梅逐雨(ばい・ちくう)へ愛を告白し、仕事中もニヤニヤが止まらない。そんな中、武禎(ぶ・てい)にお見合い話が持ち上がり、嫉妬した彼は現場に乱入する。初雪の夜、二人は互いの過去と孤独を共有し、絆を深めていく。しかし、そこへ無字書(むじしょ)が現れ、武禎を連れ去ってしまう。果たして二人の恋の行方は?そして宮中で梅逐雨が下した大きな決断とは?

「子夜帰」あらすじネタバレ21話

恋する男は仕事も手につかず?

如意楼(にょいろう)では、斛珠(こく・じゅ)が厳しい決断を下していました。裴季雅(ハイ・キガ)のスパイとして動いていた者を呼び出し、涙ながらの懇願も聞き入れず、きっぱりと解雇したのです。裏切りは許さないという強い意志を感じますね。

一方、玄鑑司(げんかんし)の梅逐雨(ばい・ちくう)は様子が変です。武禎(ぶ・てい)に思いの丈を打ち明けて以来、仕事中も心ここにあらずといった状態。武家を追い出されたはずなのに、悲壮感どころか、春風のような笑顔を浮かべています。かつての厳格な彼からは想像もつかない浮かれっぷりに、同僚たちも驚きを隠せません。

お見合い現場に乱入!

武禎(ぶ・てい)が宮中から如意楼に戻ると、黄毅(こう・き)がお見合いをセッティングしていました。相手は益州の役人である宋堯(そう・ぎょう)。しかし武禎(ぶ・てい)はまったく興味がなく、二人の間には気まずい沈黙が流れます。

そこへタイミングよく、梅逐雨(ばい・ちくう)が現れました!彼が黄毅によって手配されたお見合い相手だと知るやいなや、梅逐雨(ばい・ちくう)の目が冷たく光ります。彼は宋堯の益州での仕事ぶりを鋭く指摘し、相手を論破してしまいました。これには武禎も、笑いをこらえるのに必死です。

梅逐雨は仕事を黄毅に押し付けると、呆気にとられる宋堯を尻目に、武禎の手を取って堂々と連れ去ります。二人の仲が修復されていたとは知らず、黄毅はその場に立ち尽くすしかありませんでした。

雪の夜の思い出と卵

夜の街へ繰り出した武禎と梅逐雨。柳太真(りゅう・たいしん)も一緒です。梅四(ばいし)と呼ぶと、梅逐雨は驚きつつも嬉しそう。

屋台の前で、初雪が舞い降りてきました。梅逐雨は雪を見上げ、亡き母との思い出を語ります。雪の日には家族の平穏を願って、母が卵を3つ茹でてくれたそうです。今はもう母はおらず、掌に残る雪の冷たさに、彼の目は赤く潤んでいました。

さらわれた武禎、本心を語る

武禎が梅逐雨を慰めようとしたその時、無字書(むじしょ)の姿が見えました。彼女が追いかけると、無字書(むじしょ)は術を使って火事を起こし、混乱に乗じて武禎を妖市へと連れ去ってしまいます。

目を覚ました武禎に対し、無字書(むじしょ)は梅逐雨との関係を問い詰めます。武禎はここで、自分の正直な気持ちを語りました。自分は半妖であり、妖魔からも人間からも異端視され、どこにも居場所がなかったこと。けれど、梅逐雨のそばにいる時だけは、本当の自分でいられて心が安らぐのだと。

彼女にとって無字書は大切な友人ですが、愛する人ではありません。その言葉を聞いた無字書は怒りを滲ませますが、最後は彼女を解放しました。

温かい卵とプロポーズ

必死に武禎を探していた梅逐雨の元へ、柳太真(りゅう・たいしん)と共に武禎が戻ってきます。彼女の手には、まだ温かいゆで卵がありました。さきほどの思い出話を聞いて、用意してくれたのですね。その優しさに、梅逐雨は胸を熱くします。

翌朝、宮中に呼ばれた二人。皇帝と皇后の前で、梅逐雨は驚きの行動に出ます。なんと、武禎を妻に迎えたいと正式に申し出たのです!彼女が望むなら、自分は喜んで婿に入ると宣言。これには皇帝たちも大喜びで、二人の仲を認めました。

その後、梅逐雨は用事で一度衢州(くしゅう)へ戻ることに。10日後の再会を約束し、彼は師匠たちのいる常曦宮(じょうぎきゅう)へと向かいました。

第21話の感想

梅逐雨のデレデレ具合が最高でした!お見合い相手を論破して武禎を奪い去るシーンは、嫉妬心丸出しで可愛らしかったです。そして何より、雪の夜のエピソードには泣けました。母との思い出を語る彼に、言葉ではなく温かい卵を渡す武禎のセンスが素敵すぎます。無字書との対話で、彼女が自分の孤独と梅逐雨への愛をはっきり認めたのも大きな進展ですね。ついに結婚の許しも得て、幸せ絶頂かと思いきや、修行先へ戻る展開。離れ離れになる10日間、何事もなければいいのですが……。

つづく