休暇明けの国子監を揺るがす試練!第12話の見どころ要約

休暇が明け、科挙へのカウントダウンが始まった国子監の学堂で新たな大波乱が幕を開けます。武学の授業が突如として廃止され、大好きな司業との接点を奪われた桑祈(そうき)は深い焦燥感に包まれていました。

そんな中、恋敵であるはずの蘇解語(そかいご)が暗殺組織西昭に繋がる重大な物証を発見します。恋の嫉妬心と命懸けの陰謀が複雑に絡み合う、目が離せない緊迫のエピソードです。

動き出す陰謀と深まる恋의 嫉妬!第12話のメインストーリー詳細

1. 廃止された武学の授業と蘇解語(そかいご)が掴んだ未知の粉末の謎

学堂に集まった弟子たちの前で、鳳博士(ほうはかせ)から非情な時間割の変更が宣言されました。科挙の接近に伴い経史の授業が最優先され、桑祈(そうき)が楽しみにしていた武学の時間が完全に消滅したのです。

司業である晏雲之(あんうんし)との貴重な逢瀬の機会を失い、彼女は人知れず眉をひそめて落胆していました。

門前での下校時、大混雑の人込みの中でバランスを崩した桑祈を、背後から晏雲之(あんうんし)の手が優しく抱きとめます。

彼は乱れた彼女の背負い籠を丁寧に整えてくれますが、急な呼び出しの伝言を受けて瞬時にその場を去ってしまいました。

彼を酒楼へと急ぎ呼び出したのは、清玄君(せいげんくん)の仲介を受けた中書令の令嬢、蘇解語だったのです。

蘇解語は、宋佳音(そうかいん)から贈られた誕辰の祝い物の中に、不審な赤い粉末が付着しているのを見抜いていました。

その成分を調査した結果、敵国の暗殺組織西昭が密売する、特殊な植物の抽出物だと判明します。

この粉末は、第3話の民家調査や第4話の豆やし事件で登場した猛毒とは異なり、強烈な幻覚と依存性を引き起こす魔薬でした。

2. 酒楼での最悪な鉢合わせ!卓文遠(たくぶんえん)の強硬な目隠しと主僕の不眠症

同じ頃、汴京(べんきょう)の街へと急ぎ帰還した卓文遠(たくぶんえん)は、桑祈に誘われて同じ酒楼の個室を訪れていました。

しかし桑祈は、開いた扉の隙間から、晏雲之が蘇解語と背中を向け合って密会している姿を偶然目撃してしまいます。

先ほど自分を置き去りにした理由が彼女の存在だったと知り、桑祈の胸には激しい嫉妬の炎が渦巻きました。

ふたりの間に流れる奇妙な空気の乱れを、鋭い洞察力を持つ卓文遠が見逃すはずはありません。

彼は桑祈の手を力強く握り締めると、晏雲之の視線を遮るように個室の扉を乱暴に閉めて彼女を自分だけの世界に閉じ込めます。

その夜、激しい嫉妬心に悶える桑祈は眠ることができず、月明かりの下で庭の木々を八つ当たりで叩き続けていました。

侍女の蓮翩(れんへん)もまた、閆琰が別の名門との縁談の手続きを進めている噂を耳にし、横になって苦しみます。

主僕揃って恋の悩みに胸を痛め、静かな夜空を見上げながら互いの秘めたる心事を静かに語り合いました。

3. 暴走馬の衝突事故と宋太傅が仕掛ける冷酷な横取りの計略

翌朝の国子監では、閆琰が宋落天(そうらくてん)(そうらくてん)の操る馬に跳ねられて重傷を負ったという衝撃の悲報が駆け巡ります。

あまりの理不尽さに激高した蓮翩(れんへん)は理性を失い、登校してきた宋落天(そうらくてん)に対して容赦なく爛れた野菜の葉を投げつけました。

桑祈も怒りに震えて拳を握りしめますが、背後から平然と現れた卓文遠の手によって辛うじて制止されます。

しかしこの事故の真相は、街角で閆琰の結婚話をからかった際、宋落天の馬が突如暴走したアクシデントでした。

プライドの高い宋落天は自身の過失を認めたがらず、桑祈たちの前でわざと故意にやったと言い放ったのです。

息子の不祥事を知った父親の宋太傅(そうたいふ)は怒るどころか、閆家の婚姻政策を妨害する絶好の好機だと冷酷に笑いました。

4. 抜き打ち試験の試練と披露宴の席で炸裂する司業の夫婦の儀

鳳博士は、温習を怠っていた弟子たちに対して容赦のない抜き打ちの学力テストを行うと冷徹に宣言します。

霊霧峰での過酷な武芸特訓に明け暮れていた桑祈は、経史の勉強が完全に疎かになっており絶望の縁に立たされました。

廊下を通りかかった晏雲之に満面の笑みで助けを求めようとしますが、またしても卓文遠が間に割って入り強引に連れ去ります。

放課後も門前で待つ晏雲之を無視して卓文遠が彼女を連行したため、動揺した司業は馬車に躓いて無様に転倒しかけました。

その後、閆琰が宋家へ大勢の家臣を引き連れて乗り込んだという報せを受け、桑祈は乱闘を止めるため宋府へと急行します。

しかし、箱の中から現れたのは幼少期の思い出の玩具であり、二人の若者はかつての厚い友情を取り戻して和解しました。

宋落天の盛大なお祝いの披露宴が始まると、遅れて会場に入ってきた晏雲之が当然のように桑祈の真横の座席を占領します。

彼は長年連れ添った夫婦のような自然な仕草で、彼女の前に置かれた食器を優しく洗浄してあげました。

酒足に満ちた宴の散会後、密かに席を立った彼の後を追った桑祈は、暗闇の中で激しく足を踏み外してしまいます。

物音を察知した宋府の屈強な守衛たちが、鋭い松明の光を掲げて庭園の一斉捜索を開始しました。

絶体絶命の瞬間、衣服を翻した晏雲之が彼女の細い腰を抱きかかえ、狭い暗がりの死角へと滑り込みます。

独自考察!西昭の新たな薬物トリックと宋太傅が狙う政略分断の意図

蘇解語が今回持ち込んだ未知の粉末の存在は、物語の背景にある巨大な闇の勢力の栽培ルートを特定する手がかりです。

汴京の気候に合わない植物を特殊な環境で育成している描写は、第6話の竹林の庵で浅酒が香料を厳重管理していた不自然な密室と一致します。

最高学府の利権の裏で、この高価な依存性薬物が宮廷の莫大な資金源として流通しているのは確実です。

また、宋太傅が息子の不祥事を逆手に取り、閆家の婚姻を截胡(横取り)しようとする計略は非常に陰湿な宮廷闘争です。

名門貴族同士の横の繋がりを分断し、国子監における大司馬(桑公)の勢力を徹底的に孤立させようとする政治的意図が見えます。

卓文遠がこの不穏な状況を感知し、桑祈を晏雲之から力ずくで引き離そうとする焦燥の動きも、今後の泥沼化を予感させます。

嫉妬に悶える晏雲之のギャップに悶絶!暗闇の密室から脱出できるか?

普段は冷徹な仮面を被っている晏雲之が、卓文遠への激しい嫉妬のあまり馬車に躓いて転びそうになる姿が最高に愛らしかったです。

披露宴の席で見せた、自然すぎる食器洗いのおしどり夫婦のような甘い気遣いには、全視聴者の胸キュンが止まらなかったはず。

しかし、ラストシーンの暗闇での超至近距離の密着劇により、ふたりの師弟関係は再び臨界点を突破する大接近を迎えます。

次回の第13話では、守衛たちの松明が迫る極限状態の死角で、ふたりだけの緊密な夜の逃避行が始まります。

桑祈の存在を自分の手の中に完全に囲い込もうとする卓文遠の、冷酷な次なる防衛工作に晏雲之はどう立ち向かうでしょうか。

薬物の出所の特定を急攻する隠密捜査の進展と、学園内でさらに火花を散らす男たちのマウント合戦から一瞬たりとも目が離せません。

つづく