さて、前回、私たちの歌姫・端午(たんご)が、まさかの殺人容疑で追われる身に…!一体どうなっちゃうの!?とハラハラドキドキでしたが、今回の26話では、その事件の真相にググッと迫っていきますよ!

それでは、早速、禁断の(!?)ネタバレありで、26話の濃密すぎるストーリーを振り返っていきましょう!まだ見てない方は、ここから先は自己責任でお願いしますね~!

張晋然(ちょう・しんぜん)、杭州へ!徐南英との腹の探り合い…そして端午(たんご)の正体が!?

物語は杭州からスタート。鄭(テイ)家を包囲し、舞姫殺害事件を自ら審理しようとする張晋然(ちょう・しんぜん)の元に、徐南英(じょなんえい)がこっそり接触してきます。「俺ぁ郢王(エイオウ)とも懇意でね…たかが舞姫一人のことで、事を荒立てないでくれよぉ」なんて、恩着せがましいというか、脅しとも取れるような言い方!むむ、こいつ、何か裏がありそうだぞ…?

でも、我らが張晋然(ちょう・しんぜん)はそんなことで怯むタマじゃありません!「これはただの舞姫殺害事件じゃない。驪龍道(リリョウドウ)が盗んだ宝を追っていたら、殺人事件にぶち当たったんだ!」とピシャリ。そう、張晋然は朝廷でも一目置かれるキレ者。徐南英も、かつて燕(エン)家滅亡に関わった郢王や驪龍道のことを知っているだけに、これはヤバいと思ったんでしょうね。なんとか責任を他に押し付けようと画策し始めます。

そんな中、白校書(ハク・コウショ)なる人物が役所に駆け込んできます。「端午(たんご)と店の者が河辺の路地へ行くのを見た!」と血書まで提出!うわー、完全に端午が犯人に仕立て上げられようとしてるじゃん!人証を得た張晋然は、すぐさま明鏡台(めいきょうだい)へ。

そこで彼が見たのは…なんと、岳雲岫(ガク・ウンシュウ)!そして、杭州でその名を轟かせる名妓・蘇幕遮(そ・まくしゃ)こそが、端午だったという衝撃の事実が明らかに!いや~、これにはビックリ!張晋然もまさか、って顔してましたよね。でも、彼は端午が宝のために人を殺すなんて信じちゃいません。岳雲岫から事の経緯を聞き、「端午を頼む。外は危険だ。必ず濡れ衣を晴らしてみせる」と力強く約束するのでした。かっこいいぞ、張晋然!

燕子京(えん・しけい)の助言と、桓郎が遺した謎の紙片

一方、明鏡台には燕子京(えん・しけい)もいました。彼は端午に一緒に逃げようと持ちかけますが、亡き桓郎(カンロウ)のためにも、そして自らの潔白を証明するためにも、端午は逃げることを拒否。「ここに残るわ」と強い意志を見せます。燕子京(えん・しけい)の眼差しに、まだ自分への気遣いを感じ取った端午は、桓郎の簪(かんざし)に隠されていた紙片を彼に託します。そこには、驪龍道の宝の隠し場所らしき地図が…!これ、重要な手がかりになりそう!

燕子京は「疑うなら鄭家だ。驪龍道の盗品売買にずっと関わってきた」と端午にヒントを与えます。端午の脳裏に浮かんだのは、鄭知衡(てい ちこう)。現場には彼のハンカチが残されていましたが、彼もまた被害者かもしれない…。じゃあ、一体誰が彼を陥れようとしているの?そこで端午が思い出したのは、かつて見た鄭四郎(テイ・シロウ)から桓郎への別れの手紙。そこには、確かに鄭四郎の署名が…!ピーンと来た!って感じでしたね!

端午と鄭知衡(てい ちこう)、まさかの共闘!そして鄭四郎、自滅への道…

真実に近づいた端午は、大胆にも深夜、鄭知衡(てい ちこう)の屋敷に忍び込みます。「あなたの無実を証明する方法がある。協力して鄭四郎を追い詰めましょう」と持ちかける端午。濡れ衣を着せられ、絶体絶命の鄭知衡に断る理由はありません。まさに呉越同舟、ってやつですね!

端午の指示通り、鄭知衡は鄭四郎に「桓郎の遺品や書簡がオークションに出るらしい」と情報を流します。これには鄭四郎、顔面蒼白!彼が桓郎に送った恋文の数々…それが公になったら、彼の秘密の関係がバレてしまう!

慌てて桓郎の家へ駆けつけた鄭四郎。そこでは、まさに桓郎の絵が展示され、「この絵の中の男は誰だ?」なんて噂話が…。鄭家に疑いの目が向きそうになったその時、鄭四郎は「うわーん!桓郎とは熱い仲だったんだー!」と大嘘八百の号泣芝居!「彼の遺品は全部私が買い取る!」と宣言し、なんとかその場を収めます。

ついに暴かれる真実!しかし、端午に新たな魔の手が…!

人々が去り、ホッと一息ついた鄭四郎。「あの桓郎め、死んでも厄介事を残しやがって…もう少しでバレるところだったぜ」と毒づいたその瞬間!物陰から現れたのは…端午!手に持った刀を鄭四郎の首筋に突きつけ、「なぜ桓郎を殺したの!?」と問い詰めます。キターーー!

さっきまでの威勢はどこへやら、鄭四郎は途端に命乞い。「たかが舞姫のために騒ぐなよ。あんただって明鏡台の女将だろ?俺がうまく言って、あんたの無実も証明してやるからさぁ」なんて、どこまでも卑劣な男!端午の怒りは頂点に。「桓郎は高潔な人だったのに、あなたのような人間のクズを見抜けなかったなんて…!」と、桓郎を想い、涙を滲ませるのでした。切ない…。

そこへ、張晋然が部下を連れて到着!人証も物証もバッチリ揃い、鄭四郎はついに御用!…となるはずが、ここでまたしても徐南英が横槍を!「端午の容疑も晴れてない」と、なんと端午まで捕らえようとするのです!ええー、なんで!?張晋然が庇おうとしますが、端午は「潔白は必ず証明される」と、朝廷で鄭四郎と対決する道を選ぶのでした。強いぞ、端午!でも、この先どうなっちゃうの~!?

つづく