琼花会、波乱の幕開け!端午(たんご)の策が光る!

今回のメインイベントは、なんといっても歌姫たちの美と技を競う「琼花会(けいかかい)」!会場は熱気に包まれて、歌姫たちはそれぞれ自慢の芸を披露するんだけど、やっぱり厳しい世界よね…。実力不足だったり、後ろ盾がなかったりする歌姫は、容赦なくヤジの的になっちゃうの。

そんな中、注目の一人、白校書(はくこうしょ)が登場!彼女、琵琶の腕はピカイチなんだけど、なんと端午(たんご)が試作品として作った螺鈿(らでん)をこっそり盗んで使ってたのよ!しかも、その螺鈿、実は竹製で強度がイマイチ。案の定、演奏中に白校書の爪が折れちゃって、演奏続行不可能に…!うーん、やっぱり悪いことはできないってことね。

一方、我らが端午(たんご)は、ただ見ているだけじゃないの!彼女は、琵琶の名手・桓郎(かんろう)に優勝を託すだけでなく、踊り子の薛麗娘(せつれいじょう)にも救いの手を差し伸べるの。特製の舞踏靴をプレゼントして、さらに桓郎と組んでパフォーマンスすることを提案!「琵琶と舞、最強の組み合わせでしょ?」ってね。薛麗娘はちょっと不安そうだったけど、端午の勢いに押されて承諾!この采配が、まさかの結果を生むことになるのよ…!

桓郎、まさかの優勝!そして明鏡台、一夜にして名を馳せる!

そして結果発表!なんと、薛麗娘が準優勝!そして、栄えある優勝は…桓郎だったのー!やったね!

でも、驚きはこれだけじゃなかった!桓郎は受賞スピーチで、今回のアクセサリーが全部、端午のお店「明鏡台(めいきょうだい)」のものであることを高らかに宣言!さらに、「自分は今後、琼花会には出場しません!」とも。これには会場も騒然!

この琼花会、最大の勝者は間違いなく端午よね!明鏡台の名前は一気に広まって、これで杭州にお店を構える夢もぐっと近づいたわ!

端午、燕子京(えん・しけい)への想いと新たな決意

琼花会の後、端午は燕子京(えん・しけい)が毎日通るという小橋へ。自分の力で手に入れた珠宝店の話をして、「もうあなたを見上げることはないわ。これからは揚州で、私のお店を大きくしていく」と、静かに、でも力強く宣言するの。二人の関係も、新しいステージに進む予感…!

祝賀会での一幕、歌姫たちの心に火を灯す!

端午は琼花会の成功を祝して、歌姫たちを招いて大宴会!白校書が優勝しなかったことで、他の歌姫たちの不満も少なくて、むしろこれからは明鏡台のアクセサリーを買おうって、端午にご機嫌取りする始末(笑)。

宴もたけなわ、ある歌姫が「私たち歌姫なんて、結局は権力者のおもちゃ。美人薄命よね…」なんて悲しいことを言い出すの。でも、端午はきっぱり反論!「男なんかに頼っちゃダメ!自分の力で未来を切り開くのよ!」って、熱く語るの。

その言葉に、多くの歌姫たちが心を打たれて、「私たちも明鏡台のジュエリーの広告塔になりたい!」って申し出るのよ!すごいわ、端午!最高の販売チームと、腕利きの職人たち。明鏡台の未来は明るいわね!

鄭知衡(てい ちこう)との決別、そして本当の自由へ

そんな中、鄭知衡(てい ちこう)が、まさかの身売り契約書を持ってきて端午にサインを迫るの!でも、今の端午はもう昔の彼女じゃない!筆を取ると、契約書をぐちゃぐちゃに塗りつぶしちゃったの!「鄭家も、これからは明鏡台の株主の一人に過ぎないわ。明鏡台の利益で、あなたもお母様も十分に暮らしていけるはずよ」って。鄭知衡(てい ちこう)も、端午の価値を認めざるを得ないって感じだったわ。

これで端午は、名実ともに自由の身!珍珠楼(ちんじゅろう)から逃げ出し、燕子京(えん・しけい)の船団に助けられた日々…。もう誰にも支配されない。自分の店を持ち、自分の力で生きていくの!

その夜、端午は夢を見るの。小蝦米(しょうこうべい)、曹大(そうだい)、孟司会(もうしかい)、响声兄弟(きょうせい きょうだい)…大切な人たちのことを。自分がやっとここまで来たのに、彼らがそばにいない寂しさを感じて、ちょっと切なくなっちゃった…。

明鏡台、華々しくオープン!白校書の末路は…

そしてついに、明鏡台がオープン!赤い晴れ着に身を包んだ端午は、自信に満ち溢れていて、とっても輝いてたわ!お店も初日から大繁盛!

一方、琼花会で落ちぶれた白校書は、人気もガタ落ち。何度も燕子京に会おうと珍琅閣(ちんろうかく)を訪れるんだけど、康倨(こうきょ)に門前払い。「利用価値のない人間は、うちの主人に会う資格なんてないんですよ」って、バッサリ!厳しいけど、これが現実なのね…。

つづく