あらすじ
若きCEOと敏腕記者が繰り広げる、誤解から始まるロマンティック・ラブストーリー。中国の人気若手俳優、王鶴棣(ワン・ホーディー)と白鹿(バイ・ルー)の共演が大きな話題を呼んだ現代ドラマです。
経済誌の若手エース記者であるジョン・シューイーは、業界の注目を集める若きCEO、シー・イエンの独占インタビューをものにしようと奮闘していた。
そんな中、恋人に裏切られたシューイーは、彼の新しい恋人の叔父がシー・イエンであると勘違いしてしまう。「それなら、私が彼の叔母さんになってやる！」と、復讐のためにシー・イエンに接近することを決意。
取材を口実にシー・イエンに近づくシューイーだったが、彼の冷徹な態度の裏にある優しさや、仕事に対する情熱に触れるうちに、次第に惹かれていく。一方、シー・イエンもまた、自分の考えを深く理解し、鋭い視点を持つシューイーに特別な感情を抱き始める。
仕事上のパートナーとして困難を乗り越えていく中で、二人の恋は本物へと変わっていく。果たして、嘘から始まったこの恋の行方は？キャリアも恋も手に入れたい、現代を生きる二人のサクセスストーリー。
見どころ
クールなツンデレCEO × 小悪魔な敏腕記者の王道ラブコメ！
本作の最大の魅力は、何と言っても王鶴棣(ワン・ホーディー)が演じる孤高のCEOシー・イエンと、白鹿(バイ・ルー)が演じる積極的な記者ジョン・シューイーの恋の駆け引きです。
クールでなかなか本心を見せないシー・イエンを、シューイーが小悪魔的な魅力とストレートな愛情表現で攻略していく様子は、まさに王道ラブコメの面白さ。お互いを意識し始めるまでの探り合いから、甘い恋人同士になるまでの過程には、雪の夜のプロポーズといったロマンチックな名場面も満載で、胸キュンが止まりません。
華やかな経済界で輝く！キャリアと恋の融合
単なる恋愛ドラマではなく、経済記者と若き総裁という、それぞれの仕事に誇りを持つ二人のプロフェッショナルな姿が描かれているのもポイントです。インタビューや投資案件を通じて、お互いの才能を認め、支え合いながら共に成長していくストーリーは、現代の視聴者に響く「理想のパートナーシップ」を描き出しています。主人公カップルだけでなく、シューイーの親友や上司、シー・イエンの姪など、脇を固めるキャラクターたちの多彩な恋愛模様も描かれ、大人の恋の群像劇としても楽しめます。
【ツッコミどころ満載？】本国で話題を呼んだもう一つの「魅力」
本作は本国で大ヒットした一方、その独特なビジュアルや演出がネットで大きな話題となり、「ツッコミながら見るのが楽しい」という新しい視聴スタイルを生み出しました。
高級ブランドがなぜかチープに？話題のファッション
主人公シューイーが身につける衣装は、GucciやCelineといった数々の高級ブランド品。しかし、その着こなしやスタイリングが「なぜか安っぽく見える」「10年前のファッションのよう」と物議を醸し、SNSではファッションチェックで大いに盛り上がりました。特に、シャツの襟をジャケットの外に大きく出す独特のスタイルは、本作を象徴する着こなしとして注目(？)されています。
一昔前のドラマのような演出
カメラアングルやシーンの繋ぎ方が、どこか懐かしい「トレンディドラマ」を彷彿とさせるとの指摘も。その少し古風な演出が、かえって新鮮で面白いという声も上がりました。
こうした「完璧ではない」部分が、かえって視聴者にとって格好の話題となり、作品を多角的に楽しむきっかけになっています。王道のラブストーリーを楽しみつつ、友人やSNSでツッコミを入れながら見るのも、本作ならではの楽しみ方かもしれません。
各話あらすじとネタバレ(全36話)
1話
経済誌の敏腕記者ジョン・シューイーは、メディアにほとんど姿を見せない若き総裁シー・イエンの独占インタビューを勝ち取るために奔走していた。一度はチャンスを逃しかけるも、彼女の熱意と実力が認められ、逆転で取材の機会を得る。しかし、約束の日に突然インタビューはキャンセルに。諦めきれないシューイーは、シー・イエンが出席するパーティー会場へ向かうが、そこで予期せぬ出会いとすれ違いが彼女を待ち受けていた。仕事に全てを捧げた一日の終わりに、彼女は衝撃的な事実を目の当たりにすることになる。
2話
恋人の裏切りによって、突然の別れを告げられた敏腕記者のジョン・シューイー。悲しみに暮れるも、持ち前の負けん気から仕事でのリベンジを決意します。彼女が次のターゲットとして狙いを定めたのは、取材が困難とされる若き経営者、シー・イエン。しかし、失恋の怒りとある大きな勘違いがきっかけで、シューイーの取材アプローチは思わぬ方向へ暴走し始めます。果たして彼女は、公私混同(？)の取材を成功させ、シー・イエンの独占インタビューをものにすることができるのでしょうか。
3話
若き敏腕記者・ジョン・シューイーは、狙っていたIT企業の若きCEO・シー・イエンへのインタビューを同僚に横取りされてしまう。しかし、諦めきれない彼女はシー・イエンに直談判し、彼の出張に同行する車内での再取材のチャンスをなんとか掴み取る。仕事のスクープと、恋の仕返しという二つの目的のため、シューイーはシー・イエンに大胆に迫っていく。彼女の熱意と才能を感じながらも、クールな彼が見せる予測不能な反応に、二人の関係は少しずつ変化し始める。
4話
同僚にインタビューを横取りされただけでなく、企画書まで盗用されていたことを知り、敏腕記者ジョン・シューイーはキャリアの危機に直面する。親友ビー・ルオシャンの励ましと機転の利いたアドバイスを受け、シューイーは起死回生の一手を打つことを決意。それは、CEOのシー・イエンに近づくための、ある大胆な「嘘」だった。一方、シー・イエンは、働く気のない姪チン・シーユエの将来を案じ、ある職場へインターンとして送り込む。それぞれの思惑が交錯する中、シューイーは編集長から新しいインターンの指導役を任されることになるが、その出会いが新たな波乱を呼ぶことになるとは、まだ誰も知らなかった。
5話
若き敏腕記者・ジョン・シューイーは、CEO・シー・イエンへのインタビュー記事執筆に苦戦していた。何度書き直しても突き返される原稿に、締め切りが迫り焦りは募るばかり。そんな中、シー・イエンの姪であるお嬢様のチン・シーユエがコネで入社し、なんとジョン・シューイーの部下として配属されることに。公私にわたってシー・イエンに振り回されるジョン・シューイーは、記事を完成させ、さらに忘れてきたイヤリングを取り返すため、ついに大胆な行動に出ることを決意する。彼女が向かった先は、シー・イエンの自宅で…。
6話
ジョン・シューイーは、CEOのシー・イエンから何度も原稿のダメ出しを受け、ついに彼の自宅で直接指導を受けることになる。厳しい指摘を受けながらも、なんとか原稿を完成させるが、その過程で二人の距離は予期せぬ形で急接近する。一方、シューイーは仕事で重要な情報を得るため、キーパーソンであるユー・ヨウに接触を試みる。しかし、その行動が思わぬ波紋を呼ぶことに。仕事の成功と恋の行方、その両方で奮闘するシューイーの姿が描かれる。
7話
締め切り間際にシー・イエンから原稿の承認を得たジョン・シューイーは、仕事が絶好調。勢いに乗ってシー・イエンへのアプローチを本格化させるが、相変わらず彼はそっけない態度を崩さない。しかし、シューイーが他の男性と親しくする姿には、嫉妬のような感情を見せ始める。一方、仕事では新たなインタビューのチャンスを掴むが、同僚の嫉妬から招待状を破棄されるという妨害に遭ってしまう。恋愛も仕事も、一筋縄ではいかない第7話。
8話
年末のビッグイベント、銘豫雲創の年度末発表会が迫る。 雑誌記者として是が非でも参加したいジョン・シューイーは、CEOのシー・イエンから招待状が届くのを心待ちにしていた。しかし、待てど暮らせど招待状は届かず、あろうことかライバル記者の元に送られてしまったことを知る。 上司や友人を頼るも、事態は好転しない。果たしてシューイーは、この絶体絶命のピンチを乗り越え、無事に発表会へ参加することができるのか。彼女の仕事にかける情熱と、シー・イエンとのすれ違う恋心が交錯する、ハラハラドキドキのエピソード。
9話
銘豫雲創の発表会で、別の記者と親しくするジョン・シューイーに、シー・イエンはあからさまな嫉妬を見せる。一方、ジョン・シューイーもシー・イエンが姪のチン・シーユエのことばかり気にかけていると誤解し、やきもちを焼いてしまう。そんな中、チン・シーユエは会場で出会ったエリート紳士・ユー・ヨウに心を奪われる。嫉妬とすれ違いを繰り返しながらも、シー・イエンはジョン・シューイーに不器用な優しさを見せ、二人の距離は少しずつ縮まっていく。しかし、ジョン・シューイーが起こしたある大きな勘違いが、今後の関係に思わぬ波紋を広げることに。
10話
シー・イエンからの誘いだと思い込み、ウキウキでコンサートへ向かったジョン・シューイー。しかし、それは大きな勘違いで、予期せぬ人物との時間を過ごすことに。その帰り道、足を怪我してしまったシューイーは、偶然居合わせたシー・イエンに助けられ、彼の意外な一面に触れる。二人の距離が少し縮まったかと思いきや、翌日、シューイーはシー・イエンから華やかな宴会のパートナーとして誘われる。しかし、その宴の準備中、彼女は最も会いたくない人物と再会してしまうのだった。
11話
パーティーでシー・イエンに関する心ない噂を耳にし、気分を害したシューイー。シー・イエンはそんな彼女を気遣い家まで送るが、二人の間には気まずい空気が流れる。一方、シューイーの母親は彼女にお見合いをセッティング。驚くべきことに、その相手は意外な人物だった。仕事では、編集長から大きな仕事を任され、出張することに。シー・イエンとの関係が進展しそうでしない中、シューイーは親友ルオシャンのアドバイスを元に行動を起こす。二人の恋と、彼らを取り巻く人々の思惑が交差し、物語は新たな局面を迎える。
12話
出張先の婺城で、ジョン・シューイーは親友のビー・ルオシャンからあるSNS作戦を授けられる。その投稿は、江城にいるシー・イエンの心を動かすことに。シー・イエンは叔父である大物実業家・グアン・シアンチェンを引き合いに出し、シューイーに江城へ戻るよう促す。大きな仕事のチャンスに胸を躍らせるシューイーだったが、帰路で予期せぬアクシデントに見舞われてしまう。駆けつけたシー・イエンとの間に、これまでとは違う空気が流れ始める。仕事と恋の駆け引きが、新たな局面を迎える第12話。
13話
銘豫雲創の発表会で、ジョン・シューイーは別の男性記者と親しく話す姿をシー・イエンに見られ、彼の嫉妬を買ってしまう。一方、シューイーもシー・イエンが姪のチン・シーユエをやけに気にかけていることが気に入らない。そのシーユエは、会場で偶然出会った大学准教授のユー・ヨウに一目惚れし、新たな恋が動き出す。発表会後、シー・イエンとシーユエの親しげな様子を目撃してしまったシューイーは、誤解から深く傷つき、二人の関係はさらにギクシャクしてしまう。そんな中、シューイーはある人物をシー・イエンだと勘違いしたまま、コンサートに誘ってしまうのだった。
14話
後輩の指導に励むなど、仕事で頼もしい一面を見せるジョン・シューイー。残業する彼女を迎えに来たシー・イエンだったが、シューイーに親しげに話しかける男性の登場に、思わず嫉妬心をのぞかせる。その後、二人で訪れた飲食店で気まずい偶然に見舞われたシューイーを、シー・イエンの思慮深い行動が救い、二人の絆はより一層深まっていく。彼の意外な一面や過去に触れる中で、シューイーの心は大きく揺さぶられ、二人の関係は新たな段階へと進むきっかけを迎えるのだった。
15話
重要な投資案件の調査のため、シー・イエンとジョン・シューイーは二人で出張へ。仕事のパートナーとして行動を共にする中で、二人はこれまで知らなかった互いの一面を発見します。調査対象の企業トップがよく訪れるというお寺へ足を運んだり、食事を共にしたりと、プライベートな時間を通じて二人の距離は急接近。一方で、友人たちの恋愛模様にも新たな動きが見られます。仕事とプライベートが交差し、二人の関係が大きく進展する出張編です。
16話
経済誌の記者ジョン・シューイーは、取材先の企業で思わぬ妨害に遭うが、彼女の記者としての信念は揺るがない。一方、投資会社社長のシー・イエンは、そんな彼女を陰ながら支え、二人の距離は少しずつ縮まっていく。甘い雰囲気が漂う中、シューイーはシー・イエンのさりげない優しさに触れ、彼の新たな一面を知ることになる。また、大学教授のユー・ヨウに想いを寄せるチン・シーユエは、断られても諦めずに猛アタックを継続。彼女の真っ直ぐな気持ちは、彼の心に変化をもたらすのか。仕事と恋、それぞれのキャラクターの想いが交錯する。
17話
恋人となったシー・イエンとの仲を深めるジョン・シューイー。二人が火鍋デートを楽しんでいる最中、シー・イエンの姪・チン・シーユエがトラブルに巻き込まれたとの連絡が入る。一方、会社ではシー・イエンがある重要な投資案件を見送る決断を下し、古参株主たちとの間に対立が生じてしまう。仕事で窮地に立たされるシー・イエンだが、そこには思わぬ助け舟が。プライベートと仕事が交錯する中、新たな恋の予感も生まれ始める。年末、海外出張を控えるシー・イエンとシューイーは、一緒に年を越す約束をするが…。
18話
海外出張のはずだったシー・イエンと、思いがけず一緒に年越しを過ごすことになったシューイー。ロマンチックな雰囲気の中、二人の関係はついに進展するかに思われました。しかし、ある出来事がきっかけで、シー・イエンは一歩引いてしまいます。後日、親友と訪れた馬場でシー・イエンと再会したシューイーですが、彼の態度はどこか冷たいものでした。すれ違う二人の心と、友人たちの新たな恋の始まりが描かれる、もどかしくも目が離せないエピソードです。
19話
シー・イエンへの想いを自覚しつつも、取材目的で近づいたという嘘が原因で、あと一歩が踏み出せないジョン・シューイー。そんな中、母親からお見合いを強く勧められ、断りきれずに食事の約束をしてしまう。一方、シー・イエンは、シューイーの態度に何かを隠していると感じながらも、彼女を信じて待つことを決める。しかし、シューイーが自分に隠れて誰かと会っていることを知り、彼の心は揺れ動く。二人のもどかしい関係が、お見合いをきっかけに、思わぬ人物たちを巻き込みながら、さらに複雑に絡み合っていく。
20話
ついに恋人同士となったシー・イエンとジョン・シューイーは、会えない時間も互いを気遣い、幸せな日々を過ごしていた。その一方で、チン・シーユエへの想いを自覚し始めるユー・ヨウや、関係が一歩も進まないグァン・ジーとビー・ルオシャンなど、周囲の恋模様にも様々な変化が訪れる。そんな中、シューイーは新進気鋭の実業家・イー・ヤンと出会い、彼の取材を進めることに。しかし、この出会いが、シー・イエンのビジネスに大きな危機をもたらす引き金となってしまう。公私にわたり、二人に新たな試練が訪れる波乱の回。
21話
仕事の失敗で落ち込むシー・イエンをジョン・シューイーが力強く励まし、二人の心の距離はさらに縮まります。休日を一緒に過ごそうとする二人ですが、ジョン・シューイーはシー・イエンへの想いが、当初の不純な動機から本物の愛情に変わっていることに気づき始めます。しかし、親友とのやり取りをきっかけに、その「嘘」がシー・イエンに知られてしまい、二人の関係に大きな亀裂が生じることに。一方、チン・シーユエとユー・ヨウの関係や、ライバル・イー・ヤンの再登場など、周囲の人間関係も大きく動き出し、波乱の展開を予感させます。
22話
敏腕記者のジョン・シューイーに、ある企業の若きCEOからインタビューのオファーが舞い込む。しかし、それは仕事の依頼だけでなく、彼からの熱烈なアプローチも含まれていた。恋人であるシー・イエンとの信頼関係を胸に、シューイーはこの仕事にプロとして向き合うことを決意する。その後、二人はチップ学会に参加するため地方都市・撫城へ出張することに。しかし、そこでは予期せぬトラブルが彼女を待ち受けていた。他のキャラクターたちの恋も動き出し、物語が大きく展開する。
23話
抚城のチップ大会に出張したジョン・シューイーとシー・イエン。二人の関係が深まる一方で、ジョン・シューイーは自分の嘘がバレるのではないかと恐怖に怯えていた。シー・イエンが自分の姪を紹介しようとしますが、ジョン・シューイーはそれが元カレの今カノ「チン・リェー」だと思い込み、必死で避ける。大会では、ジョン・シューイーをめぐってシー・イエン、ユー・ヨウ、イー・ヤンの間で静かな火花が散る場面も。体調を崩したジョン・シューイーに、シー・イエンは限りない優しさを見せるが、その優しさが逆に彼女の罪悪感を煽ることになる。
24話
出張先で、ジョン・シューイーとシー・イエンは深夜の映画デートで二人の時間を楽しみますが、些細なすれ違いも生まれます。一方、後輩のチン・シーユエは憧れの先輩・ユー・ヨウに近づこうと奮闘。しかし、彼女の可愛らしい勘違いが、事態を思わぬ方向へと導いてしまいます。そんな中、シー・イエンの前には仕事でも恋でも強力なライバル・イー・ヤンが出現し、ジョン・シューイーを巡る波乱の予感が漂います。それぞれの想いが交錯する中、ジョン・シューイーはシー・イエンとの関係について、ある大きな悩みを抱えることになるのでした。
25話
年末年始の休暇に入り、シューイーは実家へ帰省。シー・イエンとのしばしの別れを惜しみつつも、二人はビデオ通話で絆を深めます。一方、親友ルオシャンのことが気になるグアン・ジーは、彼女を追って実家まで向かいますが、そこで衝撃的な光景を目にしてしまいます。さらに、シューイーは元カレの結婚式に出席することに。それぞれの想いが交錯する中、遠距離恋愛が二人の関係にどのような影響を与えるのでしょうか。そして、すれ違うカップルたちの運命は…。
26話
同級生の結婚式に出席したジョン・シューイーは、元カレとその今カノに遭遇し、招待客の前で侮辱されてしまう。そこへ駆けつけたシー・イエンのおかげで窮地を脱するが、その直後、衝撃の事実が発覚。シューイーがこれまで信じてきた、恋のきっかけとなった「ある前提」が、壮大な勘違いだったことが明らかになる。自分の嘘に追い詰められるシューイーと、彼女の嘘に気づき始めるシー・イエン。二人の想いがすれ違い、関係は新たな局面を迎える。
27話
水族館での約束をきっかけに、ジョン・シューイーとシー・イエンの関係は最大の危機を迎えます。ジョン・シューイーが意図的に近づいたという嘘が、ついにシー・イエンに知られてしまうのです。失意の底にいるジョン・シューイーの前に、新たなアプローチをかける人物が現れます。一方、友人であるグァン・ジーとビー・ルオシャンの関係には、大きな進展が訪れることに。それぞれの想いが交錯し、メインカップルの切ないすれ違いと、もう一組の恋の始まりが描かれる、目が離せない展開となっています。
28話
経済誌の記者シューイーが書いたある記事をきっかけに、シー・イエンは彼女の気持ちが自分にないのではないかと疑い始め、心を閉ざしてしまいます。シューイーは必死に彼との関係を修復しようと試みますが、彼女の行動はことごとく裏目に出てしまい、二人の間の溝は深まるばかり。一方、シー・イエンは社内でも困難な状況に直面していました。こじれてしまった二人の関係に、周囲の人々の思惑も絡み合い、物語は新たな局面を迎えます。果たして、シューイーの声はシー・イエンに届くのでしょうか。
29話
すれ違いが続いていた記者・ジョン・シューイーと社長・シー・イエン。二人はある慈善晩餐会で気まずい再会を果たします。しかし、そこにはシューイーに想いを寄せる若手起業家・イー・ヤンや、シー・イエンの過去を知る人物も現れ、会場は複雑な想いが交錯する舞台となります。一方、シューイーが書いた記事が、シー・イエンの姪・シーユエの心に火をつけ、彼女は自らの人生の目標を見つけようと新たな一歩を踏み出します。それぞれの恋と仕事が、少しずつ動き始めるエピソードです。
30話
シー・イエンとの間に気まずさを感じていたジョン・シューイーは、彼が謎の美女と親しげにしているのを目撃し、さらに落ち込んでしまう。一方、シー・イエンの会社・銘豫雲創は株主撤退の危機に瀕していた。シューイーは会社の命令で、再びシー・イエンの取材を担当することになるが、私情と仕事の間で心は揺れ動く。気まずい雰囲気のまま再会した二人の溝は、決定的に深まってしまうのだった。そんな中、チン・シーユエとユー・ヨウの関係には、大きな進展が訪れる。
31話
嘘がバレて以来、気まずい関係が続いていたジョン・シューイーとシー・イエン。そんな中、ジョン・シューイーは体調を崩してしまいます。大雨の夜、彼女を心配するあまり家の前まで来てしまったシー・イエンは、病院へ向かおうとする彼女と鉢合わせし、付き添うことに。彼の不器用な優しさに触れ、ジョン・シューイーはついに自分の本当の気持ちを打ち明ける決意をします。果たして、一度は壊れかけた二人の関係は修復できるのでしょうか。一方で、他の登場人物たちの恋模様にも新たな進展が見られます。
32話
ジョン・シューイーとシー・イエンの関係は、週末のデートや些細なやきもちを経て、より一層深まっていく。一方で、シューイーの元カレ・ユエ・シンジョウは仕事を失い、彼女への未練を募らせていた。出張から帰宅したシューイーの前に、酔ったユエ・シンジョウが現れ、彼女を困らせる。その危機を知ったシー・イエンは、シューイーを守るために駆けつける。普段は冷静なシー・イエンが見せる、シューイーへの強い独占欲と愛情が明らかになるエピソード。
33話
ようやく想いが通じ合ったシー・イエンとジョン・シューイーは、甘く幸せな時間を過ごしていた。シー・イエンは家族にも彼女の存在を公言し、二人の関係は順調に進んでいるかに見えた。しかし、シューイーは過去の嘘からくる不安を拭いきれずにいた。そんな中、空港での偶然の出会いが、後に大きな波乱を呼ぶことになる。さらに、職場のライバルによる悪意ある噂がシューイーを襲い、公私にわたって新たな試練が訪れようとしていた。
34話
職場の同僚シュー・ユーリンとの対立が激化する中、ジョン・シューイーは口論の末に思わぬ怪我を負ってしまいます。利き手が使えなくなり落ち込むシューイーでしたが、その怪我がきっかけとなり、想いを寄せるシー・イエンとの関係は新たな局面を迎えることに。シー・イエンの意外な一面に触れ、二人の距離は急速に縮まっていきます。仕事のトラブルと恋愛模様が交錯し、シューイーは大きな転機を迎えるのでした。二人の関係が大きく進展する、甘くてドキドキが止まらないエピソードです。
35話
ジャーナリストのジョン・シューイーが書いた記事がきっかけとなり、彼女の恋人で社長のシー・イエンは、ライバル企業との新たな提携という大きな決断を迫られる。一方、シューイーは親友チン・シーユエの交通事故の知らせを受け、急いで病院へ向かう。そこで彼女は、憧れの国民的歌手ソン・ラーランにまつわる、信じられない秘密を知ることになる。仕事も恋も、そして家族関係も、登場人物たちの周りで大きな変化が巻き起こる、波乱に満ちたエピソード。
36話(最終回)
楽安科技との提携問題で、銘豫雲創の社長であるシー・イエンはメディアから厳しい批判を浴び、沈黙を貫いていた。恋人でありジャーナリストでもあるジョン・シューイーは、彼の真意を世に伝えるため、自らペンを取ることを決意する。彼女の書いた記事は、固く閉ざされた世論を動かすことができるのか。一方、仕事で昇進の機会を逃し落ち込むジョン・シューイー。シー・イエンは彼女を優しく支える。すれ違いや困難を乗り越えた二人の恋、そして友人たちの恋の行方は、果たしてどんな結末を迎えるのか。全ての「嘘」が愛に変わる、感動の最終回。
キャスト、登場人物
シー・イエン
王鶴棣(ワン・ホーディー)
ジョン・シューイー
白鹿(バイ・ルー)
ユー・ヨウ
魏哲鳴(ウェイ・ジャーミン)
グァン・ジー
劉冬沁(リウ・ドンチン)
ポスター·スチール写真
感想·評価
このドラマは、多くの点で違和感を覚えます。まず、設定が現実離れしています。例えば、高級車に乗っている人が充電器を借りる必要があるでしょうか？また、浮気をした男性が、相手の女性の権力を理由にするのは、あまりにも都合が良すぎると思います。
さらに、このドラマには男尊女卑的な意識が垣間見えます。女性は男性に認められることでしか成功できないというような描写は、現代社会にはそぐわないと思います。女性は、男性に頼らずとも、自分の能力で成功を収めることができるはずです。
また、このドラマでは、女性の美しさについて、男性目線で語られているように感じます。女性は、男性に受け入れられるために、特定の基準を満たさなければならないというようなメッセージは、女性を縛り付けてしまうのではないでしょうか。
ドラマは、娯楽であると同時に、社会に影響を与える力を持っています。このドラマのように、時代遅れで偏った価値観を伝えるような作品は、視聴者に悪影響を与える可能性があります。
現代社会では、女性は男性と対等な存在として認められるべきです。ドラマは、そのような価値観を反映した作品を作るべきだと思います。女性が、男性に頼らず、自分の力で成功を収めることができるというようなストーリーは、視聴者に勇気を与えることができるでしょう。
そして、女性の美しさは、男性が決めるものではありません。女性は、自分らしくいることで、美しくなることができるはずです。ドラマは、そのようなメッセージを伝えることで、女性をエンパワーメントするべきだと思います。
時宴の愛情観に感銘を受けました。彼の愛は深く純粋ですが、恋愛脳ではないと感じました。自分の感情をしっかり理解し、自己を大切にする姿勢が素晴らしいです。
特に、彼が相手に求める誠実さや、関係のバランスを大切にする姿が印象的でした。「一方的な妥協は愛ではない」という言葉に共感しました。彼は、自分の人生目標をしっかり持ち、その上で愛を育んでいることが伝わってきます。
時宴のキャラクターは、愛することがどういうことかを教えてくれます。彼の愛は、理性と感情のバランスが取れていて、美しさを感じさせます。彼の姿勢に触れることで、愛の本質について考えさせられました。
このドラマは、ただの恋愛物語ではなく、深い人生哲学を持った作品だと思います。星5つをつけたいです。
『始まりは君の嘘』というドラマは、経済記者たちの華やかな生活を描いているが、実際の経済記者像とは大きくかけ離れている。
現実との乖離
まず、劇中の経済記者は、毎日着飾って、華やかなメイクをしている。しかし、実際の経済記者は、データやレポート、取材相手と向き合うことが多く、すっぴんで過ごすことも多い。正式な服装を着る機会は、上場企業の社長など、重要な人物に会うときだけである。
次に、劇中のオフィス環境は、まるでインターネット企業のように描かれている。しかし、実際の経済記者は、2台のモニターで株価データを見たり、原稿を書いたり、資料の山に埋もれたりしていることが多い。毎日取材相手や専門家に会いに行くのに、そんなに時間をかけて派閥争いをしている余裕はない。
さらに、劇中では、主人公の美しさが強調されているが、これは誤った価値観である。経済記者は、美しさではなく、文章力と専門知識が求められる。この業界では、誰の原稿が上手いかは知っていても、誰が一番綺麗かは知らない。
劇中には、主人公が夜中に取材相手の家に押しかけて酒を飲み、原稿を書き直させたり、専門知識のない質問をしたりするなどの、おかしなシーンも出てくる。実際の経済記者は、財務諸表を読み、データを分析し、専門家に取材をする。
共感できる「悪女二号」
一方、安悦溪演じる「悪女二号」には、共感できる部分がある。彼女は真面目に仕事をしていたが、主人公の介入によって一面記事の機会を逃し、編集長から嫌がらせを受けている。
ドラマ制作者には、もっと調査研究を行い、このような非現実的なストーリーで視聴者を誤解させないようにしてほしい。
鄭書意(ジョン・シューイー)と時宴(シー･イエン)の愛の軌跡：甘さと苦さの交錯
鄭書意と時宴の愛の物語は、甘さと苦さが交錯し、読者を釘付けにします。表面上は、鄭書意が時宴をずっと追いかけてきたように見えますが、最終的に、どちらがより深く愛しているのでしょうか？
私は、時宴だと考えます。彼の鄭書意への愛は、細部に潜み、黙々と尽くす姿に心を打たれます。
01 口では嫌がりながらも、行動は誠実
劇中、鄭書意は九味という麺屋をとても気に入っています。しかし、時宴の地位からすれば、このような小さな店を好むはずはありません。それでも、彼は鄭書意に付き合って店を訪れます。初めて行ったとき、嶽星洲(タケホ･シシュウ)の突然の出現により、鄭書意は麺を食べることができませんでした。細やかな気遣いを見せる時宴は、夜通し九味の麺を打包して、鄭書意の家の前に届けます。彼の心遣いが伝わってきます。
ある日、鄭書意は火鍋を食べに行きたいと言い出します。原作では、時宴は火鍋が大嫌いなため、一口も食べようとしません。しかし、鄭書意のために、彼はしぶしぶ席に座ります。ドラマでは、時宴は嫌そうにテーブルを拭きますが、実際には、彼こそが最も尽くす人なのです。
表面上は冷淡ですが、彼の行動はどれも温かく、心を打つものばかりです。原作では、鄭書意と時宴はすでに同棲しています。二人は寝室で楽しそうに話していますが、リビングに家政婦と運転手が現れると、時宴は再び冷淡な顔に戻ります。鄭書意は、彼のこの様子を面白おかしく評しています。
02 細部に隠された優しさ
時宴は、鄭書意が元彼への復讐のために近づいてきたことを知ると、激怒します。しかし、すぐに気持ちを切り替え、鄭書意の家の前に駆けつけます。病気で外出している鄭書意を見かけると、彼は心を痛め、病院に付き添います。注射を怖がる彼女の手を覆い、針を見ないようにしてあげます。その後も冷淡な態度を取りますが、細部に隠された彼の愛は、決して隠すことはできません。
もう一つ、時宴の優しさが伝わるエピソードがあります。二人が一緒にチップ大会に出席した際、鄭書意は突然席を立ち、受付から鎮痛剤を受け取ります。時宴はすぐに心配して彼女の元へ駆けつけます。普段は高慢な彼ですが、鄭書意が「小仙女」と呼ばれることを提案すると、拒否しませんでした。
そして、この「小仙女」という呼び名は、最後に再び登場します。誤解によって別れた二人は、あるパーティーで再会します。酔った鄭書意は木に登り、時宴は彼女をなだめるために、何度も「小仙女」と呼びます。その瞬間、甘さが爆発します。
(小仙女 は、中国語のネットスラングで、美しい女性を意味します。)
このように、細部に隠された甘さは、とても魅力的です。
まず、鄭書意(ジョン･シューイー)と时宴(シー･イエン)の関係は、まるで微妙な駆け引きのようでした。時宴は一見冷静ですが、鄭書意(ジョン･シューイー)の好みや習慣をしっかり理解しており、その深い愛情が伝わってきました。特に、彼の結婚式の飾り付けが鄭書意(ジョン･シューイー)の好きなピンク色だったことは、彼の心遣いを象徴しています。
一方で、鄭書意(ジョン･シューイー)は自身の力で成功を収め、時宴との関係においても自立した女性として描かれています。彼女の努力と才能は、時宴からの尊敬を勝ち取る要因となりました。このように、彼女の成長は非常に感動的でした。
また、他のキャラクター、特に秦時月(ハタ･トキズキ)の物語も印象に残ります。彼女は自分の気持ちを貫き通し、喻遊(ユー･ヨウ)の心を掴むことができました。この過程では、友情の力が大きな支えとなっていました。