武禎(ぶ・てい)は二人きりで出かけますが、梅逐雨の頑固な態度が原因で喧嘩別れをしてしまいます。
一方、梅四(ばいし)は妖怪の力を借りて父親に認められようと奮闘。
そんな中、梅逐雨たちの前に謎めいた白衣の貴公子が現れます。
彼は武禎と深い関わりがあるようで、新たな波乱の予感が漂い始めます。
「子夜帰」あらすじネタバレ14話
如意楼の捜索と梅四(ばいし)の恋心
夕暮れ時、斛珠(こく・じゅ)がこっそりと如意楼に潜入します。
彼女は五石散(ドラッグ)をわざと見つかるように配置しました。
そこへ柳巷(りゅう・こう)が黄毅(こう・き)たちを引き連れて現れます。
斛珠(こく・じゅ)が二階から五石散を落とすと、黄毅はすぐに封鎖と捜索を命じました。
この騒ぎを馬車から見ていた柳太真(りゅう・たいしん)の作戦が見事に当たったことに安堵します。
その場に、噂を聞きつけた梅四(ばいし)が駆けつけました。彼は柳太真(りゅう・たいしん)に熱心に挨拶しますが、相変わらず冷たくあしらわれます。それでも梅四(ばいし)はめげません。自著をプレゼントした際、彼女が白目をむかなかっただけで脈ありだ!と大喜びするのでした。
桃の味とすれ違う心
その夜、梅逐雨(ばい・ちくう)は路地で桃を売る老人を見かけ、同情して全て買い占めます。
そこへ武禎(ぶ・てい)が現れ、桃をねだりました。
梅逐雨(ばい・ちくう)は袖で丁寧に桃の汚れを拭き取ってから手渡します。
その細やかな気遣いに、武禎(ぶ・てい)の心は温かくなるのでした。
二人は翌日、花見に行く約束を交わします。
翌日、林の中を散歩する二人。武禎は以前の予期せぬキスについて触れますが、梅逐雨(ばい・ちくう)はあれは誤解だと冷静にかわします。さらに武禎が花が永遠に咲けばいいのにと願うと、彼は自然の摂理には逆らえないと正論で返しました。ムッとした武禎が猫じゃらしを風に投げると、梅逐雨は屋根によくいる猫(実は武禎の化身)を思い出し、その猫を褒めちぎります。自分のことを褒められた武禎は、機嫌を直して満面の笑みを浮かべました。
置き去りにされた男たち
いい雰囲気になる二人ですが、梅逐雨はふと常曦宮の掟を思い出します。
彼は急に態度を硬化させ、規律に反すると武禎を拒絶しました。
さらに、遠行を理由に関係を断とうとします。
これに激怒した武禎は、梅逐雨が用意した馬車に一人で乗り込み、彼を置き去りにして走り去ってしまいました。
残された梅逐雨と従者の霜降(そうこう)は、とぼとぼと歩いて帰る羽目になります。
謎の白衣の男・裴季雅(ハイ・キガ)
一方、梅四は部屋に閉じこもっていました。
父親がまた変な絵を描いているのではと踏み込むと、そこには立派な文章が。
実は、妖怪の玄虺(げんき)が手助けをしていたのです。
父親が怪しむと、玄虺は体をくねらせて文という文字の形になり、文昌帝君の奇跡だと思わせることに成功しました。
旅の途中、梅逐雨と霜降は宿で食事をとります。そこへ盗賊団が押し入りますが、梅逐雨は動じません。彼は巧みな話術で盗賊を部屋に誘い込み、待ち構えていた霜降が一網打尽にしました。この騒動の中、同席していた白衣の男・裴季雅(ハイ・キガ)が礼を述べます。彼は香道の達人で、匂いだけで梅逐雨の古傷や、女性の香りを言い当てました。
執着する従兄の正体
裴季雅(ハイ・キガ)は幼馴染を探しに京へ戻ると語ります。
しかし、食後に霜降が突然の腹痛に襲われました。中毒症状です。
梅逐雨が霜降を医者に連れて行っている隙に、裴季雅は梅逐雨の部屋を捜索します。
実は裴季雅は武禎の従兄であり、彼女に異常な執着を持つ人物でした。
盗賊騒ぎも彼が仕組んだ自作自演だったのです。
彼は梅逐雨が毒入りの食事に手を付けなかったことから、武禎の心を得ていない(警戒されている)と判断し、京へと向かいました。
第14話の感想
梅逐雨のツンデレ具合が極端すぎて、武禎が怒るのも無理はありません。
桃を拭いてあげる優しさを見せたかと思えば、急に掟がと突き放す。
あの馬車での置き去りシーンは、武禎のいい加減にしなさい!という気持ちが伝わってきてスカッとしました。
そして新キャラの裴季雅、爽やかな顔をして中身はかなり危険な人物のようです。
武禎への執着心が物語をどう掻き回すのか、不穏な空気が漂ってきましたね。
つづく

