科挙の不正が暴かれた庄家では、ついに宿敵の周如音(ジョウ・ルーイン)が凄惨な反撃を開始します。 過去に隠された儋州での叔父夫婦の死の真相が、祭祀の席で白日の下に晒されました。 大牢へと投獄された寒雁を救うため、忠義の護衛が命懸けの決断を下す衝撃の回です。
「雁回時~貴女の誉れ~」あらすじネタバレ9話
復讐の代償と牙を剥く宿敵!大牢へ連行された令嬢の危機
科挙の不正が暴かれた庄家では、ついに宿敵の周如音(ジョウ・ルーイン)が凄惨な反撃を開始します。
過去に隠された儋州での叔父夫婦の死の真相が、祭祀の席で白日の下に晒されました。
大牢へと投獄された寒雁を救うため、忠義の護衛が命懸けの決断を下す衝撃の回です。
陰謀の祭祀と暴かれる凄惨な過去!大理寺を揺るがす告発の全貌
庄語遅の失脚と崩壊する周如音(ジョウ・ルーイン)の野望
見せしめ刑を終えた庄語遅の帰還により、屋敷内には険悪な空気が立ち込めます。
窮地に陥った彼は、解答用紙をすり替えた犯人が寒雁だと主張しました。
試験前夜に彼女が部屋に来たことを根拠に、激しい罵声を浴びせます。
寒雁は冷静に部屋を訪れた事実を認めつつ、差し入れを拒絶されたと反論しました。
さらに第1話の酒肆で庄語遅から受けた屈辱の数々を暴露します。
実の息子のあまりの愚行と横暴さに、庄仕洋(ジュアン・シーヤン)の怒りは頂点に達しました。
父親の手が激しく庄語遅を打ち据え、教育を怠った周如音を厳しく叱責します。
失脚した庄語遅と庄語山(ジュアン・ユーシャン)は、即座に田舎の寂れた別宅へと追放処分になりました。
すべてが寒雁の策略だと確信した周如音は、復讐のために動き始めます。
復讐の宣戦布告と儋州の刺客・楊憑の怨恨
孤立した周如音は寒雁の部屋を訪れ、静かに盤を挟んで対局を始めました。
寒雁は取り繕うことなく、京城へは復讐のために戻ったと言い放ちます。
周如音は実母の阮惜文(ルアン・シーウェン)との仲を裂こうと画策するも、寒雁は冷笑で返しました。
その頃、阮惜文(ルアン・シーウェン)のもとへ宇文長安からの密書が届いていました。
計画が整い、合図を待つのみという不穏な内容が記されています。
周如音は寒雁の背後に傅雲夕の影を感じ、儋州から呼び寄せた楊憑と接触しました。
楊憑はかつて寒雁のせいで耳を失い、科挙に落第した過去から凄まじい殺意を抱いています。
周如音は彼が持つ儋州の叔父夫婦の検屍文憑を大金で買い取りました。
傅雲夕から警告を受けた寒雁は、楊憑の母親を憐れんで彼の誘拐を柴靖に命じます。
策略の祭祀大礼と琅児による殺人告発
庄家で盛大な祭祀大礼が執り行われる中、不穏な空気が漂います。
楊憑は仕込まれた暗器の罠を使い、監視の目を盗んで逃亡しました。
護衛の柴靖が即座にその背中を追い、激しい追跡劇が始まります。
祭祀の最中、周如音は儋州で死んだ叔父夫婦の位牌を突如として持ち出しました。
寒雁に対して、自分を育てた恩人の位牌に跪くよう強要します。
第3話の偽道士の事件と同様に、周如音は冷酷な罠を仕掛けていました。
周如音はかつて屋敷を追放された侍女の琅児を証人として呼び寄せます。
琅児は満座の席で、寒雁が叔父夫婦を殺害した真犯人だと叫びました。
虐待の復讐だと主張し、第5話で露わになった腕の傷と検屍報告を突きつけます。
寒雁は虐待の事実を認めつつも、育ての親への感謝を述べて罪を否認しました。
しかし事態を重く見た閻大人により、二人は大理寺へ連行されます。
冷たい大牢の奥へと、寒雁の身柄は拘束されることになりました。
実母・阮惜文の非情な静観と柴靖の命懸けの自首
署名させられた琅児が去り、傅雲夕は背後の黒幕の存在を確信します。
寒雁の侍女が涙ながらに救助を求めるも、阮惜文は冷徹に突き放しました。
第6話の大牢での密約とは裏腹に、実母の静観は徹底しています。
寒雁の身を案じる柴靖は、傅雲夕の屋敷へ忍び込み情報を探りました。
傅雲夕は今夜、寒雁が十二道の過酷な刑罰を受けると告げます。
愛する主人の命を救うため、柴靖は自らが身代わりの凶手となる決意を固めました。
自分が叔父夫婦を誤殺したと偽りの自首をする道を選びます。
柴靖は傅雲夕に対し、寒雁を悲しませないためにこの真実を伏せるよう懇願しました。
骨肉の争いにおける検屍文憑の威力と親世代の冷徹な防衛策
周如音の反撃手段となった検屍文憑の威力を考察します。
これは現代の検死報告書にあたり、明確な殺意と死因を証明する決定的な物的証拠です。
第3話の井戸の簪という物証に続き、今回は公的な文書が寒雁を追い詰めました。
また、実娘の危機をあえて見捨てた阮惜文の行動の真意も重要です。
第6話で描かれたように、阮惜文は激しい政争の渦中に身を置いています。
ここで中途半端に寒雁を庇えば、庄家全体を巻き込む破滅へ繋がると冷徹に計算した結果です。
宿命の十二道刑罰を前に交錯する愛憎と次号への期待
琅児の偽証と検屍報告の波及力により、寒雁が絶体絶命の窮地に立たされました。
主人のために自らの命を差し出す柴靖の無償の愛に、激しく胸を揺さぶられます。
傅雲夕の冷徹な眼差しの奥にある真意が、未だに読めない緊迫の展開です。
大牢の闇の中で、寒雁は十二道の拷問を耐え抜くことができるのでしょうか。
柴靖の決死の自首が、大理寺の捜査にどのような地殻変動を起こすのか注目です。
次回の法廷劇で明かされる儋州の事件の真実に、期待が膨らみます。
つづく

