あらすじ
孤独な“無感”公子の世界を変えたのは、おてんば侠女の“温もり”だった――。
触れるたび、愛が色づく。五感開花・ファンタジックラブ史劇!
【あらすじ】
師匠と共に江湖(こうこ)を渡り歩き、悪をくじき弱きを助ける義賊の少女・林池(りんち)。ある日、追っ手から逃れるために飛び込んだ馬車の中で、彼女は息をのむほど美しい青年・陌軽塵(はくけいじん)と出会う。
実は彼は、北周の皇子・姫定嵐。しかし、「不吉な子」という予言のもと、生まれつき味覚や触覚、嗅覚、そして涙や喜びといった感情さえも持たない「無感」の持ち主として、世間から隠れるように生きてきた孤独な魂だった。
ところが、偶然リン・チーに触れた瞬間、彼の閉ざされた世界に奇跡が起きる。彼女を通すことで初めて、彼は「感覚」を取り戻したのだ。
「お前は私の薬だ」――彼女を逃したくないモー・チンチェンは、強引に契約を結び、自身の屋敷「無墨山荘」へと連れ帰る。
手を繋ぐことで初めて知る料理の味、花の香り、そして……恋のときめき。
感覚を共有する二人の不思議な同居生活が始まるが、その裏では皇宮を揺るがす大きな陰謀が動き出していた――。
【見どころ】
「触れると世界が鮮やかになる」胸キュン必至の五感共有ロマンス!
本作最大の特徴は、感覚を持たないヒーローが、ヒロインに触れている間だけ世界を感じられるというファンタジックな設定。手を繋いで食事をしたり、ハグをして香りを嗅いだり……。感覚を求めるスキンシップが、いつしか本当の「愛」へと変わっていく過程は、視聴者の心拍数も上昇させること間違いなし!切なさと甘さが絶妙に交差するストーリー展開に引き込まれます。
最旬キャストが魅せる!クールな皇子×おてんばヒロインの凸凹ケミストリー
『ワン・モア・タイム』などで演技力に定評のあるブー・グアンジン(卜冠今(ブ・グァンジン))が、天真爛漫で愛らしいヒロインを好演。対する孤独な皇子役には、その圧倒的なビジュアルと演技力で人気急上昇中のワン・シンユエ(王星越(ワン・シンユエ) )を抜擢。感情を知らない彼が、ヒロインに振り回されながらも、初めての「嫉妬」や「切なさ」を学んでいく姿は、母性本能をくすぐる愛らしさです。
笑いあり涙あり!サブカップルや美しい映像美も見逃せない
メインカップルの「契約結婚」から始まる恋模様だけでなく、女強男弱(強い女性×弱い男性)というユニークな設定のサブカップル(裘婉(きゅうえん)の恋も見どころの一つ。さらに、横店や象山で撮影された典雅で美しい古風なセットや、水下撮影などのこだわりの映像美が、ドラマの世界観をより一層ロマンチックに彩ります。
各話あらすじとネタバレ(全24話)
1話
生まれつき痛みや味覚などの感覚を持たないミステリアスな皇子・陌軽塵(はくけいじん)。ある日、彼は逃亡中の泥棒少女・林池(りんち)と出会います。なぜか彼女にだけ特別な匂いを感じた彼は、彼女を屋敷に連れ帰ることに。感覚を持たない皇子と、おてんばな少女の奇妙な同居生活が始まるラブコメディです。
2話
感覚を取り戻したい陌軽塵(はくけいじん)と、借金をチャラにしたい林池(りんち)。
二人の利害が一致し、奇妙な同居生活のルールが決められます。
しかし、陌軽塵の解釈は林池の予想をはるかに超えていました。
逃げ出したいのに逃げられない!
さらに、林池の師匠たちも動き出し、物語はより賑やかになっていきます。
3話
ついに林池(りんち)の本当の身分を知ってしまいます!恐れおののく彼女に対し、陌軽塵は彼なりの方法で距離を縮めようとしますが、やることなすこと全てが裏目に。一方、街では新たな詐欺師コンビが暗躍し始め、物語はさらに賑やかに。すれ違い続ける二人の恋模様に、思わず笑って応援したくなる第3話です。
4話
名家の集まりで、陌軽塵(はくけいじん)は周囲の反対を押し切り林池(りんち)を大切な人だと公言します。二人の距離が縮まる中、皇宮では陌軽塵を陥れるための宴が開かれます。彼を救うために奔走する林池ですが、その存在を危険視した皇后の魔の手が迫り……。恋と陰謀が交錯する、ハラハラドキドキの第4話です。
5話
水攻めの危機から救出された林池(りんち)は君が必要だと素直な想いを伝えます。それを意識し始めた林池は、彼の気を引こうとか弱い女子を演じたり大奮闘。一方、宮廷では大皇子が陌軽塵への復讐心を燃やし始めます。嫉妬と勘違いが交差する中、二人の距離が急接近するドキドキの第5話です。
6話
林池(りんち)のボディタッチが増えたことに戸惑う陌軽塵(はくけいじん)ですが、それが愛のサインだと教えられ意識し始めます。二人は夜空にランタンを飛ばしに行きますが、そこでも陌軽塵の天然ぶりが発揮され……?一方、サブカップルの姫定欒(きていらん)の関係にも大きな進展が。笑いあり、胸キュンありの第6話です。
7話
陌軽塵(はくけいじん)を心配するあまり、男装して宮廷に潜入した林池(りんち)。そこで彼女が目にしたのは、陌軽塵(はくけいじん)が美しい従妹と親しげにする姿でした。嫉妬と誤解が渦巻く中、二人の絆が試されます。そして、林池(りんち)を守り抜くため、陌軽塵がついにある重大な決断を下すことに!物語が大きく動く第7話です。
8話
陌軽塵(はくけいじん)との結婚準備が進む中、皇后の猛反対に遭う林池(りんち)。彼女は愛する人を守るため、そして自分のプライドのために、ある悲しい決断を下します。しかしその直後、二人の身体に信じられない異変が発生!離れ離れになったはずの二人が、不思議な運命で再び引き寄せられていきます。
9話
刺客との戦いで、林池(りんち)をかばって負傷した陌軽塵(はくけいじん)。
しかし、感覚を失っている林池(りんち)もまた、知らぬ間に傷を負っていました。
痛みのない恐怖を知った林池と、彼女を守りたい陌軽塵(はくけいじん)。
解決策を探す中で二人の距離は急接近しますが、新たな敵の影も忍び寄ります。
胸キュン必至の同居生活もスタート!?
10話
ついに林池(りんち)の生き別れた妹の手がかりが見つかります!陌軽塵(はくけいじん)の協力もあり、感動の再会を果たす姉妹。しかし、その裏では宿敵・姫定岳(きていがく)による恐ろしい計画が動いていました。妹の正体とは?そして陌軽塵(はくけいじん)が抱く違和感の正体は?幸せな時間の裏で、不穏な空気が漂い始める第10話です。
11話
ついに生き別れの妹・凌燕(りょうえん)。喜びも束の間、妹は陌軽塵(はくけいじん)に対して異常なほどの敵意を向ける。そこには、10年前に起きた両親の死にまつわる衝撃的な記憶が関係していた。愛する人と最愛の妹、林池(りんち)はどちらを信じるべきなのか? 過去の因縁が明らかになる、緊迫の第11話。
12話
林池(りんち)の背中にある傷を見て、彼こそが両親の仇だと確信してしまいます。一方、当時の記憶が曖昧な陌軽塵は、彼女の憎しみを一身に受け止める覚悟を決め……。過去の因縁が二人の愛を引き裂こうとする、涙なしでは見られない第12話。真犯人は本当に彼なのでしょうか?切ない展開が続きます。
13話
両親の敵だと疑われたまま、陌軽塵(はくけいじん)にある覚悟を伝えます。真実を追う中で見つけた重要な証人・検視官。しかし、そこには敵の卑劣な罠が仕掛けられていました。絶体絶命の誤解が生じる中、意外な人物が陌軽塵のアリバイを証明します。ついに真犯人が判明しますが、その代償として林池(りんち)は大切な家族との絆を失うことに……。
14話
林池(りんち)の恋を実らせようと奮闘しますが、手紙の行き違いから大混乱が発生!
勘違いが重なり、なぜか全員が陌軽塵(はくけいじん)の部屋のクローゼットに隠れるという珍事態に発展します。
一方、陌軽塵(はくけいじん)との結婚に向けて動き出しますが、そこには120個の厳しいルールが待ち受けていて…?
15話
陌軽塵(はくけいじん)の結婚話が進む中、宮廷では軍の指揮権を巡る争いが勃発します。
ライバルの姫定岳(きていがく)と武術で決着をつけることになりますが、試合直前、林池(りんち)が何者かに連れ去られてしまいます。
それは、陌軽塵(はくけいじん)を試合に出させないための卑劣な罠でした。
果たして陌軽塵は、愛する人を救い出し、試合に間に合うことができるのでしょうか?
16話
ついに陌軽塵(はくけいじん)は、二人の感覚と内力が入れ替わるある条件を突き止めます。そんな中、林池(りんち)の妹・凌燕(りょうえん)が陌軽塵を呼び出し、彼に危険なテストを仕掛けます。さらに、二人は皇后から結婚についての呼び出しを受け宮殿へ。林池との結婚を反対する皇后に対し、陌軽塵は二人の秘密を明かすという賭けに出ますが……。
17話
互いの感覚を戻そうと奮闘する林池(りんち)ですが、二人の結婚には身分の差という大きな壁が立ちはだかります。林池の師匠が起こした騒動がきっかけで、事態は思わぬ方向へ?
厳しい皇后の心を動かすことができるのか、そして皇帝の許可は下りるのか。甘いシーン満載の一方で、宮廷では新たな陰謀が動き出します。
18話
ついに林池(りんち)の婚礼の日が近づく。林池は妹の凌燕(りょうえん)に出席してほしいと願うが、二人の溝は埋まらないままだった。一方、長年林池を見守ってきた杜若(とじゃく)は、ある決意を胸に陌軽塵のもとを訪れる。幸せな式の裏側で、過去の因縁と新たな陰謀が動き出そうとしていた。
19話
林池(りんち)のために良き妻になろうと奮闘しますが、宮廷の陰謀はすぐそこまで迫っていました。皇帝の薬に隠された秘密を暴く陌軽塵。一方、林池の妹・凌燕(りょうえん)は、愛する人が実は両親の仇だったという残酷な真実に直面します。愛と憎しみの狭間で、彼女が下した衝撃の決断とは…。涙なしでは見られない、悲劇の第19話です。
20話
皇帝から実力を認められ、重要な儀式の代表に選ばれた陌軽塵(はくけいじん)。しかし、復讐に燃える兄・姫定岳(きていがく)を誘拐し、猛毒を盛ってしまう。彼女の命を救う条件は、儀式の場で陌軽塵が自らの破滅を招くある告白をすることだった。愛する人を救うため、彼はすべてを捨てる決意をする。
21話
ついに自らの秘密を公にし、囚われの身となった陌軽塵(はくけいじん)だが、権力争いの波に飲み込まれていく。絶体絶命のピンチの中、意外な人物が救いの手を差し伸べる。果たして二人は、迫りくる追手から逃れ、自由を手にすることができるのか? 涙と愛が交錯する緊迫の逃亡劇がスタート!
22話
都を脱出した陌軽塵(はくけいじん)は、人里離れた隠れ家でつかの間の幸せな時間を過ごします。そんな中、あるハプニングから林池(りんち)の涙の秘密がついに明らかに。一方、都に残った兄弟たちには魔の手が迫っていました。皇帝の命を守るため、良かれと思って取った行動が、最悪の事態を招くことに…。平和な隠れ家に、敵の足音が近づいています。
23話
宮廷を制圧した姫定岳(きていがく)はある危険な賭けに出ます。
それは自らの命を差し出すことでした。
冷たくなった陌軽塵(はくけいじん)の体を確認し、勝利を確信する姫定岳。
絶望に暮れる林池(りんち)でしたが、事態は思わぬ方向へ動き出します。
愛と復讐が交錯する、涙なしでは見られないクライマックス直前の重要回です。
24話(最終回)
ついに全ての因縁に決着がつきます。皇帝がひた隠しにしてきた予言の真実とは?復讐に燃える姫定岳(きていがく)と、彼と対峙する陌軽塵(はくけいじん)。二人の兄弟の運命は、あまりにも対照的な結末を迎えます。そして、感覚を取り戻した陌軽塵と林池(りんち)には、とびきり幸せな新しい未来が待っています。感動のラストシーンをお見逃しなく!
キャスト、登場人物

林池(りんち)
卜冠今(ブ・グァンジン)

陌軽塵(はくけいじん)
王星越(ワン・シンユエ)

姫定岳(きていがく)
聶子皓(ニエ・ズーハオ)

凌燕(りょうえん)
劉一曈(リウ・イートン)
