江臨閣での狂馬の暴走を止めた庄寒雁(ジュアン・ハンイエン)は、宮廷の権力者である苗貴妃から絶大な信頼を得ます。 しかし、彼女の周囲では新たな婚姻の罠と、親世代の隠された医療迫害の陰謀が動き出していました。 大理寺卿の傅雲夕が仕掛ける、強引かつ情熱的な求婚劇が見どころの重要なエピソードです。

「雁回時~貴女の誉れ~」あらすじネタバレ16話

巧妙な婚姻の罠と覚醒する親世代の真実

江臨閣での狂馬の暴走を止めた庄寒雁(ジュアン・ハンイエン)は、宮廷の権力者である苗貴妃から絶大な信頼を得ます。

しかし、彼女の周囲では新たな婚姻の罠と、親世代の隠された医療迫害の陰謀が動き出していました。

大理寺卿の傅雲夕が仕掛ける、強引かつ情熱的な求婚劇が見どころの重要なエピソードです。

策略を打ち砕く20年前の婚書と偽医者の陰謀

苗貴妃から贈られた因縁の玉手腕と皇宮の選妃に隠された真実

第15話の狂馬暴走事件で命を救われた苗貴妃は、庄寒雁(ジュアン・ハンイエン)の勇敢な行動に深い感謝を示します。

傅雲夕が証拠として提出した手巾の毒から、後宮の主は身内の犯行を察知しました。

阮惜文(ルアン・シーウェン)が処罰を辞退したため、苗貴妃はかつて手に入れた高価な玉手腕を寒雁に授けます。

私的な席で、苗貴妃はかつて阮惜文(ルアン・シーウェン)と美を競った選妃レースの記憶を語り始めました。

阮惜文がわざと負けて自分を皇宮へ送り込んだことで、生涯子供を産めぬ身体になったと恨み言を述べます。

しかし阮惜文は、熱望していた彼女への成人之美(思いやり)だったと静かに告げました。

偽医者が隠蔽していた両脚の真実と宇文長安が捧げた誓いの聘書

譚大人が阮惜文の不随の脚を診察したところ、衝撃の事実が明るみに出ます。

第14話でへし折られたとされる彼女の脚は、実は適切な治療で歩ける状態でした。

父親の庄仕洋(ジュアン・シーヤン)が偽の医師を雇い、長年にわたり歩けないと思い込ませる迫害を行っていたのです。

実夫の陰険な裏切りを知った阮惜文は、あまりの悔しさに激しい涙を流しました。

傅雲夕の指示により治療は極秘とされ、阮惜文は歩行を再開するための過酷なリハビリを開始します。

その夜、かつての恋人である宇文長安が現れ、20年前の聘書(結納品リスト)を手に再度求婚しました。

英雄救美の失敗と庄仕洋(ジュアン・シーヤン)が強行した何文慎との秘密の婚約

苗貴妃のブレスレットの効果により、嫡女である寒雁の元には求婚状(拝帖)が殺到します。

庄仕洋は寒雁が傅雲夕や実母と親密になるのを恐れ、格下の男へ強引に嫁がせようと画策しました。

傅雲夕は言い寄る薛公子らを冷酷に排除し、寒雁の縁談を次々と破壊していきます。

寒雁に恋い焦がれる何文慎が寺で待ち伏せしていると聞き、傅雲夕は英雄救美(マッチポンプ)を企てました。

山賊を装って襲い、自分が救い出す自作自演の計略でしたが、聡明な寒雁には一瞬で見破られます。

寒雁が投げた石が顔面に命中し、大理寺卿は顔にアザを作って逃げ帰る羽目になりました。

二重婚約を告発する20年前の婚書と謀士が仕掛けた生涯の密約

事態を急ぐ庄仕洋は、寒雁の抗議を無視して何文慎との婚約を強引に締結してしまいます。

絶体絶命の窮地に陥った寒雁の前に、再びあの冷徹な大理寺卿が立ちはだかりました。

傅雲夕は庄仕洋が犯した一女両嫁(二重婚約)の罪を、満座の席で厳しく告発します。

彼が掲げたのは、姉が身代わりになる前の20年前の本物の婚書でした。

第4話や第11話で語られた本来の婚姻関係を復活させ、何文慎の婚約書をその場で破り捨てます。

傅雲夕は寒雁に対し、自分が謀士となり一年で京城第一の貴女にすると誓って求婚しました。

律令が認める正統なる婚書と仕組まれた医療迫害

今回のエピソードの核心は、傅雲夕が持ち出した20年前の婚書が持つ法的な拘束力にあります。

古代の律令制度において、正式な署名が交わされた婚書は、親の命令よりも高い優先度を持ちました。

姉の死によって空席となった傅家の正室の座を、彼は合法的に寒雁へと差し戻したのです。

また、庄仕洋が仕組んでいた偽医師の医療迫害は、名家の陰湿さを象徴しています。

妻の自由を奪い、精神的に去勢するための卑劣な計略であり、彼の冷酷な本性が浮き彫りになりました。

これらをすべて見抜き、裏で譚大人を動かしていた傅雲夕の情報収集能力は驚異的です。

利益で結ばれる天才二人の契約結婚と次回の波乱

すべての求婚者を排除し、自らが寒雁の伴侶として名乗りを上げた傅雲夕の執念に激しく興奮しました

マッチポンプの救出劇に失敗し、寒雁からお詫びの脂粉を贈られてへこむ彼の姿は非常に人間味があります。

利益と名利しか信じない寒雁の心を、彼がどのようにして本物の愛で溶かしていくのか期待しかありません。

次回、傅雲夕の突然の求婚に対し、寒雁が下す冷徹な逆提案が庄家を揺るがすことになります。

足を負傷した阮惜文の歩行リハビリの進展や、失脚を恐れる庄仕洋の次なる悪あがきに注目です。

名家を完全に制圧するため、二人の天才が交わす禁断の婚姻契約の行方から目が離せません。

つづく