四方館

あらすじ

『長相思』で大ブレイクしたタン・ジェンツー主演の最新作として、中国で配信開始直後から絶大な人気を博したミステリー・ラブ時代劇『四方館』。日本の衛星劇場での放送も決定し、期待が高まっています。笑いあり、謎解きあり、胸キュンありの本作の魅力を、あらすじと見どころからご紹介します。

舞台は、架空の王朝・大雍(だいよう)の都・長楽。世界中の人々が集まるこの国際都市には、諸外国とのあらゆる事務を取り仕切る外交機関「四方館」が置かれていた。

主人公の元莫(げんばく)(タン・ジェンツー)は、定職にも就かず、亡き両親の遺産で日銭を稼ぎながら酒をこよなく愛する自由奔放な青年。ある日、彼は国に紛れ込もうとしていた焉楽国の流民阿術(あじゅつ)(ジョウ・イーラン)とのトラブルに巻き込まれ、その責任を問われる形で四方館で働くことになる。

配属されたのは、館内でも「役立たず」と揶揄される西院。そこには、堅物で融通の利かない元軍人の上司・王昆吾(おうこんご) (ドゥー・チュン)や、なぜか元莫(げんばく)の下女として仕えることになったミステリアスな阿術(あじゅつ)、さらには高貴な家柄を笠に着るお嬢様上司・尉遅華(うっちか)(カン・チンズー)など、一癖も二癖もある人物ばかり。

一見お調子者で頼りなく見える元莫(げんばく)だったが、実は鋭い観察眼と天才的な記憶力、そして多言語を操る類まれな才能を隠し持っていた。個性豊かな仲間たちと反発し合いながらも、次々と舞い込む外交上の難事件を奇想天外な方法で解決していくうちに、彼は次第に外交官としての才能を開花させていく。

そして物語は、かつて外交官だった元莫の両親が命を落とした事件の真相へと迫っていく…。

見どころ

1. 古代が舞台なのに共感しかない!痛快お仕事コメディ

本作の大きな魅力は、時代劇でありながら現代の職場に通じる「あるある」が満載なこと。「職場のサボり術」や「定時になったら即帰宅」といったコミカルなシーンは、現代の社会人なら誰もが共感し、笑ってしまうこと間違いなしです。シリアスな外交問題を扱いながらも、軽快なテンポで描かれる古代の職場コメディは、時代劇ファン以外も存分に楽しめます。

2. 個性爆発!魅力あふれるキャラクター群像劇

『長相思』のクールな役柄で多くのファンを魅了したタン・ジェンツーが、本作では一転してお調子者でどこか憎めない、しかし実は切れ者というギャップのある主人公・元莫を熱演。そのほか、堅物上司やミステリアスなヒロイン、高飛車なお嬢様など、登場人物は誰もが単純な善悪では語れない多面的な魅力を持っています。彼らが織りなす友情、愛情、そして対立関係が、物語に豊かな彩りを与えています。

3. 笑いだけじゃない!謎解きとロマンスが絡み合う重厚なストーリー

原作は、日本でも翻訳本が出版されている人気作家・陳漸の小説『西域列王紀』。コメディタッチの裏で、国家間の駆け引きや陰謀、そして主人公の両親の死の真相に迫る本格的なミステリーが展開されます。笑いのなかに散りばめられた伏線が少しずつ繋がっていく巧みなストーリー構成に加え、仲間たちとの間に芽生える爽やかなロマンスからも目が離せません。

4. 中国でランキング1位!熱狂を巻き起こした話題作

本作は中国での配信前から予約数が300万件を超えるなど大きな注目を集め、配信開始後には各種ドラマランキングで1位を獲得した大ヒット作です。当初はやる気のなかった主人公が、仲間との絆を深め、正義のために奮闘し成長していく熱い物語は、多くの視聴者の心を掴みました。

各話あらすじとネタバレ(全37話)

  1. 1話

    諸外国との交流を管理する役所四方館が舞台。軍上がりの堅物・王昆吾(おうこんご) が新しいリーダーとして着任した日、城下では阿術(あじゅつ)と名乗る謎の女が騒ぎを起こしていた。一方、四方館の食えない顧問・元莫(げんばく)は、独自の動きを見せる。そんな中、軍事物資の盗難事件が発生。城門は封鎖され、犯人捜しが始まる。それぞれの正義と思惑がぶつかり合う中、事件は予想外の結末を迎える。個性的なキャラクターたちが織りなす、ミステリー時代の幕開けだ。

    四方館 第1話 あらすじとネタバレ

  2. 2話

    四方館に新しく赴任した王昆吾(おうこんご) は、軍事物資の紛失事件の捜査に乗り出す。彼は犯人が残したと思われる地図を手に入れるが、それは捜査を撹乱するための巧妙な罠だった。一方、独自の調査を進める元莫(げんばく)は、侍女の阿術(あじゅつ)の協力を得て、事件の真相に繋がる別の手がかりを発見する。役人たちが偽の情報に振り回される中、元莫と王昆吾は協力し、犯人たちの真の目的が南山での高官暗殺計画であることを突き止める。彼らは犯人をおびき出すため、大胆な作戦を決行する。

    四方館 第2話 あらすじとネタバレ

  3. 3話

    元莫(げんばく)は阿術(あじゅつ)の戸籍をなんとかするため、とんでもない嘘で彼女を言いくるめる。 その嘘がバレてしまい、阿術から手痛い仕返しを食らうことになる。 一方、四方館の西院は、エリート集団の東院から見下される日々にうんざりしていた。 そんな状況を打破するため、リーダーの王昆吾(おうこんご) は元莫に協力を要請する。 彼らはある人物のプライドを利用して、東院が担当するはずだった大きな仕事を横取りしようと企む。 作戦は成功したかに見えたが、事態は予期せぬ方向へと転がっていく。

    四方館 第3話 あらすじネタバレ

  4. 4話

    前の事件で使われた毒の正体を探るため、阿術(あじゅつ)は危険な実験を試みる。そんな中、王昆吾(おうこんご) が誤ってその毒を飲んでしまい、錯乱状態に陥ってしまう。意識が朦朧とする中で、彼は事件の真相に繋がる重要な手がかり赤色を発見する。新たな容疑者として舞姫の花小娘(かしょうじょう)が浮上するが、捜査の主導権を巡って王昆吾と安修義(あんしゅうぎ)の対立は激化。厳重な警備体制が敷かれる中、ついに第二の殺人事件が発生してしまう。四方館の内部対立と、深まる謎が交錯する回だ。

    四方館 第4話 あらすじとネタバレ

  5. 5話

    竇淳(とうじゅん)殺害事件の犯人が、ついに元莫(げんばく)によって追い詰められる。犯人の口から語られたのは、事件の裏に隠された悲しい過去と、長年にわたる復讐の動機だった。事件は一応の解決を見るが、元莫の冷徹な態度は阿術(あじゅつ)や尉遅華(うっちか)との間に亀裂を生んでしまう。そんな中、この事件に深く関わるもう一人の重要人物が、衝撃的な事実を告白する。ミステリーの解決と、登場人物たちの過去が交錯する、見逃せない回だ。

    四方館 第5話 あらすじとネタバレ:犯人たちの告白と悲しい過去

  6. 6話

    今回は、元莫(げんばく)がとんでもない災難に見舞われる話。ア術が始めた口紅の副業が、まさかの大事件に発展する。身に覚えのない罪で捕らえられ、元莫は絶体絶命のピンチに。味方だと思っていた人物に裏切られ、孤独な牢獄生活を送ることになる。そんな彼を救おうと動く者、さらに追い詰めようとする者。様々な思惑が渦巻く中、元莫の運命が大きく動き出す、非常に重要な回だよ。

    『四方館』第6話:まさかの逮捕劇!元莫、人生最大のピンチ

  7. 7話

    四方館の西院に、京兆府から監督役として尉遅華(うっちか)が配属される。彼女は着任早々、王昆吾(おうこんご) と対等な立場を主張し、二人の間には緊張が走る。一方、相変わらずの怠け者ぶりを発揮する元莫(げんばく)は、王昆吾に命じられた仕事を自分勝手な方法で終わらせてしまう。その頃、如意楼に身を寄せていた阿術(あじゅつ)は、友人を助けようとしたことでトラブルに巻き込まれ、深手を負って行方をくらます。数日帰らない阿術を心配した元莫は、彼女を探し始める。新しい人間関係と、それぞれの思惑が複雑に絡み合い始める回。

    四方館 第7話 あらすじとネタバレ

  8. 8話

    四方館の東院と西院が、射柳(しゃりゅう)という競技で対決することになった。元莫(げんばく)のドジもありながら、西院が見事に勝利する。しかし、勝負に負けた焉楽(えんらく)の貴族・龍卑那(りゅうひな)が騒ぎを起こし、後味の悪い結果に終わる。その後、国家試験の日に、その龍卑那が路上で殺害されるという衝撃的な事件が発生。最後に彼と会っていたという理由で、阿術(あじゅつ)が殺人容疑で逮捕されてしまう。元莫(げんばく)と王昆吾(おうこんご) は、阿術(あじゅつ)の無実を信じ、彼女を救うために真犯人探しの捜査に乗り出す。

    『四方館』第8話あらすじネタバレ:犯人は誰だ?阿術、絶体絶命!

  9. 9話

    龍卑那(りゅうひな)殺害事件の犯人として慕一寛(ぼいっかん)が断罪され、事件は解決したかのように見えた。しかし、その裏では新たな復讐劇が始まっていた。四方館の仲間である阿術(あじゅつ)が何者かに襲われ、失明の危機に陥る。元莫(げんばく)は彼女を救うために奔走する。そんな中、今度は別の誘拐事件が発生してしまう。二転三転する状況の中、一連の事件の裏に隠された、誰も予想しなかった真犯人とその悲しい動機が明らかになる。

    四方館 第9話 あらすじとネタバレ まさかのどんでん返し!

  10. 10話

    龍卑那(りゅうひな)殺害事件の真犯人が見つかったものの、これで一件落着とはいかない。大雍と焉楽の関係は、むしろ悪化の一途をたどる。そんな中、焉楽から重臣の康雲海(こううんかい)が率いる使節団がやってきた。彼らは到着するなり、挑発的な態度で大雍側を揺さぶる。四方館は国の威信をかけて、この厄介な交渉に挑むことになる。元莫(げんばく)の隠された過去も明らかになり、物語は新たな緊張感に包まれる。外交の駆け引きと、水面下で進む陰謀から目が離せない。

    四方館 第10話 あらすじとネタバレ

  11. 11話

    大雍国と焉楽国の通商交渉が始まった。 一見、順調に進むかと思いきや、焉楽国が突然、ある緑洲の割譲を要求してくる。その不可解な要求の裏に何かあると睨んだ元莫(げんばく)や王昆吾(おうこんご) たち四方館の面々は、真相を探るための時間稼ぎ作戦を開始する。交渉の裏で繰り広げられる、緊迫の情報戦と心理戦。特に、時間稼ぎのために挑んだ囲碁の対局が、思わぬ形で元莫の封印された過去を揺さぶることになる。果たして彼らは、焉楽の真の狙いを暴き、国の利益を守ることができるのか。

    四方館 第11話 あらすじとネタバレ 駆け引きの碁盤

  12. 12話

    元莫(げんばく)は、両親の死の真相について新たな情報を手に入れるが、その内容はまだ謎に包まれている。一方、父親が勝手に決めたお見合いから逃れるため、尉遅華(うっちか)は好きな人がいると嘘をつき家出。ある取引を条件に、元莫の家に転がり込む。この嘘が原因で、王昆吾(おうこんご) は思わぬ勘違いをされ、面倒な事態に巻き込まれてしまう。そんな中、都では戸籍のない人々が次々と姿を消すという不穏な事件が発生。元莫たちは事件の背後にある怪しげな集会に潜入し、調査を開始する。恋愛模様と新たなミステリーが交錯し、物語は新しい局面を迎える。

    四方館 第12話:恋の勘違いと新たな謎の影

  13. 13話

    怪しげな団体紅蓮社の謎を追う元莫(げんばく)たちだったが、上司からもっと大きな任務を命じられる。それは、仲の悪い大漠五邦と同盟を結ばせるという超難題だった。異国の複雑な事情に振り回されながらも、元莫のひらめきで、なんとか各国との会談の場を設けることに成功する。果たして、バラバラな五つの国を一つにまとめることはできるのか。一方で、紅蓮社の調査を引き受けた尉遅華(うっちか)は、思わぬ壁にぶつかっていた。

    四方館 第13話 あらすじとネタバレ

  14. 14話

    怪しい宗教団体・紅蓮社の調査がついに本格化する。阿術(あじゅつ)と尉遅華(うっちか)は再び潜入を試みるが、インチキを暴こうとして信者たちに追い詰められてしまう。絶体絶命のピンチを謎の女性・小娥(しょうが)に救われ、彼女も紅蓮社を潰したい仲間だとわかる。一方、王昆吾(おうこんご) も別チームを率いて潜入作戦を開始。元莫(げんばく)や阿術もそれぞれの持ち場で紅蓮社の謎に迫っていく。しかし、彼らの前には巧妙に仕組まれた罠が待ち受けていた。信じていた仲間、見えてきた真実、すべてがひっくり返る衝撃の展開が巻き起こる。

    『四方館』第14話あらすじネタバレ!味方だと思ったアイツが黒幕?

  15. 15話

    紅蓮社の事件を追う阿術(あじゅつ)と尉遅華(うっちか)は、アジトから謎の小瓶を発見する。それがきっかけとなり、容疑者・小娥(しょうが)の口から衝撃の真実が語られる。彼女の告白により、行方不明だった元莫(げんばく)と王昆吾(おうこんご) が緑波山荘という場所に囚われていることが判明する。仲間たちは危険な奴隷取引の拠点へ、決死の救出作戦に挑む。しかし、作戦は思わぬ形で敵に察知され、絶体絶命のピンチに陥ってしまう。果たして、彼らは無事に元莫たちを助け出すことができるのか。

    四方館 第15話 あらすじネタバレ

  16. 16話

    流民救出事件が一段落し、四方館ではそれぞれの働きに応じた評価が下される。尉遅華(うっちか)が昇進する一方、手柄のなかった者たちは解雇の不安に駆られる。そんな中、王昆吾(おうこんご) は仲間を殺した宿敵白衣客(はくいきゃく)への復讐を新たにし、尉遅華に自らの過去を打ち明ける。一方、元莫(げんばく)は事件解決に貢献した阿術(あじゅつ)に正式な身分を与えようと奔走する。彼は阿術の自由を願いながらも、彼女が自分の元を去る可能性に複雑な思いを抱える。それぞれの思惑が交錯する中、元莫は大きな決断を下すことになる。

    四方館 第16話 あらすじネタバレ:それぞれの決意と、小さな光

  17. 17話

    元莫(げんばく)の尽力で流民問題の解決に道筋がつき、四方館は一息つく。中でも阿術(あじゅつ)は正式に戸籍を取得し、仲間たちは元莫の家で盛大な祝賀会を開いた。そのお祝いの席で、酔った元莫が起こしたある行動が、彼の恋心を巡る人間関係をめちゃくちゃにこじらせてしまう。一方、中断していた五邦同盟の交渉が再開されることが決定。今回は東院と西院が成果を競う対決形式となり、館内に新たな緊張が生まれる。

  18. 18話

    尉遅華(うっちか)に突然冷たい態度を取られ、戸惑う元莫(げんばく)。その頃、四方館では大雍と漠北の同盟交渉が始まっていた。しかし、漠北の使者・敖大人(ごうたいじん)は裏で別の取引を進めており、交渉は難航する。王昆吾(おうこんご) と元莫は状況を打開するため、大雍に滞在する漠北の王子・多弥(どみ)に目を付ける。彼は政治に無関心な美食家だが、その出自には複雑な事情があった。一方、元莫は尉遅華との関係を修復しようと奇妙な行動に出てしまう。外交の駆け引きと恋模様が複雑に絡み合い、物語が大きく動く回だ。

    四方館 第18話 あらすじとネタバレ感想

  19. 19話

    元莫(げんばく)と阿術(あじゅつ)、そして尉遅華(うっちか)の間にあった恋の誤解がついに解ける。元莫は自分が殴られた本当の理由を知り、阿術との関係に大きな一歩を踏み出すことになる。その一方で、新たな事件が発生する。沈百煉(しんひゃくれん)が玉羅の使節の妻・李夫人(りふじん)と一緒にいるところを目撃され、あらぬ不倫疑惑が浮上。このスキャンダルは、国同士の重要な同盟に暗い影を落とす。王昆吾(おうこんご) たちは事態を収拾するため、二人が訪れたという料理店香雲閣の調査に乗り出す。さらに、漠北の王子・多弥(どみ)の身にも不穏な動きがあり、物語はより一層緊迫した展開を見せていく。

    四方館 第19話 あらすじとネタバレ感想

  20. 20話

    香雲閣の帳簿に不審な点を見つけた元莫(げんばく)と阿術(あじゅつ)。二人は怪しい取引の証拠を掴むため、商人になりすまして潜入捜査を開始する。だが、店の主人は彼らを警戒し、郊外の地下室へと誘い込む罠を仕掛けていた。絶体絶命の危機に陥る二人。その頃、王昆吾(おうこんご) と尉遅華(うっちか)も二人の行方を追っていた。一方、死んだと思われていたある重要人物の生存が明らかになる。その人物の出現が、膠着していた五邦同盟の行方を大きく左右し、黒幕たちの計画を揺るがしていくことになる。

    四方館 第20話 あらすじとネタバレ

  21. 21話

    五邦同盟の締結に成功し、四方館は祝賀ムードに包まれる。安修義(あんしゅうぎ)は念願の四方検校史に昇進するが、元莫(げんばく)も同時に任命されたことに複雑な思いを抱き、父と衝突する。一方、王昆吾(おうこんご) に突然、部署異動の命令が下される。仲間たちは彼の送別会を開くが、尉遅華(うっちか)は異動の事実を知り激怒する。王昆吾自身も、ある心残りのため四方館を離れたくないと思っていた。彼の本心を知った元莫と阿術(あじゅつ)は、王昆吾を引き留めるために驚きの作戦を実行に移す。

    四方館第21話あらすじネタバレ

  22. 22話

    王昆吾(おうこんご) と尉遅華(うっちか)、そして安修義(あんしゅうぎ)の三角関係に大きな動きがある。王昆吾は尉遅華への想いを認めつつも、ある理由から彼女を突き放す。その隙を突くように、安修義が尉遅華に想いを伝えるが、思わぬ返り討ちにあう。

    一方、阿術(あじゅつ)の周囲がにわかに騒がしくなる。謎の人物白衣客(はくいきゃく)と、故郷からの追手が、彼女の正体を探るために動き出す。街中で危険な状況に陥る阿術だったが、元莫(げんばく)の機転によって難を逃れる。元莫は、阿術が何か重大な秘密を抱えていることを察知し、王昆吾たちと協力して調査を始める。それぞれの思惑が複雑に絡み合い、物語は新たな局面へと突入する。

    四方館第22話あらすじネタバレ

  23. 23話

    行方不明だった阿術(あじゅつ)と元莫(げんばく)が再会を果たし、二人の関係は新たな段階へ進む。阿術は自身の辛い過去と秘密を元莫に打ち明け、二人の絆はより一層深まった。元莫は愛する人を守るため、四方館の仲間たちにも嘘をつき、彼女を密かに匿うことを決意する。しかし、そんな二人の不審な動きを察知した安修義(あんしゅうぎ)と林素素(りんそそ)が、執拗な監視を開始。恋する二人と、彼らを怪しむ者たちのコミカルな攻防が繰り広げられる。

    四方館 第23話 あらすじとネタバレ

  24. 24話

    四方館の捜査に疑問を抱いた王昆吾(おうこんご) は、尉遅華(うっちか)と共に焉楽館の秘密に迫る。だが、そこで白衣客(はくいきゃく)と衝突し、尉遅華が王昆吾をかばって重傷を負ってしまう。彼女の命の危機を前に、王昆吾は今まで隠してきた想いを告げる。一方、元莫(げんばく)は阿術(あじゅつ)の侍女・阿史蘭(あしらん)の不審な点に気づき始める。そんな中、阿史蘭が突然自分が本物の焉楽公主だと名乗り出たことで、事態は一気に混乱。本物の公主は一体誰なのか、そしてその裏で糸を引く黒幕の目的とは何か。人間関係と謎が複雑に絡み合う、緊迫の回。

    四方館 第24話 あらすじネタバレ

  25. 25話

    元莫(げんばく)は康雲海(こううんかい)をからかうため、あるイタズラを仕掛けるが、逆にやり返されてしまう。一方、意識不明だった尉遅華(うっちか)が目を覚まし、王昆吾(おうこんご) と安修義(あんしゅうぎ)はお見舞いに駆けつける。しかし、そこには強力な恋のライバルが現れる。阿術(あじゅつ)は、公主と名乗る阿史蘭(あしらん)の身を案じるが、元莫は彼女の存在に疑いを抱き始める。やがて、阿史蘭の背後にある大きな陰謀が動き出し、阿術は危険な状況に陥ってしまう。

    四方館 第25話 ネタバレと感想 あらすじも紹介

  26. 26話

    白衣客(はくいきゃく)に捕らえられた阿術(あじゅつ)を救出するため、元莫(げんばく)たちが動き出す。敵の懐にいる康雲海(こううんかい)は、危険を冒して内部から元莫たちに合図を送る。一方、元莫、王昆吾(おうこんご) 、尉遅華(うっちか)は、仲間と協力して外部からの潜入作戦を決行。しかし、敵の仕掛けた巧妙な罠が彼らを待ち受けていた。なんとか阿術を助け出すも、敵はすでに次の手を打ち、事態はさらに複雑な局面を迎える。

    四方館 第26話 あらすじとネタバレ

  27. 27話

    康雲海(こううんかい)が突然あしらんを焉楽の公主だと認め、四方館は大混乱に陥る。元莫(げんばく)たちはその強引なやり方の裏に何かあると疑う。一方、阿術(あじゅつ)は自分の過去と向き合うため、そして村を襲った悲劇の真相を知るために、ついに大きな決断を下す。偽りの公主を信じる者、真実を暴こうとする者、それぞれの思惑が交錯する中、ついに本物の公主の証拠が見つかる。しかし、その先には誰も予想しなかった悲しい結末が待っていた。

    『四方館』第27話あらすじネタバレ 悲劇の連鎖、ついに決着

  28. 28話

    公主となったアジュツは、元莫(げんばく)の家を出て窮屈な新生活を始める。公務に追われ、自由のない日々に戸惑うアジュツ。一方、元莫はアジュツに会うことすらできず、寂しさを募らせる。そんな中、二人の友人である王昆吾(おうこんご) と尉遅華(うっちか)の関係にも大きな変化が訪れる。すれ違っていた二人の恋は、ある人物の登場をきっかけに、ついに動き出す。それぞれの恋模様と、水面下で進む政治的な陰謀が交錯する回だ。

    四方館 第28話 あらすじネタバレ

  29. 29話

    都が華やかな花灯節の賑わいに包まれる中、その裏では恐ろしい計画が静かに進行していた。元莫(げんばく)は、公主となった阿術(あじゅつ)との関係に悩む。さらに、阿術に指腹の許嫁がいることが発覚し、新たな恋のライバルの登場に焦りを感じる。一方、四方館の安修義(あんしゅうぎ)は、自身のキャリアにおける大きな目標四方使の選抜に向けて決意を固めていた。それぞれの日常や恋愛模様が描かれる一方で、白衣客(はくいきゃく)の不穏な動きが明らかになる。そして祭りの夜、一つの情報がきっかけとなり、元莫や王昆吾(おうこんご) 、安修義ら四方館のメンバーは、都を揺るがす大事件に立ち向かうことになる。

    四方館 第29話 あらすじとネタバレ

  30. 30話

    白衣客(はくいきゃく)が長楽城で大規模な毒雷テロを引き起こす。王昆吾(おうこんご) たちが民を守るために奔走する中、元莫(げんばく)は白衣客の真の標的が阿術(あじゅつ)であることに気づく。阿術を狙う刺客の魔の手が迫る。味方だと思っていた人物の衝撃的な裏切りが明らかになり、大切な仲間が次々と命を落とす、悲劇に満ちた回。これまでとは一転し、物語は一気にシリアスな局面を迎える。

    四方館 第30話あらすじとネタバレ:悲劇の夜と裏切り者の正体

  31. 31話

    康雲海(こううんかい)の死をめぐり、四方館は揺れていた。副使を名乗る馬治文(ばちぶん)が遺体の引き渡しを求めて騒動を起こすが、その権威は于得水(うとくすい)によって一蹴される。一方、元莫(げんばく)と阿術(あじゅつ)は康雲海が残した謎の棋譜を手に入れる。その棋譜は、ある場所を示しているようだった。時を同じくして、愛する人を失った安修義(あんしゅうぎ)は、悲しみを怒りに変え、ある人物の不正を暴こうと動き出す。そして、神出鬼没だった白衣客(はくいきゃく)の正体につながる意外な手がかりが、四方館の内部で見つかる。それぞれの事件が繋がり始め、物語は一気に核心へと迫っていく。

    四方館 第31話 あらすじとネタバレ

  32. 32話

    長年追い続けてきた白衣の客の正体が、ついに明らかになる。王昆吾(おうこんご) と尉遅華(うっちか)が真相に迫る一方、阿術(あじゅつ)は故郷と仲間たちのために、たった一人で危険な取引に挑む。彼女を救うため、元莫(げんばく)もまた命がけで奔走する。それぞれの覚悟と決意がぶつかり合い、物語は大きく動き出す。阿術が下した未来への決断とは何か。そして、二人の関係はどうなってしまうのか。緊迫した展開が続く回だ。

    四方館 第32話 あらすじとネタバレ

  33. 33話

    愛する阿術(あじゅつ)と共に彼女の故郷・焉楽へ行くことを決意した元莫(げんばく)。そのためには、焉楽への使者を決める四方使の選抜試験に合格しなければならない。阿術や仲間たちの全面的なサポートを受け、元莫は猛勉強に励む。しかし、彼の前には常に首席のエリート、安修義(あんしゅうぎ)が立ちはだかる。試験の結果、元莫はわずかな差で敗れてしまうが、どうしても諦めきれない。果たして元莫は、最大のライバルを乗り越え、焉楽への道を切り開くことができるのか。二人の男の誇りと友情が試される、見ごたえのある回だ。

    四方館 第33話 あらすじとネタバレ

  34. 34話

    元莫(げんばく)の四方使就任を祝う宴が開かれた。その席で、元莫と王昆吾(おうこんご) は熱い友情を確かめ合う。一方、尉遅華(うっちか)は元莫たちと焉楽へ行くため、ある大胆な計画を実行に移す。準備が整い、いよいよ一行は焉楽へ向けて出発する。その旅の始まりは、師との感動的な別れと、仲間との固い誓いに彩られていた。しかし、旅の道中で立ち寄った最初の目的地で、元莫はさっそく厳しい現実に直面することになる。彼らの前途多難な旅が、今まさに幕を開けた。

  35. 35話

    故郷の焉乐に帰ってきた公主・阿術(あじゅつ)と、彼女を支える元莫(げんばく)たち。でも、国を牛耳る龍突麒(りゅうとつき)がすんなり迎えてくれるわけがない。城門からすでに一触即発のムードが漂う。王宮では、元莫と龍突麒の間で静かな心理戦が始まるんだ。一方、阿術は国の悲惨な現状を目の当たりにして、民のためにある決意を固める。味方だと思っていた人物の裏の顔が見えたり、敵対する者たちの間にも亀裂が見え始めたり。焉乐を舞台にした本格的な権力争いが、ついに火蓋を切った回だったよ。

    四方館 第35話 ネタバレと感想:腹の探り合い、開幕!

  36. 36話

    焉楽(えんらく)の王位を巡る争いが、一気に加速する。公主アジュツは将軍・木図(もくと)を、元莫(げんばく)は謎の組織を率いる白衣客(はくいきゃく)を、それぞれ味方につけようと画策する。敵の敵は味方、のはずが、宮廷内では裏切りと策略が渦巻き、誰もが疑心暗鬼に陥っていく。それぞれの思惑が複雑に絡み合い、事態は誰も予想しなかった衝撃の結末へ。焉楽を真に支配しようとしている黒幕の正体が、ついにその姿を現す。息もつかせぬ展開の連続だ。

    『四方館』第36話あらすじネタバレ

  37. 37話(最終回)

    焉楽の支配を企む白衣客(はくいきゃく)が、ついに最後の計画を実行に移す。元莫(げんばく)は火薬が仕掛けられた倉庫に閉じ込められ、阿術(あじゅつ)は非情な選択を迫られる。まさに絶体絶命のピンチ。焉楽の未来と仲間たちの命運は、新王の即位を祝うパレードに託された。追い詰められた元莫と阿術に、逆転のチャンスは残っているのか。これまでの旅で築いてきた絆を武器に、二人は最大の危機に立ち向かう。果たして、彼らを待ち受ける結末とは。

    四方館 最終回 第37話あらすじネタバレ

キャスト、登場人物

四方館

元莫(げんばく)
檀健次(タン・ジェンツー)

四方館

阿術(あじゅつ)
周依然(ジョウ・イーラン)

四方館

王昆吾(おうこんご)
杜淳(ドゥ・チュン)

四方館

尉遅華(うっちか)
闞清子(カン・チンズー)