役所で寝泊まりする魏劭(ウェイ・シャオ)だが、そこには妻・小喬(シャオチャオ)の細やかな気遣いがあった。魏劭はついに、亡き兄の遺品と遺言について小喬に打ち明ける。一方、従兄の魏儼(ウェイ・イェン)に女性スキャンダルが浮上。小喬が見事な機転で解決するが、それが魏儼の心を揺り動かしてしまう。さらに、小喬を絶賛するイケメン詩人が現れ、魏劭の嫉妬が爆発する!
「折腰(せつよう)」あらすじネタバレ21話
魏劭(ウェイ・シャオ)のツンデレと妻の献身
役所で寝泊まりしている魏劭(ウェイ・シャオ)。口では役所のほうが気楽でいいなんて強がっていますが、実は小喬(シャオチャオ)の掌の上でした。侍女の小檀(シャオタン)が持ってくる生姜湯、眠気覚ましの油、冷えた手を温める手炉。これらすべてが、小喬(シャオチャオ)の指示によるものだったのです。
魏劭(ウェイ・シャオ)は、自分の空腹のタイミングまで完璧に把握されていることに気づきます。小喬(シャオチャオ)が用意した食事だと知り、役所にいても、結局はあいつの網の中かとまんざらでもない様子。小檀が気を遣って下げようとすると、慌てて止める姿がなんとも可愛らしいですね。
一方、小喬は魏劭(ウェイ・シャオ)が大切にしている木箱の中身が気になっていました。以前、魏劭が過剰に反応したその箱には、かつて蘇娥皇(スー・エホワン)が身につけていた玉佩(ぎょくはい)が入っていたからです。二人の過去はまだ終わっていないのではと、小喬は不安を募らせます。
亡き兄の遺言と二つの願い
ある日、魏劭が突然帰宅し、具合が悪いと言って小喬の膝に頭を預けます。甘えるような仕草にドキッとしますね。彼はついに、あの木箱を小喬に見せました。中に入っていたのは、父と兄の遺品でした。
あの玉佩は、亡き兄の形見だったのです。当時、兄と婚約していたのが蘇娥皇(スー・エホワン)でした。無敵の将軍だった兄は、辛都の戦いで命を落としました。兄は死の間際、魏劭に二つのことを頼んだといいます。一つは蘇娥皇(スー・エホワン)の面倒を見ること。そしてもう一つは……魏劭は言葉を濁しますが、小喬はそれが喬家への復讐であることを察します。
できないこともあると苦しむ魏劭を、小喬は優しく抱きしめました。魏劭は小喬の幼名が蛮蛮(マンマン)だと知り、二人の心はかつてないほど近づきます。
魏儼(ウェイ・イェン)の濡れ衣と秘めた想い
魏家ではトラブルが発生していました。魏儼(ウェイ・イェン)が描いた漁山神女図のモデルに似ているという理由だけで、ある酒場の娘が魏儼(ウェイ・イェン)と恋仲だと嘘を言いふらしていたのです。魏儼(ウェイ・イェン)の笛まで盗まれ、証拠にされてしまいます。
徐(シュー)夫人夫人は責任を取って娶ろうとしますが、ここで小喬の観察眼が光ります。彼女は娘と直接話し、それが魏儼への歪んだ憧れによる狂言だと見抜きました。見事に笛を取り返し、噂を収束させた小喬。
魏儼は、家族でさえどうせお前がやったんだろうと庇うだけだったのに、小喬だけが自分の潔白と本質を理解してくれたことに感動します。しかし、これが新たな火種に。魏儼は自室に戻り、神女図の顔を無意識に小喬の顔に描き変えてしまうのでした。
イケメン詩人の登場と嫉妬の炎
鹿驪(ろくり)大会の宣伝のため、高恆(ガオ・ホン)という詩人が招かれます。魏劭は老人だと思っていましたが、現れたのは若くて美しい青年でした。
高恆(ガオ・ホン)は詩を披露しますが、その内容は大会の称賛ではなく、なんと小喬の美しさを讃えるものでした。インスピレーションの源は奥様ですなんて言われたら、魏劭が黙っているわけがありません。
魏儼や周囲は壁に刻んで後世に残すべき名作だと盛り上がりますが、魏劭は嫉妬心メラメラ。題材が違う!と難癖をつけて却下し、小喬の手を引いてその場を去ります。
帰り道、馬上で二人きりになると、魏劭は小喬が簪(かんざし)をつけていないことを指摘します。小喬が余り物で作ったんでしょう?と以前の彼の言い訳を逆手に取ってからかうと、魏劭は慌てて心を込めて作ったんだと白状するのでした。
第21話の感想
魏劭の嫉妬深さが最高に可愛い回でした! 高恆(ガオ・ホン)というイケメンライバルの登場に、あからさまに不機嫌になる様子は見ていてニヤニヤしてしまいます。一方で、魏儼の矢印が小喬に向いてしまったのは非常に危険な兆候ですね。彼が絵に小喬の顔を描き足すシーンは、美しくもゾッとする執着を感じました。そして何より、亡き兄の二つ目の願いが二人の間にどう影を落とすのか……。幸せなシーンの裏で、不穏な空気が漂い始めています。
つづく

