武禎(ぶ・てい)は、ある目的のために郊外の森へ向かいますが、そこには敵の罠が待ち受けていました。
幻覚を見せる術によって離れ離れになる二人。
互いを信じる心が試される中、梅逐雨に命の危機が迫ります。
彼を救うため、武禎が取った大胆な行動とは?
二人の距離が急接近する、見逃せないエピソードです!
「子夜帰」あらすじネタバレ6話
妖(あやかし)の罠と西郊への旅
物語は、妖市(あやかしいち)の不穏な動きから始まります。
灰長老(かいちょうろう)がネズミの妖を解き放ち、騒ぎを起こそうと画策していました。
これを察知した無字書(むじしょ)は、長老が禁術を使って武禎(ぶ・てい)を狙っていることに気づきます。
一方、武禎(ぶ・てい)は、雷撃木の周りに強力な陣を敷いて待ち構えていました。彼女は人間の武禎(ぶ・てい)など、昼間は弱いはずと高をくくっているようです。
そんなこととは露知らず、武禎と梅逐雨(ばい・ちくう)は西郊へ。武禎は梅逐雨(ばい・ちくう)を遠ざけようとお腹が空いたと嘘をつきます。ところが、梅逐雨(ばい・ちくう)が戻ってきた手には、なんと可愛らしい白ウサギが!
猫も嫌いなのに、ウサギまでいじめるの?武禎はそう文句を言いながら、無理やり梅逐雨にウサギを撫でさせます。そして隙を見てウサギを逃がしてあげるのでした。二人のやり取り、緊迫した状況の中でほっこりしますよね。
幻覚の森と試される絆
武禎が一人で雷撃木を探しに行くと、案の定、妖の陣に捕まってしまいます。
しかし、危機一髪のところで梅逐雨が現れ、剣で陣を切り裂きました!
山婆娑も、梅逐雨の実力を侮っていたようです。
怪我をした武禎の手当てをする梅逐雨ですが、妖気を感じて水を汲んでくると席を外します。もちろん武禎も気づいており、心配して彼を追いかけます。
森に入った梅逐雨の前に現れたのは、なんと武禎。花を摘んでと甘える彼女に、梅逐雨は花を髪に挿してあげます。しかし、彼女が身を寄せてきた瞬間、彼は冷徹にその体を突き飛ばしました。本物の武禎ならそんな態度は取らないと、彼はちゃんと分かっていたんですね。
二人の武禎、本物はどっち?
一方、本物の武禎も霧の中で梅逐雨を探していました。
ようやく再会した二人ですが、そこにもう一人の武禎が現れます!
まったく同じ姿の二人に戸惑うかと思いきや、梅逐雨は迷わず偽物の肩に短剣を突き立てました。
偽物の正体は、もちろん山婆娑です。
愛する人を見分ける力、さすがです!
命がけの口づけと切ない目撃者
戦いの末、無字書(むじしょ)も駆けつけ、ネズミの妖に取り憑いていた灰長老の力を打ち破ります。
しかし、梅逐雨は瘴気の毒に侵され、倒れてしまいました。
顔色は青ざめ、命が危ない状態です。
ここで武禎が取った行動には驚きました。彼女は迷わず梅逐雨に唇を重ね、自らの口で毒を吸い出し始めたのです。それはまるで情熱的な口づけのよう。毒が抜け、梅逐雨の顔色が戻っていきます。
しかし、その様子を遠くから見つめる人物がいました。無字書(むじしょ)です。二人の深い絆を目の当たりにし、彼は何も言わずにその場を去りました。無字書の切ない背中が心に残ります……。
梅四(ばいし)の空回りと隠された秘密
場面は変わって、柳太真(りゅう・たいしん)の屋敷。
梅四(ばいし)が犬用の穴から泥だらけで侵入してきました。
彼は柳家に妖がいると信じ込み、柳太真(りゅう・たいしん)を守ろうと必死なのです。
迷惑がった柳太真(りゅう・たいしん)は妖の謎を解きたいなら西へ行けと適当な嘘をついて追い払います。素直に西へ向かった梅四(ばいし)は、長安へ戻る武禎たちと遭遇。武禎はすぐに柳太真のいたずらだと見抜き、梅四を連れて帰らせました。梅四の一途さが、なんだか憎めないですよね。
秘密を守るための決断
長安の城門で別れた武禎と梅逐雨ですが、二人ともこっそり西郊へ戻っていました。
梅逐雨は、逃げた山婆娑を追い詰めます。
命乞いをする山婆娑は武禎の秘密を教えるから助けてと取引を持ちかけます。
しかし、梅逐雨はその言葉を聞こうともしませんでした。秘密など知らなくていい彼は迷わず剣を振り下ろし、山婆娑を成敗します。武禎の抱える秘密を暴くことよりも、彼女を守ることを選んだのです。
第6話の感想
今回はなんといっても、毒を吸い出す口づけのシーンが最高でした!
治療行為とはいえ、あんなに美しく描かれるなんてドキドキが止まりません。
それを見てしまった無字書の切なさといったら……。
そしてラスト、武禎の秘密を知るチャンスを自ら捨てて彼女を守った梅逐雨。
彼の愛の深さが証明された回でした。
ただ、武禎の秘密が何なのか、ますます気になっちゃいますよね。
つづく

