魏劭(ウェイ・シャオ)が自分のために危険な戦場へ赴いたことを知り、激しく動揺します。彼女を失う恐怖に直面した魏劭(ウェイ・シャオ)は、ついに自分の本当の気持ちと向き合うことに。雨の中の再会、そして不器用な仲直りを経て、二人の関係は大きく変化します。物語は新たな舞台、小喬(シャオチャオ)の故郷・康郡へと進みます。
「折腰(せつよう)」あらすじネタバレ31話
素直になれない魏劭(ウェイ・シャオ)と、里帰りの提案
魏劭(ウェイ・シャオ)は相変わらずの強がりを見せています。
小喬(シャオチャオ)のことを気にかけているくせに、口では認めようとしません。
彼は巡視に出かけると言い出しますが、周囲は放っておけずについていくことに。
そんな中、喬慈(チャオ・ツー)がある提案をします。魏劭(ウェイ・シャオ)と小喬(シャオチャオ)へ行ってはどうだ?と。小喬(シャオチャオ)が家を離れてもう一年。家族も彼女を恋しく思っているはずです。
魏劭の脳裏には、小喬が流した河灯や、酔った時の言葉が浮かびます。彼女がどれほど故郷を想っているか、痛いほど分かっているのです。しかし、軍師の公孫羊(ゴンスン・ヤン)は心配していました。魏劭がかつての喬家への復讐心を忘れていないのではないか、と。
結局、魏劭は喬慈(チャオ・ツー)が小喬を迎えに行き、里帰りさせることには同意します。しかし、自分は一緒に行かず、あとで国境まで迎えに行くと告げました。実は魏劭、かつていつか康郡へ行き、喬家の人間を殺すと誓いを立てていたのです。その誓いがある限り、簡単には足を踏み入れられないのでした。
命がけの愛を知り、雨の中を走る
魏劭たちが帰路につくと、狩りをしている比彘(ビージー)に遭遇します。
そこで驚きの事実が判明しました。
なんと小喬は、魏劭を助けるために、わずかな兵を率いて敵の援軍を待ち伏せしていたのです。
小喬は敵将・林将軍に対し、地形を利用した水攻めを警告し、さらに劉琰(リウ・イェン)の非道さを説いて撤退させていました。そして、魏劭の無事を祈り、河灯を流していたのです。
あいつ、たった数百人で伏兵を!?事実を知った魏劭は、居ても立ってもいられなくなります。大喬(ダーチャオ)も妹の無謀さを知り、自分を責めながら康郡へ戻ることを決意しました。
魏劭は小喬が堤防を築いた場所へ駆けつけます。彼女が自ら石を運び、必死に自分を守ろうとした痕跡を見て、胸が締め付けられました。死んでも魏劭を失望させないという彼女の覚悟を知り、彼は雨の中、必死にあとを追います。
不器用な仲直りと、二つの蜜柑
川が増水し、小喬は渡河できずに足止めを食らっていました。
そこへ魏劭が追いつきます。
彼は小喬を抱きしめますが、口から出るのはなぜ危険を冒した!という叱責ばかり。
小喬はわざと怒って部屋に閉じこもってしまいます。
春娘や弟たちに気の利いたことも言えないのかと責められた魏劭。彼は意を決して小喬の部屋を訪れます。手には、二つの蜜柑を持って。
炭が弱いな布団が薄いなと、どうでもいい話で間を持たせようとする魏劭。小喬に冷たくあしらわれると、彼は彼女の前にしゃがみこみ、ついに本音を漏らしました。実は、俺が寒いんだそのあまりの不器用さに、小喬も思わず吹き出してしまいます。
魏劭は、小喬がいない日々がいかに辛かったか、そして彼女を失うのがどれほど怖かったかを語ります。天下を得ても、君がいなければ何の意味もない彼はついに、小喬と共に康郡へ行き、彼女の育った場所を見る決意をしました。それは、彼が長年抱えてきた復讐という呪縛を、愛のために乗り越えようとする瞬間でした。二人は涙ながらに口づけを交わします。
康郡への到着、そして家族との対面
一方、敗走中の劉琰(リウ・イェン)は、側近の劉扇から撤退を進言されます。
劉扇は劉琰に従うふりをしていますが、劉琰は彼に殺意を抱いていました。
敵側も一枚岩ではありません。
さて、ついに魏劭と小喬は康郡に到着しました。小喬の父・喬越(チャオ・ユエ)は、権力者である魏劭には媚びへつらいますが、比彘に対しては冷淡です。その露骨な態度を見た魏劭は、あえて比彘を義兄上と呼び、敬意を表します。これには喬越も慌てて比彘への態度を改めざるを得ませんでした。
母の丁夫人は、娘たちの帰りを心から喜び、小喬の好物をたくさん用意してくれていました。実家で愛され、自由に振る舞う小喬を見て、魏劭は少し胸を痛めます。俺のところに嫁いでからは、いつも顔色を伺ってばかりだったなそう自責する魏劭に、小喬は笑顔で答えます。あなたの前にいられること、それが私にとっての自由で、幸せなんです
第31話の感想
魏劭、やっと素直になれましたね!
蜜柑を持ってモジモジする姿は、天下の猛将とは思えない可愛らしさでした。俺が寒いんだという言い訳には、思わず画面の前でツッコミを入れてしまいました。
そして、小喬の実家での魏劭の振る舞いが男前です。権力に弱いお父さんの態度を察して、さりげなく比彘を立てるシーンはスカッとしました。復讐の誓いを乗り越え、愛を選んだ彼の成長に拍手を送りたい回でした。
つづく

