元許嫁と現在の夫、二人の男の間で板挟みになった小喬(シャオチャオ)は、命がけの決断を下します。一方、魏劭(ウェイ・シャオ)は小喬への誤解を解き、少しずつ距離を縮めていきますが、民衆は彼を拒絶。この窮地を脱するため、小喬はある嘘をついて魏劭を助けることに。夫婦の絆が試される中、物語は悲しい別れを迎えます。

「折腰(せつよう)」あらすじネタバレ4話

命がけの選択と、強烈な平手打ち

魏家の兵士である魏梟(ウェイ・シャオ ※魏劭(ウェイ・シャオ)とは別人)は、これまでの苦難はすべて喬家の裏切りのせいだと恨みを募らせていました。彼は小喬(シャオチャオ)に狙いを定め、弓を引きます。

間一髪のところで魏劭(ウェイ・シャオ)が駆けつけ、魏梟を突き飛ばしたため矢は逸れました。魏劭(ウェイ・シャオ)は小喬(シャオチャオ)が我々を救ったのだと告げ、彼女を守ります。

逃亡中の小喬(シャオチャオ)は、前方に元許嫁の劉琰(リウ・イェン)、後方に魏劭の軍という挟み撃ちの状況に陥ってしまいます。劉琰は、喬家で過ごした6年間が一番幸せだったと語りかけました。

私の心は変わっていない。一緒に行こう、すべて水に流す彼は小喬の幼名蛮蛮(マンマン)を呼び、彼女を宝物のように大切に思っていると訴えます。

しかし、小喬が選んだのは魏劭でした。彼女は魏劭の方へ走り出すと、劉琰に向かって叫びます。私を宝物だと言うけれど、あなたは民衆を蟻のように踏みにじっている!

激怒した劉琰は矢を放つよう命令。魏劭は猛スピードで飛び出し、小喬を抱きしめて矢から守りました。命拾いした小喬ですが、恐怖と怒りが爆発したのでしょう。なんと、助けてくれた魏劭の頬を思い切り平手打ちしたのです!

これには周囲も唖然。部下たちは気を使って敵を追いかけ、二人きりの時間を残しました。

不器用な優しさ?おんぶでの帰還

二人きりになると、小喬は涙を流して魏劭を責め立てます。証拠もないのに自分を処刑しようとしたこと、劉琰と駆け落ちしたと疑ったこと。彼女の怒りは収まりません。

魏劭は、小喬の手にある火傷の痕に気づきました。それは縄を焼き切って逃げた際の名誉の負傷です。彼女の泣き声と傷跡を見て、さすがの魏劭も心が揺らいだようです。彼はなんと、小喬を背負って歩き始めました。

背中でも小喬の文句は止まりません。もう嫁ぐのはやめる持参金目当てだったんでしょ手に入った途端に追い出すなんて、劉琰と同じよ言いたい放題ですが、魏劭は黙って彼女を背負い続けました。

実はこれ、小喬の作戦でもありました。本当に嫁ぐのをやめる気はなく、心を攻めることで魏劭の方から求婚させようという計算だったのです。

その頃、小喬の祖父・喬圭(チャオ・グイ)が病でこの世を去ろうとしていました。彼は最期まで小喬を案じ、魏侯への罪悪感を口にしながら息を引き取ります。多くの民に見送られた、立派な最期でした。

民衆の拒絶と嘘の告白

魏劭たちが盤邑(ばんゆう)に入城しようとしますが、民衆は彼を受け入れません。食料を配っても効果なし。どうやら民衆は、小喬の夫は劉琰だと思い込んでおり、魏劭を侵略者だと誤解しているようです。

部下の楊奉は小喬様から真実を説明してもらうべきだと提案しますが、プライドの高い魏劭は頼みに行けません。代わりに護衛たちを行かせますが、侍女の小桃(シャオタオ)に門前払いされてしまいます。

しびれを切らした魏劭は、棒を持って懲らしめてやると小喬の部屋へ向かいますが、彼女はいません。こっそり後をつけると、小喬は姉の大喬(ダーチャオ)と会っていました。

大喬(ダーチャオ)は一緒に逃げようと説得しますが、小喬はこう答えます。私は魏劭を愛してしまったの。彼に嫁ぎたいの

もちろんこれは、魏劭が聞いていると知っての演技。しかし、単純な魏劭はそれを聞いてニヤリと得意顔。大喬(ダーチャオ)は妹の決意を聞き、比彘(ビージー)と共に去っていきました。

その夜、魏劭は小喬のもとを訪れます。愛しているというのが嘘だと見抜いてはいましたが、彼女が民のために動いていることは理解していました。彼は以前の非礼を素直に詫びます。

夫婦の連携プレー、そして悲しい知らせ

翌日、小喬は民衆の前で演説を行いました。かつての喬家の裏切りを認めつつ、魏劭への支持を訴えます。すると魏劭は、街の祈りの壁を押し倒し、高らかに宣言しました。

今日からここは私の街だ。私はここに来たのは、水路を修復し、民を豊かにするためだ!

この言葉に民衆は歓喜し、魏劭を受け入れます。遠くから見ていた大喬も、これを見て安心しました。

魏劭は驚いていました。水路の話など誰にもしていないのに、小喬がそれを見抜いてお膳立てしてくれたからです。小喬は、かつて魏国が水路建設を助けてくれた歴史や、その後の争いの経緯をすべて理解していました。私は真心をあなたに捧げます。もし裏切れば、両国の民を裏切ることになりますよ理路整然と語る小喬に、魏劭は完全に降参。心から彼女を認めました。

その後、小喬は大喬を見送ります。怪力男の比彘が巨大な岩を動かすのを見て、小喬はある策を思いつきます。彼女は、国境付近の博崖という要所を守るよう、比彘に指示を出しました。万が一のための次の一手です。

小喬は、魏劭に水路建設に集中させ、戦(いくさ)を止めさせる計画でした。しかし、そこへ悲しい知らせが届きます。祖父・喬圭(チャオ・グイ)の訃報です。祖父の優しさを思い出し、涙が止まらない小喬。水路建設という大事業を前に、彼女は個人的な悲しみを乗り越えなければなりませんでした。

月を見上げながら、小喬は亡き祖父を想い、涙を流すのでした。

第4話の感想

小喬の平手打ちにはスカッとしましたね! 命を助けられた直後にビンタするヒロイン、最高です。その後の魏劭のおんぶも、文句を言われながら黙って運ぶ姿に、彼の不器用な愛情(と単純さ)が垣間見えてニヤニヤしてしまいました。

小喬は本当に賢い。魏劭を愛しているフリをして操縦する手腕は見事ですが、ラストの祖父の死はあまりに辛いタイミング。策士な彼女が流す純粋な涙に、胸が締め付けられました。

つづく