陸徜(リク・ショウ)は、ついに敵・豫王(ユーワン)を追い詰める決定的な証拠の在り処を突き止める。二人は盗賊を利用して敵の内輪揉めを誘う大胆な作戦を決行。林家の屋敷が混乱に陥る中、明舒は因縁の相手と対峙し、隠された衝撃の真実を突きつける。果たして復讐の行方は?
「めぐり逢いの花婿」あらすじネタバレ38話
復讐の道、二人で歩む覚悟
陸徜(リク・ショウ)に復讐をやめろとは言いませんでした。ただ、彼女が破滅的な道を選んで後悔しないよう、豫王(ユーワン)を法的に裁く方法があると提案します。
なんと、豫王(ユーワン)が曹海(そう・かい)を使って私兵を養っている証拠を掴んだのです。これは皇帝が最も嫌う逆鱗に触れる行為。たとえ長男である豫王でも、許されることではありません。
陸徜(リク・ショウ)はどんな結果になろうと、君のそばにいると誓います。そして、明舒が持っていた腕輪に隠された仕掛けを発見しました。小さな穴を押すと、中から鍵が飛び出したのです。
明舒はハッとします。実家の祠堂にあった観音像にも、同じような穴があったことを思い出したのです。父はそこに決定的な証拠を隠していたに違いありません。
夫婦漫才? 盗賊をおびき出す作戦
明舒たちは蘇棠梨(そ・とうり)にも計画を話し、一旦これまでの策を保留することにします。豫王を確実に地獄へ落とすため、蘇棠梨も協力を約束しました。
陸徜(リク・ショウ)の調査で、かつて簡家を襲った実行犯の生き残りが、今は盗賊をしていることが判明します。彼らは金持ちの夫婦を狙っていました。そこで陸徜と明舒は、そのターゲットになりすますことに。
恐妻家の夫と、気の強い妻この設定を聞いた明舒は、すぐに役に入り込みます。二人は派手な衣装に着替え、大量の荷物を持って宿へ向かいました。
案の定、盗賊の頭目・焦(しょう)親分たちが襲ってきます。しかし、箱の中身はただの石ころ。逃げようとする盗賊たちを二人は引き止め、逆に商談を持ちかけました。
黄金一万両で、私の復讐を手伝ってターゲットは曹海。彼が林家の老夫人の誕生祝いで持ち帰る財宝を奪おう、というのです。焦親分は悩みますが、その大金に目がくらみ、話に乗ることにしました。
悲しい再会と、迫る決戦の時
瑞王(ルイワン)と宋青沼(ソン・チンジャオ)も駆けつけますが、二人の仲睦まじい姿を見て、宋青沼(ソン・チンジャオ)は胸を痛めます。実は、明舒と宋青沼(ソン・チンジャオ)の結婚の日取りが1ヶ月後に決まってしまっていたのです。
以前、明舒が出した拒絶の手紙は無駄だったと知り、彼女は落ち込みます。しかし陸徜は今回の件で手柄を立てれば、皇帝に願いを聞いてもらえるかもしれないと励ましました。
そして、運命の日。林家では老夫人の誕生祝いが開かれていました。明舒は巧みに薬を使い、林家の人々を次々と眠らせていきます。
観音像の真実と、37人の無念
静まり返った屋敷で、明舒は祠堂へ向かいました。観音像に鍵を差し込むと、中から父が残した帳簿が出てきます。ついに証拠を手に入れました。
明舒は、意識が朦朧としている老夫人に冷たく告げます。あなたが毎日拝んでいた観音像は、父が私の母をモデルに彫らせたものよ老夫人が神だと思って祈っていたのは、自分たちが殺した被害者だったのです。
善人ぶって念仏を唱えても、あなたの罪は消えない明舒の言葉は、鋭い刃のように突き刺さります。
外では、焦親分たちが財宝を運び出そうとしていましたが、そこに曹海が官兵を連れて戻ってきました。盗賊と官兵、悪党同士の激しい潰し合いが始まります。
因果応報、血塗られた幕引き
混乱の中、周(しゅう)側室は金を持って逃げようとしますが、突然産気づいてしまいます。しかし、誰も彼女を助ける余裕はありません。
そこへ瑞王(ルイワン)たちが軍を率いて突入し、一気に制圧にかかります。追い詰められた曹海は最後の抵抗を見せますが、明舒はひるみませんでした。彼女は自ら短剣を握り、曹海に突き立てます。
簡家37人の命、今ここで償ってもらう!ついに、一族の仇を討ち取ったのです。
戦いの後、周側室は大量の出血により、お腹の子と共に命を落としました。自分の罪の深さを悟りながらの、あまりに哀れな最期でした。
第38話の感想
ついに直接対決! 明舒が自らの手で曹海にトドメを刺すシーンは、鬼気迫るものがありましたね。ずっと抱えてきた37人分の無念が晴らされた瞬間、胸が熱くなりました。
特に怖かったのは観音像の真実です。殺した相手の顔をした像を毎日拝んでいたなんて、最高の皮肉であり、最大の呪いですよね。林老夫人の絶望した顔が忘れられません。一方で、陸徜の献身ぶりには改めて感動。宋青沼には少し同情しますが、やはり二人の絆には勝てませんね。
つづく

