魏儼(ウェイ・イェン)がひた隠しにしてきた小喬(シャオチャオ)への想いが、ある出来事をきっかけに露呈してしまいます。それを知った魏劭(ウェイ・シャオ)は激しい嫉妬に駆られ、兄弟の間にはかつてない緊張が走ります。さらに街では悪意ある噂が広まり始め……。魏家の名誉と家族の絆を守るため、魏儼が下した悲壮な決断とは? 涙なしでは見られない重要回です。

「折腰(せつよう)」あらすじネタバレ27話

秘めた想いの露呈

魏儼(ウェイ・イェン)は酔いもあってか、部屋にいた蘭雲(ラン・ユン)を小喬(シャオチャオ)だと見間違えてしまいます。彼は小喬(シャオチャオ)は空を舞う鳳凰のような存在だ。こんな場所に閉じ込められるべきではないと、秘めていた熱い想いを吐露しました。さらに天下が統一されれば彼女は自由になれる。そのために全力を尽くすと語ります。

蘭雲は、その言葉が自分に向けられたものではないと悟りました。彼女が部屋にある画像を確認すると、そこには小喬(シャオチャオ)の蘭の花が描かれていたのです。

翌朝、蘭雲は小喬と同じ装いをして魏儼(ウェイ・イェン)の前に現れます。しかし魏儼(ウェイ・イェン)は激怒し、手切れ金を渡して彼女を追い出しました。さらに、屋敷の側室たちを全員解散させるという極端な行動に出ます。この騒ぎを聞きつけた蘇娥皇(スー・エホワン)は、魏儼が小喬に恋い焦がれていることを確信するのでした。

嫉妬の炎と兄弟の拳

一方、魏劭(ウェイ・シャオ)は小喬との仲睦まじい時間を過ごしていました。小喬のために点心を買いに出かけた魏劭(ウェイ・シャオ)ですが、屋敷の外で待ち構えていた蘭雲から衝撃の事実を聞かされます。魏儼様は小喬様をお慕いしています

激昂した魏劭(ウェイ・シャオ)は魏儼の書房へ乗り込み、小喬の肖像画を発見。怒りのあまりその絵を焼き払ってしまいます。火事はボヤ騒ぎになりますが、魏儼は自分が不注意で蝋燭を倒したと嘘をつき、魏劭を庇いました。しかし、二人の間には決定的な亀裂が入ってしまったのです。

魏劭が自室に戻ると、小喬が魏儼から贈られた燻製籠(くんせいかご)を大切にしまっているのを目撃します。嫉妬に狂った魏劭は、その籠だけでなく、自分が贈った簪(かんざし)まで床に叩きつけて壊してしまいました。小喬はなぜ疑うのですか!と怒り、二人は大喧嘩になってしまいます。

殴り合いの果てに

魏劭は再び魏儼のもとを訪れます。魏儼は潔く確かに小喬を愛してしまったと認めました。魏劭は激怒し魏儼を殴りつけますが、その想いを断ち切るなら、今日のことは水に流すと告げます。

すると魏儼も魏劭を殴り返しました。お前と祖母上はいつも私に気を使いすぎる! こうして本気で殴り合いたかったんだ!二人は殴り合うことで、逆に兄弟としての絆を再確認します。魏劭はどこの国の人間であろうと、お前は俺の兄弟だと伝え、去就を魏儼自身に委ねました。

涙の別れと決意

顔中傷だらけで帰宅した魏劭。小喬に対して痛いよ〜と大袈裟に甘え、仲直りを果たします。このあたりの切り替えの早さは、さすが魏劭ですね。

しかし、事態は深刻化していました。蘇娥皇(スー・エホワン)が裏で手を回し、魏儼が弟の嫁に懸想しているという噂を街中に広めたのです。魏儼は、これ以上魏家に迷惑はかけられないと決意します。彼は噂を鎮めるため、そして自らの想いを断ち切るために、辺州(へんしゅう)へ行くことを決めるのでした。

夜、魏儼は徐(シュー)夫人夫人(祖母)に別れを告げます。旅に出ると思ってくださいと跪く魏儼。徐(シュー)夫人夫人は泣きながら彼を追いかけますが、階段から転げ落ちてしまうほど取り乱します。それでも魏儼は振り返らず、愛する家族を守るために去っていきました。

魏劭は魏儼を引き止めようとしますが、魏儼は耳元でこう囁きます。弟の嫁を愛する従兄など、この世にいてはならないそうして魏儼は、自ら悪役を引き受ける形で魏家を去ったのでした。

第27話の感想

魏儼の決断に、涙が止まりませんでした。

ずっと孤独を抱えていた彼が、唯一の居場所である家族を守るために自ら去るなんて、あまりにも切なすぎます。

それに比べて、嫉妬で暴れて簪を壊した魏劭の子供っぽさといったら!

でも、傷だらけの顔で小喬に甘えるシーンは可愛かったので許してしまいますね。

蘇娥皇(スー・エホワン)の悪女ぶりが際立ってきましたが、魏儼の犠牲が無駄にならないことを祈るばかりです。

つづく