書院にいる謎の仮面の書生・唐生。簡明舒(カン・メイジョ)はその正体に違和感を抱き調査を始めますが、そこには陸徜(リク・ショウ)の過去に関わる衝撃の真実が隠されていました。一方、何者かの罠により簡明舒の身に危険が迫ります。彼女を救うため奔走する陸徜と宋青沼(ソン・チンジャオ)。命がけの夜が明けた時、三人の関係に大きな変化が訪れます。
「めぐり逢いの花婿」あらすじネタバレ14話
謎の書生・唐生の正体
書院にいる顔を隠した書生、唐生(タン・ション)。簡明舒(カン・メイジョ)は彼に声をかけますが、冷たくあしらわれてしまいます。寮母の話では、唐生は幼い頃の火事で顔に傷を負い、ずっと顔を隠しているとのこと。華奢な体つきはまるで女性のようです。
簡明舒(カン・メイジョ)はわざと彼の前で転び、薬を借りる口実で部屋を探りますが、怪しいものは見つかりません。しかし、謝煦(シャ・ク)の名前を出した時の反応に違和感を覚えます。
一方、陸徜(リク・ショウ)も疑念を抱き、唐生の部屋へ向かいます。そこで彼が見たのは、かつての恩師・蘇先生の娘、蘇棠璃(スー・タンリー)の姿でした。彼女は死んだと思われていましたが、名前を変えて生き延びていたのです。
蘇棠璃(スー・タンリー)の悲しい過去
蘇棠璃(スー・タンリー)は、自分が死んだ人間として生きるしかない苦しい胸の内を明かします。かつて遊郭に身を落とし苦しんでいた時、5年前に自分に一目惚れしてくれた謝煦に助けを求め、救い出されたのだと言います。
陸徜(リク・ショウ)は、聞安県主(ブンアンケンシュ)がこの件を調べていると警告し、彼女を逃がそうとします。しかし、蘇棠璃は簡明舒(カン・メイジョ)の残した証拠を持っていると告げます。この言葉で、陸徜(リク・ショウ)は簡明舒の父・簡金海(カン・キンカイ)を誤解していたことに気づくのでした。
瑞王(ルイワン)と殷淑君(イン・シュージュン)の夜
場面は変わり、夜の殷淑君(イン・シュージュン)の部屋。瑞王(ルイワン)が突然訪ねてきます。殷淑君(イン・シュージュン)は入浴を口実に時間を稼ぎますが、逃げ場はありません。彼女は私たちは協力関係にあるだけで、私情は挟まないと線を引こうとします。
しかし瑞王(ルイワン)は彼女をベッドに抱き上げ、キスをするような素振りでからかいます。緊張してベッドの端を握りしめる彼女を見て、瑞王は満足げに去っていきました。二人の距離感も少しずつ変化しているようです。
仕掛けられた罠とすれ違う想い
簡明舒は、唐生が女性だと確信しつつも、陸徜が何か隠していると感じていました。そんな中、謝煦が簡明舒を陥れるための罠を仕掛けます。簡明舒は黒ずくめの刺客に襲われ、必死に逃げ惑います。実はこの刺客、謝煦の配下ではなく別の勢力でした。蘇棠璃は助けようとしますが、謝煦に止められてしまいます。
簡明舒は機転を利かせ、謝煦が用意していた別の罠に刺客を誘導して撃退しますが、力尽きて倒れてしまいます。必死に捜索していた陸徜が彼女を見つけ出し、部屋へと運びました。
夢の中の名前
ここでのシーンは切ないものでした。うなされる簡明舒の手を握る陸徜。しかし、彼女は夢うつつで宋青沼(ソン・チンジャオ)の名前を呼んでしまうのです。陸徜の表情には、隠しきれない寂しさが浮かびました。
目を覚ました簡明舒は、刺客が謝煦の仕業ではないと考えますが、宋青沼(ソン・チンジャオ)は見殺しにした謝煦も同罪だと激怒します。陸徜は簡明舒を安全な場所へ送ろうと提案しますが、宋青沼(ソン・チンジャオ)は自分のそばが一番安全だと譲りません。
正義と情の狭間で
陸徜は謝煦の元へ乗り込み、彼を殴り飛ばします。蘇棠璃への情を捨てきれず、県主の権力も欲しがる。中途半端な態度はやめろと激しく叱責しました。
その後、簡明舒は陸徜と蘇棠璃が話している現場を目撃してしまいます。蘇棠璃は自分の正体を明かし、陸徜が隠していたのは仕方がないことだと説明します。簡明舒は彼女の境遇に同情しつつも、態度は毅然としていました。
県主に頼まれた以上、真実を明らかにする必要があるあなたが謝煦に救われたのは事実でも、それが他人を傷つけていい理由にはならない
陸徜は蘇棠璃を守ろうとしますが、簡明舒は悪いことは悪いと譲りません。二人の間に、正義感ゆえの溝が生まれようとしていました。
第14話の感想
陸徜が不憫でなりません! 命がけで簡明舒を助けたのに、夢の中でライバルの名前を呼ばれるなんて、あまりにも辛すぎます。その切なさを抱えながらも、彼女のために謝煦を殴りに行く男らしさにはグッときました。そして蘇棠璃の登場で物語が一気に複雑に。彼女も被害者ですが、悪事に加担する謝煦を庇う姿には少しモヤモヤしますね。簡明舒のダメなものはダメという真っ直ぐな正義感が、このドロドロした展開の中で唯一の救いです。
つづく

