梅逐雨(ばい・ちくう)はついに妖市の驚くべき所在地を突き止めます。一方、武禎(ぶ・てい)との関係も急接近。危険な任務の合間、二人の想いは最高潮に達し、甘い一夜を過ごすことに。しかし、常曦宮の弟子たちが長安に集結し、妖市との全面戦争の気配が近づきます。幸せと危機が同時に訪れる、見逃せないエピソードです!
「子夜帰」あらすじネタバレ25話
夢喰い妖魔との攻防戦
梅逐雨(ばい・ちくう)を安全な場所に落ち着かせると、一人で街の異変を探りに出ます。そこで合流したのは、常曦宮から駆けつけた霜降(そうこう)でした。二人は相談の末、夢を操る妖怪夢中妖の手がかりを探すため、歓楽街へと向かいます。
一方、武禎(ぶ・てい)は大妖怪である凌霄(りょうしょう)を囮に使うことにしました。彼のような経験豊富な妖怪の夢なら、きっと夢中妖も食いつくはずだからです。武禎(ぶ・てい)が術を使って凌霄を眠らせると、案の定、怪しい光が如意楼の方へ飛んでいきました。
夢の中に入り込んだ武禎は、太った魚の姿をした夢中妖を捕らえます。猫公(びょうこう)としての威厳を見せつけ、妖市へ連行しようとしますが、様子がおかしいことに気づきました。なんと、武禎自身がいつの間にか夢中妖の夢に取り込まれていたのです。
絶体絶命のピンチでしたが、外にいた梅逐雨(ばい・ちくう)が術を破り、武禎は狸花猫(キジトラ猫)の姿になって脱出に成功。斛珠(こく・じゅ)に抱きかかえられ、夜の闇へと消えていきました。
鏡合わせの長安
武禎は捕まえた夢中妖を妖市へと連れ帰ります。この魚の妖怪、往生際が悪くお前の夢も見たぞと暴露し始めました。武禎の夢には完全な妖怪になりたいという執念と、梅逐雨(ばい・ちくう)の姿があったというのです。それを聞いた斛珠(こく・じゅ)は興味深そうな顔をしますが、恥ずかしくなった武禎は、夢中妖を修行に行かせて話を終わらせました。
一方、梅逐雨は逃げた猫(武禎)をわざと見逃し、その妖気を追跡していました。そして、ついに衝撃の事実を突き止めます。妖市はどこか特定の隠れ場所にあるのではなく、長安の街全体と重なり合う鏡像世界だったのです。人間の住む街の裏側に、妖怪たちの世界がぴったりと張り付いていたのでした。
湯殿での再会と、結ばれる二人
その夜、無字書(むじしょ)の企みにより、夢中妖が再び長安に放たれます。梅逐雨が調査を終えて部屋に戻ると、武禎の姿がありません。侍女に尋ねていると、ちょうど武禎が外から戻ってきました。
気まずくなった武禎は慌てて浴場へ逃げ込み、お風呂に入っていたのと嘘をつきます。しかし、梅逐雨が扉を開けると、そこには服を着たまま浴槽に座る武禎の姿が。嘘はすぐにバレてしまいましたが、梅逐雨は怒りませんでした。
彼は浴槽の縁に身を乗り出し、武禎を抱き上げます。もう二度と危険な目には遭わせないそう誓って謝罪する梅逐雨。二人は熱い口づけを交わし、その夜、ついに夫婦として結ばれました。
迫りくる常曦宮の影
翌日、長明(ちょうめい)率いる常曦宮の弟子たちが長安に到着しました。霜降がうっかり口を滑らせ、梅逐雨が妖市の場所を特定したことを話してしまいます。
豫国公の屋敷では、梅逐雨と武禎が遅れて現れました。少し顔色の悪い武禎を見て、豫国公は若者は節度を守らねばならんぞと意味深にからかいます。武禎はただお腹が空いただけだと誤魔化しますが、場の空気は和やかでした。
しかし、裏では不穏な空気が漂っています。無字書(むじしょ)は梅逐雨が常曦宮の弟子であることを知り、警戒を強めます。一方、梅逐雨は兄弟子たちに対し、妖市討伐に協力はするものの、慎重に計画を練るべきだと主張しました。
柳太真(りゅう・たいしん)に薬を処方してもらった武禎は、梅逐雨と街へデートに出かけます。弓矢の屋台で遊んでいると、無字書(むじしょ)が近づいてきました。彼は武禎との過去をほのめかし、梅逐雨を挑発します。
その夜、武禎は突然の胸の痛みに襲われ、こっそりと部屋を出ていきました。しかし、梅逐雨はその気配に気づき、静かに目を開けるのでした。
第25話の感想
ついに!ついにこの時が来ましたね!浴槽でのシーン、梅逐雨の情熱的なアプローチにはドキドキが止まりませんでした。今まで理性的だった彼が、感情を露わにして愛を伝える姿は必見です。翌朝、お祖父様にからかわれて気まずそうにする二人の対比も可愛らしかったですね。
一方で、物語はかなり深刻な局面へ。妖市が長安の裏世界だったという設定はワクワクしますし、無字書の不気味な暗躍も気になります。幸せな時間の直後に武禎を襲った胸の痛み……。幸せなままでいさせてほしいのに、続きが心配でなりません。
つづく

