ストーリー
本作は、韓国KBSが5年ぶりに制作する本格時代劇です。物語の舞台は朝鮮王朝建国の時代。朝鮮の礎を築いた第3代王・太宗(テジョン)ことイ・バンウォン(イ・バンウォン)が、いかにして激動の時代を駆け抜け、新たな国家を築き上げていったのかを描く、重厚な歴史ドラマです。
全32話ネタバレ
【太宗イ・バンウォン 第1話】ネタバレ感想!龍の咆哮、運命の威化島回軍と若きバンウォンの覚悟
王位継承に揺れるイ・バンウォンの治世から遡り、物語は高麗末期へ。父・イ・ソンゲは、ウ王の命で悪天候の威化島(ウィファド)へ出兵するも、兵士たちの命を思い退兵を決意。人質となっていた息子たちも脱出し、開京(ケギョン)では李芳遠が家族を守るため奔走する。妻・ミン氏の機転や、継母・カン氏との絆も描かれる中、李成桂とウ王・チェ・ヨン将軍との対立が激化。李芳遠もまた、母たちと共に逃亡する中で官兵に発見され、絶体絶命の危機に陥る。
太宗イ・バンウォン~龍の国~ 第2話 あらすじネタバレ!父イ・ソンゲの危機とバンウォンの覚醒、そして王家の新たな陰謀!
官兵に襲われたイ・バンウォンは継母のカン氏に助けられ、共に父イ・ソンゲのもとへ向かう。開京ではイ・ソンゲがチェ・ヨンを破り、家族と再会を果たすが、バンウォンの従軍の願いは退けられ、兄弟間の不協和音も生じ始める。イ・ソンゲはウ王に詔書を書かせて汚名をそそぐが、ウ王は密かにイ・ソンゲ暗殺を計画。いち早く異変を察知したバンウォンは家族を守ろうと奔走し、結果的にウ王は廃位される。新たな幼い王が即位する中、カン氏とミン氏はイ・ソンゲを王にすべく動き、バンウォンもその考えを強くするが、イ・ソンゲは息子の行く末を案じる。そんな中、廃位されたウ王が再びイ・ソンゲ暗殺を企てるが、その情報が意外な人物からもたらされる。
【太宗イ・バンウォン3話ネタバレ】父を救ったバンウォン、まさかの反撃!新王誕生で波乱の幕開け!
イ・ソンゲを狙う刺客から父を庇い重傷を負ったイ・バンウォン。意識を取り戻した彼は、父と共に政務に関わることになるが、兄たちとの確執が深まる。バンウォンは現王の正統性に疑義を唱え、定昌君ワン・ヨを新たな王(恭譲王)として即位させることに成功する。しかし、その恭譲王は即位直後からイ・ソンゲに対し強硬な姿勢を見せ、波乱の幕開けを予感させる。
【太宗イ・バンウォン~龍の国~ 4話 あらすじネタバレ】王命か、陰謀か!?イ家の進む先に待つ衝撃と悲涙!
イ・バンウォンの策略により恭譲王が重臣を罷免し、さらに二人の上王を処刑するよう命じたことで、民衆の怒りはイ・ソンゲに向けられる。父の苦悩と兄弟間の対立が深まる中、絶望したイ・ソンゲは都を去ろうとするが、息子たちが引き留めようと後を追う。
『太宗イ・バンウォン~龍の国~』第5話あらすじネタバレ!父の怒り、王の逆襲、そして運命の濁流!
権力争いを理由に父イ・ソンゲの怒りを買い、故郷へ帰ろうとする父にイ・バンウォンは自責の念に駆られる。しかし、イ・ソンゲは義兄弟イ・ジランの説得で開京へ戻り、王位を目指すことを決意。高麗の忠臣チョン・モンジュはこれに危機感を抱き、イ・ソンゲと対立する。イ・ソンゲはバンウォンに謹慎を命じるが、妻ミン氏の計らいで勉学に励む。イ・ソンゲ派は反対勢力の粛清を王に迫るが、王はチョン・モンジュの助言を受け、イ・ソンゲの要求を拒否し、逆に牽制する。怒ったイ・ソンゲ派はチョン・モンジュ排除に動く。一方、チョン・モンジュを追跡していたチョン・ドジョンが洪水で命の危機に瀕するが、後を追っていたイ・バンウォンによって救われる。
【太宗イ・バンウォン6話ネタバレ】父の天下取り、最大の壁!チョン・モンジュ暗殺計画の序章と母の死
高麗末期、イ・ソンゲの五男イ・バンウォンは、父の覇業を阻む最大の政敵チョン・モンジュの存在に業を煮やすチョン・ドジョンを励ます。しかし、イ・ソンゲはチョン・モンジュへの長年の友情を断ち切れずにいた。一方、イ・バンウォンの妻ミン氏は、夫を王位につける野望を抱き、姑にあたるカン氏と手を組もうと画策する。チョン・モンジュの策略によりチョン・ドジョンが流刑に処されると、イ・バンウォンはチョン・モンジュへの怒りを募らせる。そんな中、母ハン氏が危篤との報せを受け帰郷したイ・バンウォンは、母の死後、弔問に訪れ宿泊することになったチョン・モンジュに対し、父の天下取りの障害と見なし、殺意を抱くのだった。
太宗イ・バンウォン~龍の国~ 第7話 ネタバレあらすじ!父の危機にバンウォン覚醒!そして、非情なる決断へ…
イ・バンウォンはチョン・モンジュ暗殺に失敗し、説得も聞き入れられなかった。そんな中、父イ・ソンゲが落馬し重傷を負う。この機に乗じチョン・モンジュはイ・ソンゲ派の粛清を開始。知らせを受けたイ・バンウォンは、危険を冒して父を開京へ移送し、王の暴走を食い止めることに成功する。しかし、根本的な解決には至らず、父がチョン・モンジュへの旧情から非情な決断を下せないと悟ったイ・バンウォンは、自らチョン・モンジュを殺害することを決意するのだった。
『太宗イ・バンウォン~龍の国~』第8話あらすじネタバレ!衝撃の決断、父子の亀裂、そして王座への宿命
高麗末期、イ・バンウォンは父イ・ソンゲの反対勢力である重臣チョン・モンジュの暗殺を決行する。この非情な決断は、父イ・ソンゲの激しい怒りを買い、バンウォンは勘当されてしまう。失意のバンウォンが病に倒れる中、兄たちはチョン・モンジュの首を晒し、イ・ソンゲの息子たちへの失望はさらに深まる。一方、継母のカン氏は巧みにイ・ソンゲに取り入り、彼が王位に就くよう誘導していく。チョン・モンジュの死を巡り、父子の絆は断絶し、イ・ソンゲは王位への葛藤を深めるが、カン氏の言葉に心を動かされ始める。
『太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~』第9話あらすじネタバレ!父王の寵愛はどこへ?涙のイ・バンウォンとほくそ笑む継母・カン氏の策略
高麗王朝が終焉を迎え、イ・ソンゲが朝鮮王朝の初代王に即位する。しかし、王となったイ・ソンゲは、継妃であるカン氏の巧みな策略に影響され、建国に多大な貢献をした五男・イ・バンウォンら韓氏の子らを冷遇。自身の即位式からも締め出してしまう。さらに、臣下たちの反対を押し切り、カン氏の末息子であるイ・バンソクを世子に冊封。父からの寵愛を失い、功績を踏みにじられたイ・バンウォンは絶望するが、決して諦めることなく、新たなる決意を固めるのだった。
『太宗イ・バンウォン』第10話ネタバレ!衝撃の世子決定とバンウォンの絶望、そして復讐の誓い
イ・バンソクを世子に推すチョン・ドジョンの裏切りに、イ・バンウォンは衝撃を受ける。兄たちも諦めムードの中、義父ミン・ジェは策士・河崙に助けを求めるが、河崙はカン氏の策略だと見抜く。怒りに燃えるバンウォンは父の屋敷に乗り込みカン氏と対峙するが、妻ミン氏のとりなしで事なきを得る。しかし、イ・ソンゲからは叱責され、さらに幼い息子を失うという悲劇に見舞われる。イ・ソンゲが即位しイ・バンソクが世子となる祝宴の裏で、バンウォンは悲しみに沈み引きこもる。王宮内では不協和音が響き始め、そんな中カン氏がバンウォンのもとを訪れる。
【太宗イ・バンウォン第11話ネタバレ】策謀の嵐!カン氏の罠と芳遠の決断、そして明国への道
カン氏は表向きバンウォン夫妻を気遣うが、バンウォンは不快感を抱く。ミン氏は夫を諌め、カン氏の策略を見抜かれぬよう助言する。イ・ソンゲはバンウォンへの過度な仕打ちを後悔し、芳果を通じてバンウォンに精兵を与えることで懐柔しようとするが、他の兄弟からは不満の声が上がる。カン氏はイ・ソンゲを温泉に行かせ、その間にバンウォンに長兄・芳雨の居場所を知らせて誘い出し、反乱を起こさせて排除しようと画策。しかし、バンウォンは現れず、代わりにミン氏がカン氏を訪れ、バンウォンが兵馬を返上したことを告げ、カン氏の計画は失敗に終わる。その結果、チョン・ドジョンはカン氏側につくことになる。最後に、明国から王子を使節として送るよう要求があり、イ・ソンゲは苦悩の末、バンウォンを派遣することを決定する。
【ネタバレあり】『太宗イ・バンウォン~龍の国~』第12話:龍の帰還、そして燃え上がる新たな火種!カン氏、最後の執念!
明国への使節という危険な任務を引き受けたイ・バンウォンは、巧みな交渉で明の皇帝を説得することに成功する。一方、朝鮮国内では、カン氏がミン氏一族への警戒を強め、世子嬪のスキャンダルも発生。イ・ソンゲは王権強化のためワン氏一族を粛清し、漢陽への遷都を断行する。半年後、帰国したバンウォンを待っていたのは、父イ・ソンゲとカン氏の冷たい視線だった。遷都直後に病に倒れたカン氏は、死の間際にバンウォンと対峙し、憎しみをぶつける。
『太宗イ・バンウォン~龍の国~』第13話 あらすじネタバレ!父との決裂、そしてイ・バンウォンついに動く…!
亡きカン氏への偏愛を深める父・イ・ソンゲに対し、ついにイ・バンウォンは怒りを爆発させ、親子関係は修復不可能なまでに悪化。妻・ミン氏の献身的な支えと、子供たちの未来を想い、イ・バンウォンは7年の沈黙を破り、王位奪還に向けてついに挙兵を決意する。一方、国内外では不穏な動きが続き、朝鮮の未来はますます混沌としていくのであった。
『太宗イ・バンウォン~龍の国~』第14話ネタバレ!父子の亀裂、ついに挙兵か!?緊迫の展開を徹底解説!
父イ・ソンゲとの対立が深まる中、イ・バンウォンは密かに挙兵の準備を進める。父の怒りを買い投獄されるも、腹心のチョ・ヨンムに決意を打ち明け協力を求める。一方、イ・ソンゲはイ・バンウォンを殺さなかったことを後悔し、チョン・ドジョンはイ・バンウォン排除を画策。そんな中、明からの使臣虐殺の報が入り、チョン・ドジョンは明への派遣を迫られる。これを好機と見るチョン・ドジョンと、弟の動きを察知し王位を狙う兄イ・バンガン。ついにイ・ソンゲはイ・バンウォンに私兵解散を命じ、イ・バンウォンは絶体絶命の窮地に立たされる。
『太宗イ・バンウォン~龍の国~』第15話ネタバレ!チョン・ドジョンの暴走とバンウォンの逆襲、ついに父イ・ソンゲが倒れる!
チョン・ドジョンの専横が激化し、イ・バンウォンらの私兵が没収される。チョン・ドジョンはさらに遼東征伐を計画し、臣下の反対を押し切ろうとする。イ・バングァは父イ・ソンゲの意図を汲み、これを受け入れようとするが、イ・バンウォンは反発。妻ミン氏の機転で武器を確保したイ・バンウォンは、父イ・ソンゲの病と落馬を機に、ついに決起の時と判断する。一方、チョン・ドジョンはイ・ソンゲ危篤を口実にイ・バンウォンらを宮中に呼び寄せ一網打尽にしようと画策するが、ミン氏危篤の知らせが飛び込み、事態はさらに緊迫する。その頃、イ・バンウォンは世子と対峙していた。
『太宗イ・バンウォン~龍の国~』第16話ネタバレ!ついに決起!衝撃のラストと登場人物を徹底解説!
ミン氏の機転で一時宮殿を離れたイ・バンウォンだったが、チョン・ドジョンの殺意を察知し、ついに決起。ミン氏も兵を鼓舞し、イ・バンウォン軍は王宮へ進軍する。一方、世子は有効な手を打てず、イ・バンボンも協力を拒否。イ・バンウォンは自らチョン・ドジョンを討ち取り、その一派を粛清。腹心だったチョ・ヨンムの裏切りもあり、イ・バンウォンは王宮を制圧するのだった。
【衝撃展開】『太宗イ・バンウォン~龍の国~』第17話ネタバレ!血染めの権力、父子の断絶と涙の行方
チョン・ドジョンを処刑し、父・イ・ソンゲを軟禁したイ・バンウォンは、朝廷の掌握を進める。ミン氏の依頼と息子たちの関与を知った李之蘭は、事態収拾に協力。イ・バンウォンは父との直接対決を避けるため、次兄・李芳果を世子に擁立する策を講じる。しかし、廃位されたイ・バンソクは流刑途中で殺害され、イ・バンボンもイ・バンガンによって命を落とす。イ・バンウォンは反対勢力の粛清を続け、李濟も処刑。カン氏の血筋が途絶えかける中、イ・ソンゲは深い悲しみに沈むのだった。
『太宗イ・バンウォン~龍の国~』第18話ネタバレ!父王の涙と逆襲!兄弟の絆に亀裂、王座を巡る新たな火種が勃発!
愛するカン氏の子のほとんどを失ったイ・ソンゲは深い悲しみに暮れ、イ・バンウォンへの憎悪を募らせる。一方、イ・バンウォンは父を軟禁し、王位継承への野心を隠さない。追い詰められたイ・ソンゲは、イ・バンウォンへの復讐と牽制のため、次男の李芳果に王位を譲るという驚きの策に出る。この突然の譲位は、イ・バンウォンの計画を狂わせ、これまで比較的穏便だった李芳果にも王位への意識が芽生え始める。結果、イ・バンウォンと李芳果の兄弟間にも新たな対立の火種が生まれ、王権を巡る争いはさらに複雑な様相を呈していくのであった。
【ネタバレ注意!】太宗イ・バンウォン19話:龍の座を巡る兄弟の激突!イ・バンウォン、ついに牙を剥く!
王位に就くことを拒む兄イ・バングァに対し、イ・バンウォンは実権を握るための策を講じる。即位したものの名ばかりの王となったイ・バングァは、イ・バンウォンによって側近を次々と失い、追い詰められていく。そんな中、イ・バンガンが王位を狙って挙兵し、イ・バンウォンとの間で第二次王子の乱が勃発。敗れたイ・バンガンを前に、イ・バンウォンは苦悩の決断を迫られる。
太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~ 20話 あらすじネタバレ:ついに掴んだ王座!しかし、真の戦いはこれから?衝撃の展開を徹底解説!
ついに兄イ・バンウォンから王位を譲り受けることになったイ・バンウォン。しかし、その道のりは平坦ではなかった。父イ・ソンゲの激しい怒りを買い、謀反を起こした兄イ・バンガンの処遇にも苦慮する。養子という形で世子の地位を得て王位継承の体裁を整えるも、父との確執は深まるばかり。さらに、国の安定のために私兵の撤廃を進めようとするが、長年自分を支えてきた妻ミン氏と激しく対立することになる。王座を手にしたバンウォンを待ち受けるのは、さらなる試練だった。
【太宗イ・バンウォン21話】ネタバレ注意!王座を巡る夫婦の亀裂と、父の逆襲!衝撃の展開を見逃すな!
王権強化を目指すイ・バンウォンは、妻ミン氏からの権力分与の要求を拒絶し、二人の関係に亀裂が生じる。一方、イ・ソンゲはイ・バンウォンへの逆襲を画策。イ・バンウォンは私兵撤廃令を強行し、抵抗する功臣たちを粛清する。そして、ミン氏に対しても臣下としての忠誠を要求し、夫婦はついに政敵として対峙することになる。
『太宗イ・バンウォン~龍の国~』第22話ネタバレあらすじ!王の孤独と王妃の意地、新たな火種が燃え盛る!
王位に就いたイ・バンウォンは、国家の基盤を固めるべく大赦令を出す一方、外戚であるミン氏一族の台頭を強く警戒する。これに対し、王妃となったミン氏は夫の冷遇に耐えながらも、一族の勢力拡大を画策。そんな中、イ・ソンゲは密かに挙兵の準備を進め、バンウォンとの対決姿勢を鮮明にする。王宮内外で新たな権力闘争の火種が次々と生まれ、バンウォンはさらなる試練に直面する。
【太宗イ・バンウォン23話ネタバレ】嵐の後の夫婦の絆と、忍び寄る新たな火種!
イ・バンウォンは、妻・ミン氏が自身の寵愛する侍女に厳しく当たったことに激怒し、ミン氏付きの宮女を追放、さらに新しい王妃を迎えると宣言する。ミン氏の父・閔霽も捕らえられ、絶望したミン氏はイ・バンウォンと激しく衝突。子供たちにも影響が及ぶ中、イ・バンウォンはかつての臣下・チョ・ヨンムを再登用するなど政治手腕を見せる。一方、イ・ソンゲの不穏な動きを察したイ・ジランは説得を試みるも叶わず、失意のうちにこの世を去る。
太宗イ・バンウォン~龍の国~24話あらすじネタバレ!父子の宿命、王座を揺るがす最大の危機!
上王イ・ソンゲの策略により、父子の戦いを避けられないと悟ったイ・バンウォンは、情報統制をしつつ戦の準備を進める。しかし兵力不足は深刻で、初戦ではイ・ソンゲの戦術に敗北してしまう。士気低下を憂い、自ら出陣を決意したイ・バンウォンは、長男イ・ジェを元子とし、後事を託して戦場へ向かう。一方、イ・バンウォンの不在を好機と見る閔家に対し、妻のミン氏はイ・バンウォンの死が閔家の破滅にも繋がると説き、援軍を送るよう命じる。閔家の援軍によって窮地を脱したイ・バンウォンは、ついに父イ・ソンゲと対峙する機会を得るのだった。
太宗イ・バンウォン25話ネタバレ!父との亀裂、ミン氏の誤算、そして衝撃の隠し子発覚で波乱の展開!
戦に勝利したイ・バンウォンは、父イ・ソンゲとの和解を試みるも、その溝は深い。一方、ミン氏の機転で夫婦仲は改善の兆しを見せるが、ミン一族はイ・バンウォンへの不満を募らせる。イ・バンウォンは父の再起を防ぐため粛清を行い、チョン・モンジュを復権させるなど権力基盤を固める。そんな中、かつてイ・バンウォンと関係のあったミン家の婢女が王子を出産。この事実を隠蔽しようとしたミン家に対し、イ・バンウォンは激怒し、ミン氏への不信感を強める。
【太宗イ・バンウォン26話ネタバレ】王の座を巡る策略と亀裂!譲位騒動の裏で笑うのは誰だ?
イ・バンウォンはミン氏一族の権力掌握の企みを阻止するため、巧妙な罠を仕掛ける。一方、勉強嫌いの世子との関係は悪化の一途をたどる。イ・バンウォンは世子に譲位すると見せかけてミン氏一族の反応を試し、その結果、ミン氏の弟たちは流罪となる。ミン氏は世子を通じて再起を図ろうとするが、イ・バンウォンは世子への失望を深めていくのだった。
『太宗イ・バンウォン~龍の国~』第27話あらすじネタバレ:世子の涙と非情な決断、父子の絆の行方
太宗イ・バンウォンは、学問を疎かにする世子を厳しく指導するが、世子は反発を強める。外戚であるミン氏一族の横暴さに、イ・バンウォンは閔霽の息子たちを流刑に処す。世子は父に隠れて問題行動を起こし、叔父たちの助命を願ったため軟禁される。そんな中、イ・バンウォンの父・イ・ソンゲが病状悪化の末に逝去。悲しみを乗り越え、父の期待を知った世子は勉学に励むようになるが、母方の祖父・閔霽も亡くなってしまう。母ミン氏から叔父たちの助命を託された世子は、イ・バンウォンの前で、驚くべきことに叔父たちの処刑を進言するのだった。
『太宗イ・バンウォン~龍の国~』第28話ネタバレあらすじ!ミン氏の悲劇と世子の過ち、王権の行方は?
イ・バンウォンは、王宮の外で叫ぶミン氏を遠ざけ、世子の進言を受け入れる形でミン氏の弟二人に自害を命じる。弟たちの死に絶望したミン氏はイ・バンウォンを深く憎むようになる。世子はミン氏に弁明しようとするが無視され、忠寧からはその行動の甘さを指摘される。イ・バンウォンはミン氏の残る弟たちに官職を与える一方、功臣たちの汚職には寛大な態度を見せる。再び譲位の意向を示すイ・バンウォンとそれを固辞する世子の間で王権は強化される。そんな中、忠寧は世子が女性を宮殿に連れ込んだ事実を知り、イ・バンウォンに報告。イ・バンウォンは世子を厳しく叱責し、世子交代の可能性を示唆する。
波乱の第29話!『太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~』あらすじネタバレ!世子、父の怒りを買い追放!?忠寧にまさかの王命が!
今回の29話は、世子の度重なる問題行動がエスカレートし、ついに父イ・バンウォンの逆鱗に触れ、王宮から追放されてしまうという衝撃的な展開でした。そして、イ・バンウォンは忠寧大君に対し、自らの力で王位を掴み取るよう促し、王位継承問題が新たな局面を迎えることになりました。ミン氏一族のさらなる受難や、登場人物それぞれの思惑が複雑に絡み合い、目が離せないエピソードでしたね!
【ネタバレ炸裂!】太宗イ・バンウォン30話「王座への道、ついに動く!忠寧の覚悟と世子の涙」あらすじ&感想
イ・バンウォンは三男の忠寧に王位を目指すなら大臣たちの支持を自ら得るよう命じる。宮殿を追われた世子は父の許しを得て帰宮するが、忠寧の台頭に危機感を募らせる。忠寧は清廉な大臣たちと交流を深め、王としての資質を示していく。一方、母であるミン氏は息子たちの争いを恐れ、忠寧に王位を諦めるよう諭す。政務会議で世子は未熟さを露呈し、忠寧の器の大きさが際立つ。汚職官僚の河崙と李叔蕃は弾劾され、対照的な末路を辿る。イ・バンウォンは忠寧の成長に満足するが、世子が再び妓生の于理を宮中に呼び入れたことに激怒し、ついに世子改立を決意する。
『太宗イ・バンウォン~龍の国~』第31話ネタバレあらすじ!衝撃の世子交代劇と忍び寄る新たな火種!
イ・バンウォンは世子の廃位と忠寧大君の新たな世子冊立を決定し、反対した黄喜を流刑に処す。自ら譲位を申し出た世子は譲寧大君として宮殿を去り、忠寧が世子となる。この決定に激怒したミン氏は宮殿を去る。イ・バンウォンは王位を忠寧に譲って上王となるが、実権、特に兵権は手放さない。新王の舅であるシム・オンが明への使節に任命されるが、その矢先、役人の姜尚仁が兵権に関する書類を誤って新王に提出したことでイ・バンウォンの怒りを買う。拷問の末、姜尚仁はシム・オンが黒幕だと供述し、シム・オンは逮捕される。新王は父イ・バンウォンに異を唱え、シム・オンへの弁明の機会を求める。
「太宗イ・バンウォン~龍の国~」最終回(第32話)あらすじネタバレ!涙なしには見られない衝撃の結末と感想!
太宗イ・バンウォンは、世宗の反対を押し切り、外戚であるシム・オンを処刑する。王はシム・オンの無実を知りながらも父の決定を覆せず、シム・オンは毒殺される。イ・バンウォンの妻ミン氏は夫の非情さを嘆き、実家に戻るが、病に倒れる。イ・バンウォンはミン氏を探し出し宮殿に連れ戻すが、ミン氏は亡くなってしまう。自らの死期を悟ったイ・バンウォンは王に治世を託し、この世を去る。王は父の孤独な生涯を思いながらも、その功績を認め、偉大な君主として父を弔うのだった。
キャスト、登場人物

イ・バンウォン
チュ・サンウク

イ・ソンゲ
キム・ヨンチョル

ミン氏
パク・ジニ

カン氏
イェ・ジウォン