盧文才(ロ・ブンサイ)が何者かに殺害され、現場の証拠から謝煦(シャ・ク)に疑いがかかる。追い詰められた謝煦は、なんと蘇棠璃(スー・タンリー)の秘密を暴露し、彼女に罪をなすりつけようとする。陸徜(リク・ショウ)は真犯人を見つけるため、ある罠を仕掛けることに。捜査の末に判明した犯人の正体と、その裏に隠された悲しい事実に涙が止まらないエピソード。
「めぐり逢いの花婿」あらすじネタバレ16話
盧文才(ロ・ブンサイ)が謎の死を遂げるという衝撃的な事件が発生しました。息子の遺体を前に、盧尚書は悲しみに暮れ、豫王(ユーワン)に公正な裁きを求めます。
検視の結果、死亡時刻はごくわずか前であることが判明。さらに現場からは、なんと謝の文字が刻まれた凶器が見つかったのです。
保身のための裏切り
書院で謝の姓を持つのは謝煦(シャ・ク)ただ一人。当然、疑いの目は彼に向けられます。
謝煦はその凶器は数日前に失くした禁足処分を受けていたから部屋を出ていないと必死に弁明。そして、自分の潔白を証明するために蘇棠璃(スー・タンリー)を証人として呼び出しました。彼女が少し前に私を見舞いに来ていたと言うのです。
ところが、蘇棠璃(スー・タンリー)はこの事実を否定します。これに激怒した謝煦は、信じられない行動に出ました。なんと衆人環視の中で、蘇棠璃(スー・タンリー)が実は女であることを暴露したのです!
さらに彼女は罪臣の娘だ盧文才に正体を知られ、口封じのために彼を殺したんだと罪をなすりつけ始めました。自分の命を守るためなら、愛していたはずの女性さえも平気で売る謝煦。二人が互いに罪を押し付け合う醜い争いを、豫王(ユーワン)は面白そうに眺めていました。
真犯人をあぶり出す罠
その後、陸徜(リク・ショウ)が蘇棠璃のもとを訪れます。彼女が殺害を否定すると、陸徜(リク・ショウ)はひとまず安堵しました。殺人でさえなければ、まだ救う道はあるからです。
事件の真相を暴くため、簡明舒(カン・メイジョ)、宋青沼(ソン・チンジャオ)が現場検証を行います。彼らの推理では、盧文才は背後から刺されており、謝煦や蘇棠璃のような非力な者には不可能な犯行でした。つまり、真犯人は別にいます。
犯行時、犯人は返り血を浴びているはずです。まだ着替える時間はなかったと踏んだ陸徜たちは、ある策を講じました。全員に胡辣湯(辛いスープ)を振る舞うことにしたのです。
追い詰められた張公子
集められた学生たちの中で、張公子だけが頑なにスープを飲もうとしません。そこで簡明舒(カン・メイジョ)がわざとつまずき、彼にスープをこぼしてしまいます。それでも着替えを拒む張公子。
しかし、ついに逃げ場がなくなり、彼は観念しました。服の下には、血のついた下着が隠されていたのです。
張公子は盧文才殺害を認めました。十年もの間、必死に勉強してきたのに、盧文才のような人間に長年虐げられてきたこと。その恨みが爆発しての犯行でした。
悲しすぎる再会と別れ
事件は解決しましたが、後味の悪さが残ります。謝煦は文書偽造や罪人の隠匿で処罰されることになり、蘇棠璃は山長(学長)の監視下に置かれることになりました。
一方、牢獄に送られた張公子は、誰かが面会に来た様子もなく、服毒自殺を図ります。簡明舒(カン・メイジョ)は、張公子の古着からある人形が落ちるのを見てハッとしました。それは、劉沅桜(リュウ・ゲンオウ)がずっと探していた弟の人形と同じものだったのです。
まさか、張公子が彼女の弟だったなんて……。簡明舒は急いで劉沅桜を連れて牢へと向かいますが、毒はすでに回っており、張公子は瀕死の状態でした。姉弟の再会は、あまりにも残酷な形となってしまったのです。
第16話の感想
謝煦のクズっぷりには呆れ果てましたね……。自分の保身のために、好きな人を罪人の娘と暴露して売るなんて、最低すぎます。それに比べて、虐げられてきた張公子の動機が切なすぎて胸が痛みました。しかも、まさか彼が劉沅桜の弟だったなんて! やっと見つかった弟が殺人犯で、しかも目の前で死んでしまうなんて、劉沅桜の気持ちを思うと涙が止まりません。救いのない展開に心が重くなります。
つづく

