林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)は誤解を解いて和解し、口づけを交わして互いの気持ちを確かめ合う。一方、鹿南一への想いを断ち切れない付聞淵(ふぶんえん)は、全財産を懸けて求婚するも、きっぱりと断られ潔く身を引いた。その夜、鹿南一は不吉な悪夢にうなされる。
事件の真相究明のため京城へ戻ることを決めた林清秋に、宮北音(きゅうほくおん)と雷羽(らいう)、そして取材を口実にした鹿南一も同行する。しかし、京城に到着した途端、一行は役人に取り囲まれ、そこで林清秋が実は高貴な身分である「小王爺」であることが明かされる。ひとまず役人の陸白(りくはく) を訪ねるが、捜査への協力は得られず、新たな障壁に直面する。
「鹿苑記~僕の生意気な彼女~」あらすじネタバレ8話
やっと素直になれた二人!待望の和解キス!
物語の冒頭、ついに林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)が本音で語り合います。「なんで私の本が売れてから随分経つのに、もっと早く会いに来てくれなかったのよ!」と拗ねる南一、可愛すぎません?(笑) それに対して清秋も、やっと彼女の本を見つけたと説明。もう過去はいい、今が大事なんだ…そんな空気の中、清秋からそっとキス! そして、それに応える南一! はい、ごちそうさまです! このシーンを待ってました!
切なすぎる…!付聞淵、最後の告白
一方で、切ない展開も…。二人の様子を察した付聞淵(ふぶんえん)が、南一に最後の告白をするんです。自分の全財産を差し出して「結婚してほしい」と伝える姿は、もう…男前すぎる! 結果は分かっていながらも、自分の気持ちにケジメをつけようとする彼の誠実さには、思わず涙腺が緩んじゃいます。南一に断られた後も、彼女の選択を尊重するなんて、どこまでいい男なんだ…。付聞淵にも絶対に幸せになってほしい!
不穏な悪夢と、京城への決意
ラブラブムードかと思いきや、南一が悪夢にうなされるシーンにはドキッとさせられました。誰かが女性を無理やり棺桶に閉じ込めるなんて…一体何の暗示なんでしょうか。不穏な空気が漂います。
そんな中、清秋は事件の真相を確かめるために京城へ戻ることを決意。それを知った宮北音(きゅうほくおん)も同行を申し出ます。ここで面白いのが、雷羽(らいう)の反応! 宮北音(きゅうほくおん)に行ってほしくなくて、「忘れ物はないか?」なんて遠回しに引き留めようとするんですよ。「俺の心を置いていくつもりか?」ってことですよね!? 不器用なアプローチが可愛すぎる! 結局、宮北音に誘われて一緒に京城へ行くことになり、大喜びする雷羽なのでした(笑)。こっちのカップルも目が離せませんね!
もちろん、私たちの南一も黙ってはいません。清秋が「一緒に帰ろう」と誘うと、内心嬉しいくせに「新作の取材のためよ」なんてツンデレを発揮! 京城へ向かう馬車の中、清秋の肩で眠る南一の寝顔に、見ているこっちまでニヤニヤが止まりませんでした。
まさかの正体バレ!「小王爺」って何事!?
京城に到着した一行を待ち受けていたのは、衝撃の展開でした。なんと、屈強な侍衛たちに取り囲まれ、清秋は「小王爺様、お屋敷へお戻りください」と告げられるのです!
ええええーーー! 小王爺!?
そう、林清秋の正体は、高貴な身分である王家の息子だったのです! これには雷羽も、そして画面の前の私たちもビックリ仰天! 家柄の違いで二人が引き裂かれた過去の理由が、あまりにも重い形で明らかになってしまいました。
ひとまずお屋敷には戻らず、役人の陸白(りくはく) に会いに行く清秋。この陸白(りくはく) がまた、いかにもな嫌味な役人で…。南一のことを見下した態度を取るのですが、彼が放った一言が痛快でした。「君が書いた話本のおかげで、事件解決の能力が上がったよ」ですって! 皮肉のつもりでしょうが、南一の才能を認めちゃってるじゃないですか(笑)。
さあ、清秋の正体が明かされ、強力な壁となりそうな「お家」の存在が浮上した京城編。二人の恋の行方は、そして事件の真相はどうなるのか!?
つづく