【紅き真珠の詩 24話】ネタバレ感想！明鏡台の繁盛と迫る危機！燕子京の次なる一手は？

端午(たんご)ちゃんのお店「明鏡台(めいきょうだい)」、オープンしてからもう大繁盛！揚州の女子たちがこぞって押し寄せてるみたい。そりゃあ、端午(たんご)ちゃんのセンスと腕前じゃ当然だよね！

でも、そんな明鏡台の成功を面白くないと思ってる人もいるわけで…。そう、あの白校書(はくこうしょ)さん。かつて歌姫コンテストで競い合った仲間たちが明鏡台を手伝っているのを見て、チクリ。「後ろ盾もないのに、そんな店いつまでもつかしらね～？」だって。性格悪いわ～(笑)。

でも、歌姫たちは強気！「明鏡台には鄭(てい)家も出資してるんだから、潰れるわけないでしょ！」って言い返しちゃったもんだから、白校書さん、ぐうの音も出ず。スカッとしたわ～！

そんな中、揚州でしっかり足場を固めた端午ちゃんのもとに、あの崔十九(さいじゅうきゅう) がこっそり会いに来たの。目的はもちろん、燕子京(えん・しけい)への復讐。蝦米(シャミ)や隊商の人たちが燕子京(えん・しけい)に殺されたことを改めて持ち出して、一緒に手を組まないかって誘ってきたんだけど…。

端午ちゃんは冷静だったわ。「あなたとは進む道が違う」って、きっぱり断ったの。崔十九(さいじゅうきゅう) の魂胆なんてお見通しってわけね。強いぞ、端午ちゃん！復讐の連鎖は断ち切らなきゃだもんね。

一方、我らが(？)悪役、燕子京。彼も彼で、お店をやりながら裏ではコソコソと驪龍盗(りりょうとう)の行方を追ってるみたい。どうやら驪龍盗が、郢王(えいおう)の手を経由するはずだった貢物を横流ししようとしてる情報を掴んだらしいの。

しかも、その貢物の中には、郢王が聚宝斎(しゅうほうさい)に手配させた皇太后さまへの誕生日プレゼント「紅葉冠(こうようかん)」があるって情報までゲット！これは何かヤバい匂いがプンプンするわ…。燕子京は、腹心の康倨(こうきょ)に、この「紅葉冠」を調べるよう命じたんだけど、一体何を企んでるのかしら？

そして、その夜、事件は起こったの！聚宝斎の護送隊が「紅葉冠」を運んでいると、謎の覆面集団に襲われちゃった！でも、この強盗たち、人を傷つけるわけでもなく、金品を奪うわけでもなく…なんと、「紅葉冠」を地面に叩きつけて踏みつけて、めちゃくちゃにしちゃったの！

これには鄭の旦那も真っ青！皇太后さまへの大切な献上品、しかも貴重な紅雅姑(こうがこ)っていう宝石があしらわれた逸品よ。期日までに納品できなかったら、鄭家はおしまいだわ…！

鄭の旦那は、大慌てで「紅葉冠」を作り直させようとするんだけど、王冠に使う金はともかく、肝心の宝石、特に紅雅姑がどこにもない！唯一持っているのが…そう、あの燕子京！

普段は異国の宝石なんて見向きもしなかった鄭家だけど、背に腹は代えられない。藁にもすがる思いで燕子京に会いに行くんだけど、これがまた燕子京の思うツボだったのよ。

燕子京ったら、足元見て値段を吊り上げるだけじゃなく、「紅雅姑はもう予約が入っちゃってね～。もし1日で八千金用意できるなら、譲ってあげてもいいけど？」だって！ひどい！そんな大金、一日で用意できるわけないじゃない！鄭の旦那、怒りと焦りで倒れちゃいそうだったわ…。

そんな中、鄭の旦那の耳に、三男坊が明鏡台に出資してるって情報が！これに鄭の旦那、ブチギレ！チンピラを雇って、明鏡台の看板をぶっ壊させようとするの。なんてことするのよ！

でもね、ここでちょっと面白い展開が。チンピラたちが店を襲撃しに来た時、岳雲岫(がくうんしゅう)さんが必死に抵抗。チンピラも、まさか人死にを出すわけにはいかないから、「使えないガラクタでも出しとけよ。そいつら壊して報告するからさ」って小声で岳雲岫さんに耳打ち。ちょっと優しい(笑)。

で、最初の襲撃の後、またチンピラが明鏡台に来るんだけど、そこで店の販売員のぽっちゃり娘、櫻桃(おうとう)ちゃんに一目惚れしちゃったの！ええーっ！？まさかのラブ展開！？チンピラくん、もうお店を壊すどころじゃなくなっちゃって、適当に壊したフリしてご主人様に報告。この恋、どうなるのかしら(笑)。

一方、端午ちゃんは元手が少ないながらも、お店を切り盛りするために新しいアイデアを思いついたの。それは、「古いアクセサリーのリフォーム」！

お金はあんまりないけど、いつも新しいアクセサリーを身に着けたいっていう歌姫たちの願いを叶える、まさに画期的なサービス！リフォーム代と手数料で、お客さんもお店もハッピーになれるなんて、端午ちゃん、さすが商売上手だわ！

つづく