千羽衛がまさかのボランティア活動を開始します。

小強子の発案で街へ繰り出した精鋭たちが民のために奮闘。

その裏で、暗殺組織の影と皇帝の鋭い疑念が交錯する激動回です。

街を駆ける千羽衛と忍び寄る暗殺組織の罠

民の味方へ変貌する千羽衛と統領の意外な素顔

千羽衛の監察職となった小強子は、組織のイメージ向上のため民への奉仕活動を提案しました。

第5話で晏長昀(アン・チャンユン)から貰った怪我の特効薬である軟凝膏を贈り、統領の機嫌を取ることも忘れません。

翌日から千羽衛の猛者たちは、街の清掃や弱者の手助けに奔走させられます。

街頭で父親が息子を折檻する場面に遭遇すると、晏長昀(アン・チャンユン)は激怒して剣を突きつけました。

小強子が慌てて制止し、壊れた筆を修理しようとした息子の誤解だったことが判明します。

統領は民の前で今後、子を叩く者は軍法で処すと宣言し、民衆の歓声を浴びました。

冷徹だった男が自ら薪を割り、野菜を刻み、子供のために果物を剥いて奉仕を続けます。

晏長昀は、笑顔で子供たちと無邪気に遊ぶ小強子の姿を静かに見つめていました。

この穏やかな時間の裏で、蕭丞相は千羽衛の手薄な隙を狙い、朱銀粉の調査を進めさせます。

毒薬による脅迫と戦火の遺族たちが抱える怨念

万事閣の白師父は、未だ連絡の取れない拂暁(フー・シャオ)を案じていましたが、突如として門下生らと毒を盛られます。

そこへ仮面を被った蕭権(シャオ・チェン)が現れ、拂暁(フー・シャオ)が記憶を失い太監として宮中に潜入していると告げました。

蕭権(シャオ・チェン)は解毒剤を人質に取り、万事閣の力を自分の野望のために使おうと協力を迫ります。

一方、小強子は街の一角で、悲惨な暮らしを強いられている大量の乞食たちを発見しました。

彼らの正体は、晏長昀の家族が滅ぼされた関酉之変の遺族であり、終身乞食の刑を受けた人々です。

身内を見つけた晏長昀は激しい衝撃を受け、一目散に駆け寄って老いた遺族を抱き起こしました。

民衆が統領の陰口を叩くと、小強子は激怒して殴りかかろうとし、それを晏長昀が必死に止めます。

そこへ青楼の初月が差し入れを持って現れますが、彼はその食べ物をすべて遺族たちへ分け与えました。

統領の深い孤独と優しさに触れた小強子は、彼に対する信頼のの情をより一層強めていきます。

襲撃を阻む玉骨哨とエビアレルギーが招いた正体発覚の危機

街での作業中、万事閣の師妹が突如として現れ、記憶のない小強子を無理やり連れ戻そうとします。

見知らぬ襲撃者に怯えた彼女は、第5話で晏長昀から手渡された大切な玉骨哨を必死に吹きました。

口笛の音を聞きつけた統領が瞬時に駆けつけ、圧倒的な武力で師妹を撃退します。

足を負傷した小強子を晏長昀が背負って家路につくと、彼女は胸のときめきを隠せません。

太監頭の刀哥から統領に恋をしたのかとからかわれ、自分は男だと必死に否定します。

彼女は感謝の印としてエビの皮を入れた特製点心を作りますが、宮中で皇帝の趙沅(ジャオ・ユエン)に奪われてしまいました。

点心を食べた趙沅(ジャオ・ユエン)は、激しいエビアレルギーを発症してその場に昏倒してしまいます。

急行した晏長昀が御医を呼び、紫蘇葉の汁を飲ませたことで皇帝は奇跡的に一命を取り留めました。

しかし目覚めた趙沅は、この特効薬を知る者が幼なじみの秦琰だけである事実に気づき驚愕します。

悪夢の対峙と皇后の嫉妬がもたらす新たな転属

皇帝は夜、晏長昀が自ら秦琰だと名乗り、自分を剣で刺し殺す凄惨な悪夢を見て跳ね起きました。

眼前に控えていた統領は即座に跪き、街の民間療法を偶然試しただけだと釈明します。

第2話で正体が秦琰だと確定している彼は、巧みな弁明で皇帝の鋭い疑念を紙一重でかわしました。

半信半疑の趙沅は賞与を与えて彼を退かせ、今度は小強子を呼んで共に食事を楽しみます。

小強子は統領の功績を熱心に褒めちぎり、皇帝から彼の胸の傷について尋ねられました。

第5話で彼女が確認したのは背中の刀傷だけだったため、胸の傷は見ていないと正直に答えます。

そこへ皇帝に会いに来た皇后が現れ、夫と太監が親しげに剣術の練習をする姿を目撃しました。

激しい嫉妬心に駆られた皇后は、二人を引き離すため、小強子を自分の直属にすると宣言します。

皇帝の庇護から引き離され、皇后の寝宮へと拉致される偽太監に最大の危機が訪れました。

張り巡らされる二重の罠とアレルギーが繋いだ幼き日の絆

今回最も注目すべきは、皇帝の趙沅が晏長昀の正体に対して抱いた明確な疑念です。

エビアレルギーへの対処法である紫蘇葉の汁は、二人が幼少期に共有した秘められた記憶でした。

晏長昀の本名が秦琰であり、定国公府の生き残りである事実は第2話で視聴者に明示されています。

しかし、復讐のために千羽衛の統領となった彼は、いまだ皇帝に対して忠誠と敵意の狭間で揺れています。

小強子が第5話で彼の背中の傷だけを見て、胸の傷を確認していなかったことも、正体発覚を遅らせる絶妙な伏線となりました。

また、蕭権が万事閣を抱え込んだことで、宮廷の権力闘争はさらに予測不能な泥沼へと発展していきます。

統領への恋心と牙を剥く皇后の嫉妬に立ち向かえ

おんぶされるシーンでの小強子のニヤケ顔が、乙女そのもので非常に可愛らしいエピソードでした。

冷酷な復讐鬼である晏長昀が、民の前で見せた不器用な優しさに胸が締め付けられます。

しかし、ラストで発動した皇后の嫉妬による強制異動は、彼女の命を再び危険に晒すことは間違いありません。

次回第7話では、嫉妬に狂う皇后の元で、小強子が過酷な嫌がらせを受けることになります。

皇帝の趙沅の助けが届かない閉ざされた女の園で、彼女は秘密を守り抜けるのでしょうか。

危機を察知した晏長昀が、再び玉骨哨の約束を果たしに現れるのか、次回の展開が待ちきれません。

つづく