武禎(ぶ・てい)は妖市にはびこる悪を断つため、ある長老と対決します。一方、梅逐雨(ばい・ちくう)の前には家出をしてきた弟弟子が現れ、奇妙な同居生活がスタート!真面目な梅逐雨と自由奔放な弟弟子、そして武禎との関係はどうなる?笑いあり、アクションありの第7話です。
「子夜帰」あらすじネタバレ7話
梅逐雨(ばい・ちくう)の決断
西郊外の密林で、武禎(ぶ・てい)の死体を発見します。魂まで消滅させられたその痕跡を見て、彼女はただならぬ修行者の仕業だと確信しました。
一方、静室で座禅を組む梅逐雨(ばい・ちくう)。しかし、彼の心は乱れに乱れていました。脳裏に浮かぶのは、武禎(ぶ・てい)が自分に顔を近づけ、息を吹き込んできたあの瞬間のことばかり。
これは修行が足りないせいだ、ふしだらな妄念だ彼は自分に言い聞かせ、師匠の教えを思い出して必死に心を鎮めようとします。真面目な彼が、恋心(?)を荒唐無稽な春夢として封印しようとする姿は、なんともいじらしいですよね。
妖市の粛清、灰長老の悪事を暴く
妖市はいつもの賑わいを見せていました。武禎は壁画の前に立つ灰長老(かいちょうろう)を問い詰めますが、彼はシラを切るばかりか、半妖である武禎を見下す態度をとります。
しかし、ここで目撃者が現れました。凌霄(りょうしょう)が灰長老が禁術を使ったのを見たと証言したことで、周囲の妖怪たちは騒然となります。
武禎は流光鞭(りゅうこうべん)を取り出しました。この鞭は、魂が肉体を離れた痕跡を見抜くことができるのです。鞭には雷のような光が走り、灰長老の背中を打ち据えると、そこには禁術の反動である赤い光が浮かび上がりました。
言い逃れできなくなった灰長老は逃走を図りますが、武禎は逃しません。一鞭打つごとに、ネズミの妖怪を逃した罪、山婆娑(さんばさ)と結託した罪、同族を害した罪を暴いていきます。ついに灰長老は捕らえられ、妖市の牢獄へと送られることになりました。
牢獄での尋問と、梅四(ばいし)のドタバタ劇
牢獄では、無字書(むじしょ)が灰長老に対して激しい怒りをぶつけていました。拷問の末、灰長老は雷撃木を奪ったのは、ある目的のためだと白状しますが、核心部分は隠したまま。それどころか、真っ白な紙として妖市に来たお前も、本当に雑念がないと言えるか?と無字書(むじしょ)を挑発します。
その頃、柳太真(りゅう・たいしん)の屋敷では一騒動が起きていました。妖怪退治に執着する梅四(ばいし)を妖怪だと疑ってしつこくつきまとい、怒った柳太真(りゅう・たいしん)に木に縛り付けられていたのです。
仲裁に入った武禎の前でも、梅四(ばいし)はこの屋敷には蛇の妖怪がいる!と譲りません。勢い余って柳太真の上着を剥ぎ取ってしまい、慌てて着せ直して逃げ出す始末。シリアスな展開の中で、思わず笑ってしまう一幕でしたね。
新キャラクター・霜降の登場
村人が再び瘴気に襲われたとの知らせが入り、武禎と柳太真は現場へ急行します。そこにはすでに梅逐雨(ばい・ちくう)の姿がありました。
混乱の中、覗き魔がいる!という女性の悲鳴が響きます。武禎が捕らえたその男は、なんと梅逐雨の弟弟子・霜降(そう・こう)でした。彼は常曦宮(じょうぎきゅう)の道士ですが、山で迷って暑さのあまり服を脱いでいたところを誤解されたようです。
ポンコツ道士と、影の功労者
霜降は身の潔白を証明するため、法具を使って村人の瘴気を吸い取ろうとします。しかし、香炉の置き場所を間違えるなど、その手際はボロボロ。見かねた梅逐雨がこっそりと術を修正し、なんとか村人たちを救うことができました。
霜降は自分の力で成功したと思い込み、村人たちから感謝されて得意顔です。梅逐雨は正体がバレるのを恐れ、その場を去ろうとしますが、武禎に見つかってしまいます。
武禎は霜降を馬車に誘い、そこで梅逐雨と鉢合わせに。梅逐雨はとっさに霜降を十一弟(従兄弟のような関係)と呼び、口裏を合わせます。霜降も話を合わせますが、武禎は二人の関係に違和感を抱いていました。
秘密の同居生活と、新たな決意
都に戻った夜、霜降は梅逐雨の家に転がり込みました。実は、大兄弟子が掌門になってから厳しくなり、耐えきれずに家出してきたのです。
梅逐雨は彼を匿う条件として、兄弟として振る舞うこと常曦宮の話はしないこと勝手な行動は慎むことという3つの約束をさせました。
翌朝、霜降は質素な朝食(お粥と漬物)に文句タラタラ。肉が食べたいと箸を鳴らす弟弟子を見て、梅逐雨はため息をつきながらも、お金を稼ぐために仕事へ向かいます。なんだかんだ言って、面倒見が良いお兄ちゃんですよね。
玄鑑司での昇進
玄鑑司(げんかんし)では、柳公慎(りゅう・こうしん)が西郊外の事件について問い詰めていました。しどろもどろになる徐鸞(じょ・らん)とは対照的に、梅逐雨は解決済みの報告書を提出。その手腕を認められた梅逐雨は、自ら司使(しし)の職務に就きたいと申し出ます。
これには徐鸞も面白くない表情。一方、武禎は梅逐雨によそよそしい態度を取られ、少し落ち込んでいました。彼女は無字書(むじしょ)たちに、新しく現れた霜降について相談を持ちかけるのでした。
第7話の感想
梅逐雨の春夢発言には笑ってしまいました!武禎のことを意識しすぎて、修行の妨げだなんて真面目すぎます。そして新キャラの霜降くん、いい味出してますね。実力はあるのにドジっ子で、梅逐雨が影からこっそりフォローする姿に兄弟愛を感じました。一方で、灰長老が捕まってもまだ不穏な空気が漂う妖市。無字書の闇も深そうで心配です。梅逐雨と霜降の同居生活、これからどうなるのか楽しみですね!
つづく

