裴季雅(ハイ・キガ)の正体に疑念を抱き始めた梅逐雨(ばい・ちくう)。二人の対立が深まる中、宮中では公主の大切な木が枯れる事件が発生し、武禎(ぶ・てい)が解決に乗り出します。そして夜、武禎の結婚相手を見定めるため、皇后たちが仕組んだ酒宴が開かれます。酔った二人の男を前に、武禎がとった意外な行動とは?恋の行方が大きく動く注目回です!

「子夜帰」あらすじネタバレ18話

裴季雅(ハイ・キガ)の右目に潜む闇

夜の静けさの中、武禎(ぶ・てい)が並んで歩いています。武禎(ぶ・てい)がなぜ国公府に長く滞在しているのか尋ねました。あまり長く居座ると、豫国公に誤解されるのではないかと心配したのです。

梅逐雨(ばい・ちくう)が答えようとしたその時、裴季雅(ハイ・キガ)が現れました。彼は武禎(ぶ・てい)の帰りが遅いのを心配して待っていたと言います。

屋敷の階段に差し掛かった時、裴季雅(ハイ・キガ)がふらつきました。とっさに武禎が彼を支えます。その瞬間、梅逐雨の鋭い視線が何かを捉えました。なんと、裴季雅の右目に不気味な黒い霧が、まるで生き物のようにうごめいていたのです。

武禎が屋敷に入った後、男二人は門の外で対峙します。裴季雅は10年以上、武禎を心から想ってきたのは自分だけだとマウントを取ります。しかし、梅逐雨は動じません。彼は墨坊の帳簿に裴季雅の名前があったことを突きつけました。その言葉は静かながらも確信を突いており、裴季雅の中に殺意が芽生えます。

妖獄の秘密と無字書(むじしょ)の過去

武禎は妖市に戻り、ある墨を無字書(むじしょ)に託しました。凌霄(りょうしょう)はその香りから、失われたはずの麒角膠(きかくこう)だと気づきます。無字書(むじしょ)は妖獄の深部へ向かい、厳重な警備を抜けて古鏡昭明を手に入れました。

その道中、無字書はある牢の前で足を止めます。そこは18年前、妖界の神を自称した邪煞詭嬰(じゃさつきえい)を封じるはずだった場所。かつてその邪悪な存在は、先代の猫公によって葬り去られました。

実は無字書、かつてはその邪煞詭嬰の配下として長安を火の海にした過去があったのです。しかし今、彼にとって武禎の存在は、自分の命よりも重いものになっていました。

一方、梅四(ばいし)からの連絡がなく焦っています。武禎も心配して一緒に探そうとしますが、無字書がそれを止めました。彼は梅四(ばいし)に鷺尾山へ行くよう指示し、武禎には危険を冒させまいとします。愛する人がいることは、独りで生きるより尊いことだ。そう語る無字書の視線は、切なく武禎に向けられていました。

枯れた白茶の木と宮中の涙

翌朝、豫国公との食事の席で、裴季雅は再び武禎への求婚を口にします。豫国公が梅逐雨に話を振ると、彼は結婚の意思はないと淡白に答えました。そこへ宮中からの使いが到着します。

沅真(げんしん)公主が大切にしていた白茶の木が枯れてしまい、公主が悲嘆に暮れているというのです。武禎たちが宮殿へ向かった後、梅逐雨はこっそり裴季雅の部屋を覗き見ました。そこには、鳥の羽で香を作り、右目に鮮血を塗る裴季雅の姿が。梅逐雨は彼を問い詰めますが、裴季雅はシラを切ります。闇を行く者は、いずれ闇に食われるぞと梅逐雨は警告を残しました。

宮殿では、武禎が公主の話を聞いていました。幼い頃、迷子になった公主を獣から守ってくれたのが、その白茶の木だったのです。武禎は木の精霊が主を守るために命を使い果たしたことを悟ります。彼女は術を使い、木の魂を白い茶花の簪(かんざし)に封じ込めました。これで公主の笑顔も戻りました。

酒宴での試練、そして本当の想い

武皇后は武禎の結婚を急かしています。豫国公は裴季雅を推しますが、皇后は武禎の心が別にあると見抜いていました。そこで二人は、ある賭けを画策します。梅逐雨と裴季雅を酒宴に招き、酔いつぶれた時に武禎がどちらを介抱するか試そうというのです。

宴が始まり、二人は次々と杯を空けていきます。武禎はこの企みに最初から気づいていました。彼女は酔った裴季雅を支え、優しく部屋まで送り届けます。しかし、裴季雅をベッドに寝かせ背を向けた瞬間、彼女の表情は氷のように冷え切っていました。優しさはあくまで演技だったのです。

一方、一人残された梅逐雨は、武禎が裴季雅を選んだと思い込みました。寂しさを紛らわせるように手酌で酒を飲みます。もう終わりだ、そう思ったその時です。ふと顔を上げると、そこには戻ってきた武禎が立っていました。

第18話の感想

裴季雅の右目の演出、ゾクッとしましたね!爽やかな顔をして裏では血を塗っているなんて、ホラーすぎます。そして今回の見どころは、なんといってもラストのどっちを選ぶ?という酒宴のシーン。武禎が裴季雅を選んだフリをして、冷たい目で部屋を出ていくギャップが最高でした。梅逐雨の切ない表情からの、最後の再会。このツンデレな展開、視聴者の心を揺さぶるのが上手すぎます!

つづく