あらすじ
新元文明253年。犯罪率の上昇と“ゼロ共感者”と呼ばれる人々の関連性が、社会問題として注目を集めていた。ある配達員の殺人事件をきっかけに犯罪組織の存在が明らかになり、真犯人は世間を騒がせている“ゼロ共感者”と断定される。事件は一見解決したかに見えたが、特調組の捜査官、駱為昭はこの事件の背後に何かが潜んでいると直感する。
その後も、失踪事件、富豪の交通事故、行方不明大学生の殺人事件など、“ゼロ共感者”が犯人として次々と明るみに出る中、駱為昭は、事件の背後に糸を引く黒幕の存在、そして研修中の捜査官、裴溯の関与を疑い始める。
やがて、複雑に絡み合った事件の真相が明らかになり、犯罪組織は壊滅へと追い込まれる。そして人々は、遺伝子が人間の善悪を決めるのではなく、自らの意志で運命を切り開くことができるのだと気づき始める。たとえ深い闇の中にいても、希望の光を胸に抱き続ける限り、いつか必ず光の下へ戻れるのだと。
フー・シンボー主演、チャン・シンチョン共演のサスペンスドラマ。WOWOWにて2025年3月7日から全30話で放送。
各話あらすじとネタバレ
1話
遺伝子犯罪が社会問題となっている近未来。特殊な遺伝子変異により、他者への共感能力を欠く「ゼロ度共感者」の存在が、事件の鍵を握っている。犯罪心理学の専門家、裴溯(ペイ・スー)は、この謎めいた存在に強い興味を抱き、独自に捜査を進めていた。そんな中、下西区で発生した殺人事件の捜査に、敏腕刑事の駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)が乗り出す。現場に残された不可解な痕跡、そして被害者の不可解な行動…。事件を追うごとに深まる謎、そして対立しながらも事件の真相に迫っていく裴溯と駱為昭。2人の運命は、そして事件の真相はどこに辿り着くのか?
2話
何宗一(ホー・ゾンイー)殺人事件の捜査は難航する。新たな証言から、被害者の携帯電話の出所が明らかになるが、その不可解な経緯は駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)を困惑させる。一方、裴溯(ペイ・スー)は事件現場に残された手がかりから、犯人像を推理する。捜査線上に浮かび上がったのは、実業家・張東瀾(ジャン・ドンラン)。裴溯は彼の潔白を主張するが、疑惑は拭えない。そんな中、新たな容疑者として苗小偉(ミャオ・シャオウェイ)が浮上し、事件は麻薬取引や権力闘争といった複雑な様相を呈し始める。果たして、真犯人は誰なのか?そして、事件の裏に隠された真実は一体何なのか?
3話
記憶の一部を失った裴溯(ペイ・スー)は、定期的に心理カウンセラーの白先生を訪ね、過去の断片を探していた。一方、刑事の駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)は、西区で起きた連続殺人事件の捜査を進めていた。最初の犠牲者の弟、陳震(チェン・ジェン)から匿名の手紙を受け取った駱為昭は、事件の裏に潜む大きな闇を感じ始める。そんな中、陳震から助けを求める連絡が入る。発信源を辿った駱為昭は、危険な場所へと足を踏み入れることになる。同時に、裴溯もまた、過去の記憶に繋がる手がかりを求めて、新たな一歩を踏み出そうとしていた。二人の運命は、複雑に絡み合いながら、事件の真相へと近づいていく。
4話
何宗一(ホー・ゾンイー)殺人事件を追う裴溯(ペイ・スー)と駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)は、追手から逃げる最中に危機に直面します。駱為昭の傷によって裴溯が気を失い、運転が困難になる中、2人は窮地に立たされます。一方、捜査は新たな展開を見せ、張東瀾(ジャン・ドンラン)の車から被害者のネクタイが発見されます。麻薬中毒者の苗小偉(ミャオ・シャオウェイ)が事件に関与していることが判明しますが、駱為昭は真犯人は別にいると睨みます。監視カメラの映像から、ある人物との関連性に気付いた駱為昭は、事件の真相へと近づいていきます。しかし、何宗一の母親が失踪し、自殺を図ろうとする事件が発生。裴溯と駱為昭は、事件の真相と母親の救出に奔走します。
5話
昏睡状態の駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)は、同僚の陶澤(タオ・ゼ)に謎の人物の名前を繰り返していた。その人物を追ううちに、事件の鍵を握るUSBメモリの存在が明らかになる。一方、麻薬取引に関与した人物の自白により、警察上層部にも激震が走る。捜査は深まり、事件の裏に隠された複雑な人間関係、そして過去に起きた悲劇が徐々に明らかになっていく。
周鴻川(ジョウ・ホンチュアン)という男の正体、そして彼が抱える闇とは? 鋭い洞察力で事件の真相に迫る駱為昭だが、新たな謎が次々と浮かび上がり、事態は混迷を極めていく。果たして、彼らは事件の真相にたどり着けるのか? そして、暗躍する「清掃人」とは一体何者なのか?
6話
聴書アプリに隠された謎を追う陶澤(タオ・ゼ)は、過去の事件との関連性に気づき始める。一方、裴溯(ペイ・スー)と駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)は墓地で偶然の再会を果たし、過去の事件を振り返る。二人の関係に変化が訪れる中、陶澤の新居での食事会には、思いがけないゲストが登場。和やかな雰囲気の中にも、どこか不穏な空気が漂い始める。そんな中、駱為昭は師匠のノートから16年前の未解決事件の記録を発見する。失踪した少女たちの共通点を知った時、彼はある人物の身に危険が迫っていることを察知する…。
7話
西嶺への遠足中、生徒を乗せたバスが襲撃され、女生徒の曲潼(チュー・トン)が行方不明になる事件が発生。警察は捜索を開始するが、手掛かりは少なく難航する。一方、偶然事件に遭遇した裴溯(ペイ・スー)たちは捜査に協力することに。特別捜査班には曲潼の父親から謎の録音テープが届き、16年前の未解決事件「蓮花山事件」との類似点が浮上する。過去の事件を知る人物への聞き込みや新たな証言から、捜査は思わぬ方向へ進んでいく。果たして曲潼の行方は?そして、二つの事件を繋ぐ真相とは?
8話
裴溯(ペイ・スー)の誕生日を祝うため、駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)は手料理を振る舞うが、楽しい時間は長く続かなかった。陶澤(タオ・ゼ)からの連絡で、少女・張羽晨(ジャン・ユーチェン)の失踪事件が発生したことが判明。数日前に起きた別の少女失踪事件との関連性を疑う中、裴溯と駱為昭は捜査を開始する。監視カメラの映像や関係者への聞き込みから、手がかりを少しずつ集めていく二人。果たして、行方不明になった少女たちの運命は?そして、事件の背後に潜む真の黒幕とは?緊迫の捜査劇が幕を開ける。
9話
遺伝子犯罪が世間を騒がせる中、警察は16年前の事件との関連性を追っていました。捜査の鍵を握る蘇若晩(スー・ルオワン)は沈黙を守り続け、捜査は難航します。そんな中、犯罪心理学の研修生、裴溯(ペイ・スー)が捜査に加わることに。彼は駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)の知り合いで、独自の視点で事件に切り込んでいきます。蘇玲奈(スー・リンナイ)の遺骨から見つかった日記を手がかりに、事件の真相が少しずつ明らかになっていきます。蘇玲奈の歪んだ愛情、そして彼女を取り巻く男たちの思惑が複雑に絡み合い、物語は思わぬ方向へと進んでいきます。果たして、事件の真相は?そして蘇若晩の運命は?
10話
16年前の少女誘拐殺人事件の真相がついに明らかになり、犯人の動機と驚くべき策略が判明します。事件解決の糸口が見つかったと思いきや、裴溯(ペイ・スー)は事件の裏に潜む更なる闇に気づき、謎の「先生」と接触します。彼は13区の海湾に手がかりを見つけ、危険な賭けに出ようとしているようです。一方、駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)は師匠の墓前で事件解決を報告しますが、新たな事件が発生。慈善家の交通事故死を不審に思う遺族の依頼を受け、調査を開始します。一見ただの事故に見えますが、裴溯は独自の調査で新たな情報を入手し、事件は複雑な様相を呈していきます。
11話
董献(ドン・シエン)に関する疑惑が深まる中、周竣皓の長男・周懐景(ジョウ・ホワイジン)が誘拐される事件が発生。犯人は動画を公開し、周家に揺さぶりをかけます。ネット上では憶測が飛び交い、周氏グループの株価も下落。警察は捜査を開始しますが、犯人は巧妙な情報操作で周家を追い詰めていきます。周家内部にも不穏な空気が漂い、事態は混迷を極めます。果たして警察は周懐景を救出し、事件の真相を解明できるのでしょうか?
12話
周懐景(ジョウ・ホワイジン)誘拐事件の捜査は、新たな展開を迎えます。裴溯(ペイ・スー)の鋭い洞察力により、事件の裏に隠された意外な真相が明らかになり始めます。董小清(ドン・シャオチン)は、世間の非難と会社の圧力に苦しみ、孤立無援の状態に。そんな中、父親からの手紙を受け取り、衝撃的な事実を知ることになります。一方、駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)は誘拐犯の不可解な行動に疑問を抱き、独自に調査を進めます。真実が明らかになるにつれ、登場人物たちの運命は大きく動き始め、物語は緊迫のクライマックスへと向かいます。
13話
董小清(ドン・シャオチン)の事故をきっかけに、駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)たちは捜査を進める中で、意外な人物が事件に関与していることが発覚します。複雑な人間関係、そして隠された過去が徐々に明らかになり、物語は思わぬ方向へと展開していきます。周家を取り巻く謎、そして裴溯(ペイ・スー)の抱える秘密。それぞれの思惑が交錯する中、衝撃の真実が明らかになり、登場人物たちの運命は大きく揺らぎ始めます。果たして、事件の真相はどこにあるのか?そして、裴溯と駱為昭の関係はどうなっていくのか?
14話
董家火災事件を受け、捜査チームは真相解明に奔走する。監視カメラの映像から浮かび上がった覆面の人物、そして董献(ドン・シエン)の不可解なネット通販の利用履歴。様々な手がかりを元に、駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)たちは事件の真相に迫ろうとする。一方、裴溯(ペイ・スー)は駱為昭の思いがけない優しさに触れ、心境に変化が訪れる。肖翰揚(シャオ・ハンヤン)の不可解な言動は、捜査チーム内部に亀裂を生じさせる。周懐景(ジョウ・ホワイジン)は自身の出生の秘密を知り、衝撃を受ける。複雑に絡み合う人間関係と、次々と明らかになる新事実。果たして、彼らは事件の真相にたどり着けるのだろうか?
15話
周氏グループの不正を暴こうとする裴溯(ペイ・スー)と駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)は、あるホテルで怪しい動きをする楊波(ヤン・ボー)を発見、追跡を開始します。しかし、追跡の最中、予期せぬ出来事が発生し、裴溯は駱為昭を庇って重傷を負い、意識不明の重体となってしまいます。
病院に運ばれた裴溯は、生死の境を彷徨いながら、夢の中で母親と再会します。一方、駱為昭は裴溯の無事を祈りつつ、事件の真相解明に奔走します。
周氏グループへの捜査は難航を極め、様々な困難が立ちはだかりますが、駱為昭は諦めずに真相を追究していきます。果たして、裴溯は意識を取り戻すことができるのか、そして、事件の背後に潜む真の黒幕は誰なのか?
16話
第16話では、裴溯(ペイ・スー)が怪我から回復し、事件の捜査が進展します。鄭凱鋒(ジェン・カイフォン)に繋がる新たな証拠が見つかるも、それはあまりにも不自然で、裴溯と駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)は真犯人の罠ではないかと疑念を抱きます。一方、裴溯は周懐景(ジョウ・ホワイジン)と接触し、事件の真相を探ろうとします。周家内部の複雑な事情、そして鄭凱鋒の真意とは?裴溯は少しずつ核心に近づいていきます。退院後、駱為昭の自宅に身を寄せる裴溯。そこで彼は、駱為昭の母親と出会い、温かい交流を持つ一方で、自身の過去と向き合うことになります。駱為昭からの3つの質問は、裴溯の心の奥底に眠る闇を呼び覚まします。そして、物語は衝撃のラストシーンへと繋がっていきます。
17話
特調組に、国際学院の学生失踪事件の知らせが入る。優秀な学生リーダー馮彬(フォン・ビン)を筆頭に、複数の学生が行方不明になったという。駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)たちはすぐさま捜査を開始するが、事件は単純な家出とは異なる様相を呈していく。一方、裴溯(ペイ・スー)は自身の研究テーマを潘教授(パンきょうじゅ)に相談するが、教授の反応はどこか曖昧で、裴溯の心に疑問を残す。そんな中、楊曦(ヤン・シー)の母が重い病を患っていることが発覚し、駱為昭は彼女の身を案じる。そして、失踪事件は思わぬ展開を見せ、捜査は混迷を極めていく。
18話
裴溯(ペイ・スー)は会社での出来事を通して、ある陰謀の兆候を感じ取ります。一方、駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)は失踪学生事件の捜査を進め、監視カメラの映像から犯人らしき人物を発見します。しかし、被害者たちの背景を調べるうちに、事件は予想外の展開を見せ始めます。恋人同士だった馮彬(フォン・ビン)と夏希楠(シア・シーナン)が訪れた夜郎谷、そして夏希楠の沈黙。複雑に絡み合った謎が、捜査をさらに困難なものにしていきます。果たして、駱為昭たちは事件の真相にたどり着けるのでしょうか?
19話
行方不明事件の捜査は難航し、関係者たちは口を閉ざしたままです。夏希楠(シア・シーナン)は何かを隠しているようで、駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)の追及にも応じません。一方、裴溯(ペイ・スー)は特調組に復帰しますが、情報へのアクセスを制限されてしまいます。同時に行方不明の学生たちも沈黙を守り、捜査は行き詰まりを見せています。肖翰揚(シャオ・ハンヤン)の過去が少しずつ明らかになり、彼が事件の鍵を握っている可能性が高まります。様々な思惑が交錯する中、事件の真相はどこに?
20話
10年前の未解決事件「3.27事件」の真相を追う若き刑事、肖翰揚(シャオ・ハンヤン)。彼は尊敬する恩人の汚名を晴らすため、単独で危険な行動に出ます。それを止めようとする裴溯(ペイ・スー)と駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)。二人の間には、次第に不穏な空気が流れ始めます。一方、事件の重要参考人である夏希楠(シア・シーナン)は、ついに沈黙を破り、衝撃の真実を告白します。隠蔽された事件の背景には、権力者の影が…。複雑に絡み合う人間関係の中で、それぞれの正義と苦悩が交錯する、緊迫の第20話。
21話
裴溯(ペイ・スー)は駱家を出ていきますが、駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)は彼を連れ戻します。二人は地下室をめぐり、互いの想いをぶつけ合います。裴溯は自身の過去、そして、裴承宇(ペイ・チョンユー)との関係を駱為昭に明かします。同時に、裴承宇の背後に存在する巨大な組織の陰謀が徐々に明らかになり、物語は緊迫感を増していきます。一方、張一凡(ジャン・イーファン)は学校で起きた事件を告発することを決意し、警察が動き出します。肖翰揚(シャオ・ハンヤン)は復職を願い出ますが、まだ許可は下りません。裴溯は重要な証人である王肖(ワン・シャオ)に接触を試みます。王肖は口を閉ざしていますが、裴溯の巧みな誘導により、ついに重要な情報を語り始めます。事件の真相解明に向けて、物語は大きく動き出します。
22話
第22話では、馮彬(フォン・ビン)殺害事件の捜査が大きく進展します。沈黙を続ける魏文轩(ウェイ・ウェンシュアン)に対し、駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)は決定的な証拠を突きつけますが、事態は容易に解決しません。一方、裴溯(ペイ・スー)と肖翰揚(シャオ・ハンヤン)は、独自の捜査を進める中で、事件に関わる重要な手がかりを発見します。同時に、魏卫(ウェイ・ウェイ)は危険を冒しながらも、真相解明に繋がる重要な情報を手に入れます。様々な人物の思惑が交錯する中、捜査は緊迫の度を増していきます。果たして、真犯人は誰なのか?そして、事件の背後に隠された真実とは?
23話
行方不明だった重要人物がついに発見され、主人公たちは救出作戦を決行します。緻密な計画と連携プレーで敵のアジトに潜入しますが、予期せぬトラブルが発生。仲間の一人が絶体絶命の危機に陥り、チームは窮地に立たされます。刻一刻と迫るタイムリミットの中、彼らは無事仲間を救出し、作戦を成功させることができるのでしょうか?ハラハラドキドキの展開が続く中、主人公たちの強い絆と勇気が試される、手に汗握るエピソードです。そして、事件解決に向けて動き出す彼らですが、新たな謎が浮上し、物語は更なる深みへと進んでいきます。
24話
3.27事件は解決したものの、登場人物たちの心には様々な葛藤が残っています。杜佳(ドゥー・ジア)は将来への不安を抱え、裴溯(ペイ・スー)は彼を支えようとします。一方、駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)は過去の事件の真相究明に動き出し、特調組のメンバーと共に捜査を進めます。過去の事件の関係者への聞き込みや、新たな情報提供者との接触を通して、事件の真相に少しずつ近づいていきます。しかし、特調組内には裏切り者がいる可能性も浮上し、捜査は困難を極めます。果たして彼らは真実にたどり着けるのでしょうか?
25話
駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)はついに零度計画の真相を記した極秘文書を入手する。一方、陶澤(タオ・ゼ)は林涛(リン・タオ)の行方を追っていたが、偽名を使う男、林明(リン・ミン)に翻弄される。追跡劇の末、思わぬ事故が発生し、陶澤は重傷を負い、孔衛成は殉職してしまう。林明の妻への尋問から、彼の驚くべき正体が明らかになり、事件は新たな局面を迎える。内部の裏切り者の存在も疑われ、捜査は混迷を極める中、裴溯(ペイ・スー)は新たな手がかりを掴む。果たして、事件の真相は解明されるのか?
26話
第26話では、裴溯(ペイ・スー)が過去のトラウマに苦しめられる様子が描かれます。悪夢にうなされ、断片的な記憶に悩まされる裴溯は、駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)の助けを借りながら、事件の真相に近づこうとします。一方、周懐景(ジョウ・ホワイジン)との面会で新たな情報を得た裴溯は、事件の核心へと迫っていきます。同時に、林明(リン・ミン)の命を狙う事件が発生し、思いがけない人物が容疑者として浮上します。複雑に絡み合う人間関係と陰謀、そして深まる謎…緊迫感あふれる展開から目が離せないエピソードです。
27話
特調組は張組長への濡れ衣疑惑で揺れていた。金塊の証拠は10年前の霍蕭(フォ・シャオ)事件と酷似している。一方、病院内で林明(リン・ミン)が襲われた事件の情報漏洩元が判明。盗聴器が見つかり、内部の人間が関与していることが明らかになる。父親の過去の事件をネタに謎の組織に利用された楊曦(ヤン・シー)は、母の危篤の際に逃亡。駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)率いる追跡チームは待ち伏せに遭い、伍(ウー)が仲間を守るために重傷を負ってしまう。その頃、裴溯(ペイ・スー)は謎の人物“先生”と駆け引きを続け、零度計画の裏に潜む勢力が徐々に姿を現し始める…。
キャスト、登場人物

裴溯(ペイ・スー)
張新成(チャン・シンチョン)

駱為昭(ルオ・ウェイジャオ)
付辛博(フー・シンボー)

肖翰揚(シャオ・ハンヤン)
趙志偉(チャオ・ジーウェイ)

陶澤(タオ・ゼ)
劉一宏(リュウ・イーホン)