人と出かけるのを知って、なんと子分の小蝦米(しょうこうべい)を船底に縛り付けて拷問!うわー!最低!小蝦米、大丈夫なのー!?

つづく