祖父の訃報を知った小喬(シャオチャオ)ですが、家のために涙をのんで魏劭(ウェイ・シャオ)との婚礼に臨みます。しかし、魏家の人々の視線は冷たく、夫となった魏劭も復讐心から冷淡な態度を取り続けます。そして魏の領地へ到着した小喬を待っていたのは、城に入れてもらえず雨の中に放置されるという過酷な仕打ちでした。絶体絶命の小喬の運命は…?
「折腰(せつよう)」あらすじネタバレ5話
悲しみの中での決断
祖父・喬圭(チャオ・グイ)の訃報は、小喬(シャオチャオ)にとってあまりにも辛いものでした。
最期を看取れなかった悲しみに暮れながらも、彼女は祖父の大計が未完成であることを理解しています。
今ここで帰るわけにはいかないのです。小喬(シャオチャオ)は夜空の月を見上げ、祖父への想いを馳せるしかありませんでした。
一方、魏劭(ウェイ・シャオ)の陣営にも喬圭(チャオ・グイ)の死が伝わります。部下たちは結婚を阻止するための喬家の策略では?と疑い、憤りを隠せません。しかし、魏劭(ウェイ・シャオ)は小喬(シャオチャオ)に直接問いかけます。それでも嫁ぐのかと。
小喬は気丈に答えました。この婚儀は祖父が生前に決めたこと。私が嫁ぐことを祖父も望んでいるはずです必死に涙をこらえる彼女の姿に、魏劭(ウェイ・シャオ)は一瞬心を痛めたような表情を見せますが、何も言わずに立ち去りました。
涙を隠しての婚礼
その日の夕暮れ、魏劭はなんと山猫(猞猁)を連れて小喬の部屋を訪れました。
不器用ながらも、これが彼なりの誠意を示す結納の品だったのです。
夜になり、小喬は喪服である白い衣を脱ぎ、花嫁の赤い衣装へと着替えます。顔には笑みを浮かべていますが、その瞳は涙で潤んでいました。祖父はきっと許してくれる、そう信じて彼女は嫁ぐ覚悟を決めたのです。
そして始まった婚礼の儀。魏劭は亡き兄の遺言や戦場の記憶がフラッシュバックし、心ここにあらずといった様子。それでも、長い裾を踏んで転びそうになった小喬を、とっさに支える優しさを見せました。
しかし、夫婦の杯を交わす合卺(ごうきん)の酒の場面で事件が起きます。魏劭は父と兄の位牌を見つめると、酒を飲むことなく床にこぼしてしまったのです。これには周囲も凍りつきましたが、小喬は悲しみをこらえ、ただ黙って耐えるしかありませんでした。
魏家としての誓いと過酷な旅路
宴の席でも、魏軍の将軍たちは喬圭(チャオ・グイ)を自らの手で討てなかったと不満を漏らします。
そんな中、魏劭は小喬に対して冷徹ながらも一つの約束をしました。
今日からお前は魏家の妻だ。喬家の娘ではない。私が喬家に何をしようと、お前には関係ないし、お前を傷つけることもしない
その言葉を残して去っていく魏劭の背中を見送り、小喬は一人、床に座り込んで号泣します。その後、彼女は再び喪服に着替え、密かに祖父を弔いました。
翌日からは、魏の領地へ向かう馬車の旅が始まりました。道中、激しい雨が降り出します。魏劭は父兄の命日に間に合わせるため、夜通し馬を走らせようとします。公孫羊(ゴンスン・ヤン)は夫人の傷が癒えていないと止めますが、小喬自身が急ぎましょうと進言。二人は言葉こそ交わしませんが、視線が合うたびに複雑な感情が交錯していました。
城外での放置と危機
魏劭たちの帰還を、親族たちが城門で出迎えました。
しかし魏劭は、重要な祭祀の場に喬家の娘を入れるわけにはいかないと判断し、小喬を城外に待機させます。
従妹の鄭楚玉(ジョン・チューユー)に儀式が終わったら迎えに行ってくれと頼んで。
祭祀の場では、かつて魏劭が当主になることに反対していた叔父の魏典(ウェイ・ディエン)らが、小喬との結婚に不満を爆発させていました。魏劭は祖父の悲願である永寧渠(運河)の修復のため、そして好機を待つためだと一族を説得します。
その頃、城外に残された小喬は寒さと雨に打たれ、ついに高熱を出して倒れてしまいます。魏劭の部下たちも、命令がないため手助けできず、彼女は一晩中雨風にさらされることに。魏劭もまた、城内で小喬の身を案じ、一睡もできずにいました。
魏劭の救出
翌朝、事態は急変します。
なんと魏劭の母(徐(シュー)夫人夫人)の命を受けた使いが離縁状を突きつけ、病身の小喬を無理やり送り返そうとしたのです。
これには警護の魏梁(ウェイ・リアン)の意思ではないはずだと気づき、急いで報告に走ります。
魏劭はそこで初めて、鄭楚玉が小喬を迎えに行っていなかったことを知ります。なんてことだ!魏劭は馬を飛ばして城外へ駆けつけました。
現場では、兵士たちが無理やり馬車を動かそうとし、魏梁(ウェイ・リアン)たちが体を張って止めていました。そこへ魏劭が到着。兵士たちを一喝すると、意識朦朧としている小喬を抱き上げます。彼はそのまま彼女を強く抱きかかえ、堂々と城内へと連れ帰るのでした。
第5話の感想
魏劭、不器用すぎます! 山猫をプレゼントってどういうセンスなんでしょうか(笑)。
婚礼の酒を床に捨てるシーンは、小喬の立場を思うと胸が張り裂けそうでした。でも、ラストのお姫様抱っこでの救出劇にはスカッとしましたね!
一族の手前、冷たく振る舞わなきゃいけない魏劭の葛藤も伝わってきます。二人の距離が少しずつ、でも確実に縮まっているのを感じる回でした。
つづく

