小強子を駒にした、皇帝による命がけの正体暴きテストが幕を開けます。

晏長昀(アン・チャンユン)は機知を働かせて胸の古傷を隠し通しますが、次なる危機が小強子を襲いました。

嫉妬に狂う皇后の嫌がらせと、統領の冷徹な態度に絶望したヒロインの涙の逃亡劇が描かれます。

策略と疑惑の心理戦!宮廷を去る偽太監の涙

剣技に隠された罠!皇帝による冷徹な正体検証テスト

夜遅く帰宅した小強子に対し、千羽衛統領の晏長昀(アン・チャンユン)は鋭い口調で遅参の理由を問い詰めます。

小強子は皇帝の趙沅(ジャオ・ユエン)から武術の直接指導を受けており、数日後には統領を倒してみせると豪語しました。

第6話でエビアレルギーの特効薬から疑念を抱いた趙沅(ジャオ・ユエン)は、小強子の武術を利用して彼の正体を暴こうとしていたのです。

数日後、宮廷内で小強子と晏長昀による緊迫した御前試合が執り行われました。

小強子が繰り出したのは、かつて晏長昀が幼少期に趙沅と共に磨き上げた秦家の秘伝武術です。

主君の意図を察知した晏長昀は、正体を隠し通すためにあえて攻撃を避けずその身に一撃を受けました。

趙沅は自ら晏長昀の手当てを執り行い、彼の胸元にあるはずの過去の古傷を凝視します。

しかし、そこには何も見当たらず、皇帝は半信半疑のままその場を立ち去るしかありません。

実は晏長昀は事前に偽の皮膚を胸に貼り付けて傷を隠すという、完璧な偽装工作を施していました。

一人残された晏長昀は、肉体から偽装用の皮膚を剥ぎ取りながら静かに息を吐きます。

一方の趙沅は帰路の中、かつて無理やり玉璽を押され、親友の秦琰の一族を死に追いやった過去を悔やんでいました。

第2話で明かされた定国公府の惨劇に対する皇帝の深い罪悪感が、彼の心を今も苛み続けています。

皇后の嫉妬が爆発!深夜に課された寵愛獲得の秘策百箇条

自分の勝負心のせいで晏長昀を負傷させたと誤解した小強子は、涙ながらに謝罪の言葉を口にしました。

彼女は今後の手厚い看病を誓いますが、そこに皇帝の関心を惹きたい皇后の魔の手が伸びます。

皇后は晏長昀の寝宮を訪れ、怪我の見舞いにかこつけて小強子を自分の元へ異動させるよう要求しました。

晏長昀は皇后の提案にあっさりと同意し、小強子の荷物を部屋の外へ投げ捨ててしまいます。

過去に皇后の機嫌を損ねていた小強子は、保身のために必死のお世辞攻撃を展開しました。

おだてられて上機嫌になった皇后は、小強子に皇帝の心を掴むための秘策百箇条を夜通しで書くよう命じます。

秘策の失敗と拷問!玉骨哨を投げ捨てた絶望の夜

翌朝、完成した秘策の束を読んだ皇后は、効果を確かめるために晏長昀へ試すよう小強子に命じました。

小強子は色仕掛けで優しく接近しますが、統領は冷酷に部屋の扉を彼女の目の前で閉ざします。

作戦を変更した彼女は、偽の傷を腕に描いて千羽衛に戻してほしいと涙ながらに統領へ直訴しました。

晏長昀は傷だらけの彼女を見て胸を痛めますが、表面上はどこまでも冷徹に拒絶し続けます。

すべての作戦が失敗に終わり、激怒した皇后は小強子を捕らえて羽毛による足裏の拷問を科しました。

丸一日笑い続けさせられた小強子は、意識も朦朧としたまま鳳殿の寝台へ横たわります。

千羽衛の仲間たちが白い花を持って見舞いに来ますが、魏添驕(ウェイ・ティエンジアオ)は彼女が喜ぶのは銀貨だと突っ込みました。

絶望した小強子は、第5話で統領から授かった玉骨哨を数回吹いた後、床へと投げ捨てます。

夜更けに晏長昀が密かに現れて傷の手当てを試みますが、それが着色された偽傷だと気づき激怒して去りました。

鉄石心腸の統領への決別!一人で宮門を去る偽太監

翌朝、目覚めた小強子は腕の傷の着色が落ちていることに気づき、慌てて宮廷からの逃亡を計画します。

彼女は晏長昀の机の上に分かりやすく別れの書状を置きますが、同僚の本の下に埋もれてしまいました。

小強子は誰かが引き連れてくれることを期待して、わざと非常に遅い足取りで宮門へと向かいます。

最後の門に差し掛かった時、同僚の常勝が息を切らせて彼女の後を追いかけてきました。

引き留められたと歓喜した小強子でしたが、常勝の目的はただの犯人の提審手続きに過ぎません。

統領のあまりの冷酷さに絶望した彼女は、自分を救ってくれた過去の面影を捨て、一人で宮門の先へと歩き出しました。

独自考察・用語解説

皇帝の罪悪感と秦家の武術がもたらす二重の心理戦

今回の御前試合で小強子が使用した武術は、かつて皇帝と秦琰が共に修練した思い出の技でした。

第6話でエビアレルギーへの対処から確信を持った趙沅は、この技を小強子に授けることで晏長昀の本能的な反応を誘い出しています。

晏長昀があえて攻撃を受けて負傷したのは、皇帝の鋭い追及をかわすための命がけの肉体苦肉の策に他なりません。

胸の古傷を隠す偽皮膚の術と崩壊する主従の信頼関係

晏長昀が使用した偽皮膚の技術は、一族を滅ぼされた定国公府の復讐を果たすための徹底した自己防衛です。

しかし、この完璧な隠蔽工作が、結果として小強子との決定的なすれ違いを生む悲劇となりました。

小強子が腕に描いた偽の傷に騙されたと知った統領の怒りは、彼女の生存のための嘘を完全に見誤る結果を招いています。

感想と次回の見どころ

皇帝の執拗な正体検証を、血を流してまで潜り抜けた晏長昀の執念に圧倒されるエピソードでした。

足裏を羽毛でくすぐられる拷問シーンのコミカルさと、玉骨哨を捨てる悲痛な感情の落差が実に見事です。

次回第8話では、宮廷を出た小強子を待ち受ける暗殺組織・万事閣の本格的な襲撃と、彼女を奪還せんとする統領の激しい追跡劇が始まります。

つづく