安寧録~海棠に降る光~

あらすじ

名家の令嬢でありながら、父の側室の策略によって6歳の頃から不遇の扱いを受け、別邸で育った羅宜寧(ルオ・イーニン/演:レン・ミン)。天真爛漫で古い慣習に縛られない彼女は、ある日、本邸のある都へ向かう道中で何者かに襲われ、覆面の男に命を救われる。

その男の正体は、異母兄の羅慎遠(ルオ・シェンユエン/演:ジャン・ワンイー)。彼もまた、父に疎まれ一族の系図にすら名がない、孤独な庶子だった。

互いに似た境遇を背負う二人は、次第に惹かれ合い、支え合うようになる。慎遠は、宜寧の母を死に追いやった者への復讐を手助けし、宜寧は、亡き師の名誉を回復しようとする慎遠を励まし、彼の心の支えとなっていく。

偽りの兄妹として出会った二人が、家族との確執や過去の謎を乗り越え、本当の愛を見つけていくロマンス時代劇です。

見どころ

  1. 偽りの兄妹が織りなす、もどかしくも美しい禁断の恋

    庶子として虐げられてきた兄・慎遠と、嫡女でありながら陰謀で冷遇されてきた妹・宜寧。互いに唯一の味方として支え合ううちに、兄妹以上の感情が芽生えていきます。身分違いや「兄妹」という関係性が、二人の恋心をより切なく、そしてドラマチックに描き出しており、その関係性が変化していく様子から目が離せません。

  2. 復讐とサクセスストーリーが絡み合う重厚な物語

    本作は、甘いラブストーリーだけではありません。宜寧は母を死に追いやった犯人を突き止め、慎遠は師匠の汚名をそそぐために科挙の最高位を目指します。提供された情報にあるように、二人が手を取り合って、それぞれの目的を達成していく過程は、大きな見どころの一つです。陰謀渦巻く名家を舞台にした復讐劇と、逆境を乗り越えていくサクセスストーリーが巧みに絡み合い、視聴者を飽きさせません。

  3. 今を時めく若手実力派俳優の共演!

    主人公の羅慎遠(ルオ・シェンユエン) を演じるのは、大ヒット作「長相思」で大ブレイクしたジャン・ワンイー。ヒロインの羅宜寧(ルオ・イーニン)役は、「玉骨遥(ぎょっこつよう)」でヒロインを務めたレン・ミンが演じます。中国本国でも二人の相性の良さは高い評価を受け、配信開始からわずか5日で再生回数2億回を突破するほどの人気を博しました。

  4. 原作は人気小説『首輔養成手冊』

    このドラマは、聞檀(ウェン・タン)の人気小説『首輔養成手冊』を原作としています。原作ファンも納得の丁寧な人物描写とストーリー展開が期待されます。

  5. 細部までこだわった美しい映像

    徹底的な時代考証に基づき、宋代の名家の生活様式が、セット、衣装、小道具に至るまで細やかに再現されています。華麗で美しい映像世界に浸れるのも、本作の魅力です。

各話あらすじとネタバレ(全40話)

  1. 1話

    羅家の嫡女でありながら、幼い頃に継母の策略で実家を追われた羅宜寧(ルオ・イーニン)。成人し、祖母の還暦祝いのために十数年ぶりに本宅へと戻ることに。しかし、彼女の帰りを快く思わない継母や異母姉妹たちの思惑が渦巻く家では、歓迎ムードは一切ありません。さらに、名家との縁談も絡み、到着早々、宜寧は大きなトラブルに巻き込まれてしまいます。不遇な令嬢の、波乱に満ちた運命の幕開けを描く第1話です。

    「安寧録~海棠に降る光~」第1話あらすじネタバレ!不遇の令嬢、陰謀渦巻く実家へ帰る

  2. 2話

    祠堂での罰を終えた羅宜寧(ルオ・イーニン)は、祖母から義兄・羅慎遠(ルオ・シェンユエン) の意外な出自を知らされる。血の繋がりがないと知った宜寧は、慎遠の言動の裏に何か秘密があるのではないかと感じ始める。一方、名家である蒋家との縁談に、宜寧を「妾」として迎えるという屈辱的な条件が提示される。家族内の思惑が渦巻く中、宜寧は大切な祖母を守るため、そして自らの運命を切り拓くために、ある決意を固める。

    「安寧録~海棠に降る光~」2話あらすじネタバレ:秘めたる過去と悪女の罠

  3. 3話

    自分を陥れようとする側室たちの企みを察知した羅宜寧(ルオ・イーニン)は、その罠を逆手に取った鮮やかな反撃を開始する。一方、腹違いの兄・羅慎遠(ルオ・シェンユエン) もまた、師の名誉を回復するという自らの目的のため、密かに行動を起こしていた。宜寧の婚約話を巡る騒動は、羅家の権力構造を大きく揺るがす事態へと発展。敵と味方が入り乱れる中、虐げられてきた者たちの逆襲の狼煙が上がる。二人の若者の静かな共闘が、今、始まろうとしていた。

    『安寧録~海棠に降る光~』第3話あらすじネタバレ 鮮やかな逆転劇!

  4. 4話

    羅宜寧(ルオ・イーニン)の部屋に何者かが侵入。聡明な彼女は、残されたわずかな痕跡から侵入者の正体に目星をつけます。一方、屋敷内では宜寧を陥れようとする新たな陰謀が動き出していました。異母姉妹の差し金で、侍女が運んできたのは毒入りの香囊…。さらに宜寧は、羅家の帳簿に隠された大きな不正を発見し、正室である林海如(リン・ハイジョ)に報告します。これをきっかけに、屋敷内の権力争いは新たな局面へ。策略が渦巻く中、宜寧は自らの知恵を武器に、悪意に立ち向かっていきます。

    「安寧録~海棠に降る光~」4話あらすじネタバレ!知略の罠と反撃の狼煙

  5. 5話

    母の死の真相を握る李ばあやを屋敷に引き入れた羅宜寧(ルオ・イーニン)は、敵の出方を窺う。一方、羅慎遠(ルオ・シェンユエン) との心の距離が縮まるも、父の妨害に遭ってしまう。そんな中、林小娘(りんかいじょ)の新たな陰謀が李ばあやに迫るが、絶体絶命の危機に謎の人物が現れる。明らかになる過去の真実のかけらと、深まる協力者の謎。そして、宜寧の妹・宜秀(イーシウ)とある青年との間に、新たな出会いが訪れる。

    『安寧録~海棠に降る光~』第5話あらすじネタバレ!明かされる過去と謎多き協力者

  6. 6話

    羅家に滞在する林茂(リン・マオ) の退屈しのぎのため、羅宜寧(ルオ・イーニン)は兄の羅慎遠(ルオ・シェンユエン) と遊ぶよう仕向けます。しかし、それがきっかけで、羅宜寧は羅慎遠の秘密めいた行動に巻き込まれていくことに。名家が集う華やかな宴の席で、羅宜寧は自身の暗い過去と繋がる人物の名を耳にし、動揺します。時を同じくして、彼女の身には刺客の魔の手が迫っていました。一方、羅慎遠もある重要人物を巡る陰謀の渦中におり、危険な戦いに身を投じます。それぞれの思惑が交錯し、二人は予期せぬ形で危機を共有することになるのでした。

    『安寧録~海棠に降る光~』第6話あらすじネタバレ 華やかな宴に潜む殺意

  7. 7話

    刺客から逃れ、山で一夜を明かした羅宜寧(ルオ・イーニン)と羅慎遠(ルオ・シェンユエン) 。屋敷に戻った宜寧を待っていたのは、家族からの厳しい追及だった。そんな中、一家の要である祖母が突然病に倒れ、羅家は最大の危機に見舞われる。宜寧と慎遠は、それぞれが信じる方法で祖母を救うために奔走する。一方で、家の中では不穏な動きが活発化し、宜寧は自らの身と家族を守るため、屋敷に渦巻く見えない敵との戦いを決意するのだった。

    安寧録~海棠に降る光~ 第7話 あらすじとネタバレ!二人の絆と暴かれる陰謀

  8. 8話

    高熱で倒れた羅宜寧(ルオ・イーニン)を、兄の羅慎遠(ルオ・シェンユエン) が献身的に看病する。しかし、その過程で慎遠は、宜寧の出生にまつわる重大な秘密を知ってしまう。回復した宜寧は、何も知らずに慎遠への感謝を伝えようと、彼の誕生祝いを企画し、二人の絆は一層深まるかに見えた。その裏で、羅家にはある目的を持った貴公子・程琅(チョン・ラン)が訪れる。彼の出現は、穏やかに見えた羅家に新たな波乱を巻き起こす予兆となるのだった。

    「安寧録~海棠に降る光~」第8話あらすじネタバレ:兄妹の絆に隠された衝撃の真実

  9. 9話

    羅家に新たな縁談話が持ち上がるが、その相手である程琅(チョン・ラン)には危険な過去の噂があった。一方、宜寧は、程琅の発言から過去の秘密が暴かれることを恐れ、思い出の品を処分する。そんな中、婚約中の姉・宜玉が程琅へ恋文を送っていることを知り、家の体面と姉の将来を守るため、宜寧は機転を利かせてその過ちを止めさせようとする。しかしその裏では、羅家の運命を揺るがす証拠を巡り、屋敷に刺客が忍び寄っていた。

    安寧録~海棠に降る光~ 9話あらすじネタバレ:燃え盛る炎と秘めたる恋心

  10. 10話

    長年自分を苦しめてきた過去の事件の真相を追い続ける羅宜寧(ルオ・イーニン)。しかし、その動きを察知した者によって、彼女を社会的に抹殺しようとする新たな罠が仕掛けられます。羅家の送別会を舞台に、絶体絶命の危機に陥る羅宜寧でしたが、そこには予想外の協力者の姿が。果たして彼女は、自らの潔白を証明し、長年の策略を打ち破ることができるのでしょうか。知恵と勇気、そして兄妹の絆が試される、緊迫の物語が繰り広げられます。

    「安寧録~海棠に降る光~」第10話あらすじネタバレ:痛快な逆転劇!長年の嘘が暴かれる時

  11. 11話

    長年の宿敵であった喬月嬋(ユエチャン)を追い詰めることに成功した羅宜寧(ルオ・イーニン)だったが、その心労がたたり、祠堂で倒れてしまう。高熱で危険な状態に陥るも、兄・羅慎遠(ルオ・シェンユエン) の献身的な看病によって一命を取り留める。この一件をきっかけに、二人の間には少しずつ信頼が芽生え始める。一方、喬月嬋の部屋からは不正に蓄財された大量の財宝が見つかる。そんな中、宜寧は祖母との会話から、母が飲んでいた薬に不審な点があることに気づき、新たな謎に直面する。

    「安寧録~海棠に降る光~」11話あらすじネタバレ:献身的な愛と新たな疑惑の種

  12. 12話

    母の死の真相を探る羅宜寧(ルオ・イーニン)は、父が再び二娘をかばったことに深く失望し、家を出る決意を固めます。心を痛める宜寧を、兄の羅慎遠(ルオ・シェンユエン) は優しく気遣い、気分転換に二人で街へ出かけました。穏やかな時間を過ごす二人でしたが、そこで宜寧は、過去に深い因縁を持つ謎の男・陸嘉学(ルー・ジアシュエ)と遭遇してしまいます。自分の正体を隠そうと必死になる宜寧と、彼女を守ろうとする慎遠。この予期せぬ再会が、物語に新たな波乱を呼び込むことになります。

    「安寧録~海棠に降る光~」第12話あらすじネタバレ:声を出せない恐怖、悪夢の再会

  13. 13話

    母の死の真相を探る羅宜寧(ルオ・イーニン)は、手がかりを握るとみられる側室・喬月嬋(ユエチャン)がいる農荘へ向かうことを決意します。異母兄の羅慎遠(ルオ・シェンユエン) も同行することになりますが、道中の山道で何者かによる襲撃を受け、一行は命の危険に晒されます。慎遠の機転と宜寧の勇気で絶体絶命の危機を乗り越えますが、この事件の裏にはさらなる陰謀が隠されていました。農荘で宜寧が突きつけられる新たな事実と、現場にいた「第三の人物」の謎。物語が大きく動き出す回です。

    「安寧録~海棠に降る光~」第13話あらすじネタバレ!命懸けの旅と暴かれる新たな謎

  14. 14話

    羅慎遠(ルオ・シェンユエン) は、ある人物を救出するため危険な作戦を実行する一方、羅家(ルオけ)には陸嘉学(ルー・ジアシュエ)の捜査の手が迫ります。彼に恐怖を感じていた羅宜寧(ルオ・イーニン)でしたが、大切な人を守るため、勇気を振り絞って立ち向かうことを決意。その行動が、思わぬ形で陸嘉学(ルー・ジアシュエ)の心を揺さぶります。そして、羅慎遠(ルオ・シェンユエン) は一族の未来と自身の悲願を懸け、大きな賭けに出るのでした。それぞれの思惑が交錯し、羅家の運命が新たな局面を迎えます。

    安寧録~海棠に降る光~ 第14話 あらすじとネタバレ!勇気の一歩が未来を動かす

  15. 15話

    羅家の威信回復と、ある重要人物の脱出をかけ、当主代行の羅慎遠(ルオ・シェンユエン) は大規模な詩の宴「賽文宴」を計画する。しかし、羅家の動きを察知した宿敵・陸嘉学(ルー・ジアシュエ)は、屋敷の周りに厳重な監視網を敷き、彼らの計画を阻止しようと待ち構えていた。宴の当日、羅慎遠と妹の羅宜寧(ルオ・イーニン)は連携し、大胆な策で陸嘉学の目を欺こうとする。そんな中、予期せぬハプニングが発生し、計画は思わぬ方向へ。果たして兄妹は、この絶体絶命の危機を乗り越えることができるのか。

    「安寧録~海棠に降る光~」15話あらすじネタバレ:決死の救出劇!琵琶の音色が運命を動かす

  16. 16話

    役人の陸嘉学(ルー・ジアシュエ)に追われる羅慎遠(ルオ・シェンユエン) は、その優れた機転で危機を切り抜けます。一方、羅宜寧(ルオ・イーニン)は亡き母の死の真相を探るため、かつて母に仕えていた使用人の鄭栄(ジョン・ロン)を屋敷に呼び寄せました。鄭栄の登場に、祖母の羅老太太はなぜか顔色を変えます。二人きりになった鄭栄の口から、羅宜寧は母が亡くなる直前の衝撃的な状況を聞かされることに。そして、母の遺品の中から、彼女の死に関わる重大な手がかりを発見するのでした。

    『安寧録~海棠に降る光~』第16話あらすじネタバレ 悲劇の真相、毒された茶葉

  17. 17話

    これまで虐げられてきた羅慎遠(ルオ・シェンユエン) の立場に、ついに大きな変化が訪れます。彼の隠れた才能が思わぬ形で認められ、羅家での地位が向上することに。一方、自立を目指す羅宜寧(ルオ・イーニン)は、自分の店を持とうと奔走します。しかし、物件の契約で強力なライバルが出現し、計画は早くも暗礁に。窮地に陥った彼女の前に現れたのは、意外な人物でした。それぞれの運命が大きく動き出す、重要なエピソードです。

    「安寧録~海棠に降る光~」17話あらすじネタバレ:ついに認められた才能と、芽生える恋の予感

  18. 18話

    宮中から菓子が届き、母の機嫌が直ったことで喜ぶ羅宜秀(ルオ・イーシウ)。彼女は想いを寄せる林茂(リン・マオ) と心を通わせるが、ある誤解から二人の間に溝が生まれてしまう。一方、羅宜寧(ルオ・イーニン)は妹との何気ない会話から、母の毒殺事件に関する重要な手がかりを発見する。そんな中、長兄が旅先で助けたという、亡き母にそっくりな謎の女性が羅家を訪れ、新たな波乱を巻き起こす。さらに宜寧は、彼女に執着する陸嘉学(ルー・ジアシュエ)と対峙することになり、思わぬ窮地に立たされる。

    「安寧録~海棠に降る光~」18話あらすじネタバレ:新たな謎と危険な駆け引き

  19. 19話

    過去の因縁を盾に詰め寄る陸嘉学(ルー・ジアシュエ)に対し、羅宜寧(ルオ・イーニン)は機転を利かせた大胆な策で対抗する。危機を乗り越えたものの、心労から酒に酔った彼女は、兄・羅慎遠(ルオ・シェンユエン) に普段は見せない弱い姿を見せてしまう。彼の胸で不安を吐露する羅宜寧と、彼女を静かに見つめる羅慎遠の想いが交差する。一方、間近に迫った科挙の試験を前に、羅家では新たな火種が生まれていた。ある人物の歪んだ愛情が、一族を揺るがす大事件を引き起こしてしまう。

    『安寧録~海棠に降る光~』第19話あらすじネタバレ:暴かれる策略と秘めた想い

  20. 20話

    ついに科挙の合格発表の日が訪れる。羅慎遠(ルオ・シェンユエン) は見事首席で合格し、羅家は祝賀ムードに包まれるが、父・羅成章(ルオ・チョンジャン)だけは複雑な表情を見せる。喜びも束の間、慎遠は祖母から一族の運命を左右する重要な証拠を託される。一方、陸嘉学(ルー・ジアシュエ)は、羅宜寧(ルオ・イーニン)が語った過去の事件の真相にたどり着き、衝撃を受ける。そんな中、慎遠の師兄・道衍(ダオイェン)は病の身で危険な行動に出ようとしており、それぞれの思惑が交錯し、新たな陰謀の幕が開けようとしていた。

    『安寧録~海棠に降る光~』第20話あらすじネタバレ!首席合格の快挙と新たな陰謀の影

  21. 21話

    師の冤罪を晴らすため、道衍(ダオイェン)は登聞鼓を叩き都に訴えますが、黒幕である陸嘉学(ルー・ジアシュエ)の妨害は熾烈を極めます。刺客の襲撃を羅慎遠(ルオ・シェンユエン) が防ぐも、再審を担当する役人すらも敵の手中にあることを知り、慎遠と羅宜寧(ルオ・イーニン)は新たな策を講じることに。二人は茶税を管轄する英国公(えいこくこう)に協力を仰ぐため、彼の望むものを贈ります。しかし、そんな二人の前に陸嘉学が再び現れ、不気味な言葉で彼らを揺さぶるのでした。

    『安寧録~海棠に降る光~』第21話あらすじネタバレ!執念の男・陸嘉学の恐ろしき一手

  22. 22話

    羅家に滞在する楊卿画(ヤン・チンホワ)に嫉妬を募らせる陳蘭(チェン・ラン)は、彼女を陥れるための罠を画策する。そんな中、楊卿画の兄が見つかったとの知らせが届くが、彼女は足を痛めていたため、代わりに羅宜寧(ルオ・イーニン)が指定の場所へと向かう。しかし、そこで羅宜寧は何者かに誘拐されてしまうのだった。報せを受けた羅慎遠(ルオ・シェンユエン) は、危険を顧みず、ただ一人で羅宜寧の救出へと疾走する。一方、長い旅から戻った林茂(リン・マオ) は、道中の経験から大きな衝撃を受け、ある重大な決意を固めていた。それぞれの思惑と運命が交錯し、物語は新たな局面を迎える。

    『安寧録~海棠に降る光~』第22話あらすじネタバレ!陳蘭の嫉妬が生んだ悲劇と林茂の新たな決意

  23. 23話

    科挙の郷試に首席で合格した羅慎遠(ルオ・シェンユエン) を祝うため、羅家は久しぶりの賑わいを見せていた。多くの家から縁談が舞い込むが、羅慎遠(ルオ・シェンユエン) の心は動かない。一方、妹の羅宜寧(ルオ・イーニン)は、兄をからかいながらもその様子を温かく見守っていた。しかし、その祝宴に英国公(えいこくこう)府の陸嘉学(ルー・ジアシュエ)が姿を現したことで、和やかな雰囲気は一変する。陸嘉学は巧みな方法で羅宜寧(ルオ・イーニン)の秘密を探ろうと画策。彼の不穏な言葉をきっかけに、羅慎遠は尊敬する師兄を救うため、自らの命を懸けた危険な決断を下すことになる。

    「安寧録~海棠に降る光~」第23話 あらすじとネタバレ:祝宴に潜む影と命がけの決断

  24. 24話

    敬愛する兄・羅慎遠(ルオ・シェンユエン) が決死の覚悟で師を救出しようとしていることを知った羅宜寧(ルオ・イーニン)。兄の身を案じる彼女は、危険を顧みずに救出劇の渦中へと飛び込んでいく。しかし、その行動が冷酷な安北侯・陸嘉学(ルー・ジアシュエ)の目に留まり、絶体絶命の窮地に立たされてしまう。兄を守るため、そして自らの運命に立ち向かうため、宜寧が下した悲壮な決断とは。兄妹の深い絆と、彼らに迫る新たな陰謀の影が描かれる、緊迫感あふれるエピソード。

    「安寧録~海棠に降る光~」第24話あらすじネタバレ:兄への想いが、私を強くする

  25. 25話

    宜寧(イーニン)は慎遠(シェンユエン)に辛い過去を打ち明け、二人の絆は一層深まる。その一方で、彼女の正体を疑う陸嘉学(ルー・ジアシュエ)は、彼女を試すための巧妙な罠を仕掛ける。また、宜秀(イーシウ)と林茂(リン・マオ) の恋は、母親の猛反対にあい、別れの危機に瀕していた。しかし、舟遊びの最中に起きたある事件が、二人の運命を大きく揺り動かすことになる。それぞれの愛と策略が交錯し、物語は新たな局面を迎える。

    「安寧録~海棠に降る光~」第25話 あらすじとネタバレ:仕掛けられた罠と、命がけの恋の行方

  26. 26話

    妹・羅宜秀(ルオ・イーシウ)の恋路を助けようと奔走する羅宜寧(ルオ・イーニン)。心優しい協力者も得て、事態は好転するかに見えました。しかし、その行動が継母・陳蘭(チェン・ラン)の逆鱗に触れ、彼女の立場は一転して危険にさらされます。

    さらに、過去の事件の真相を探ろうとする宜寧の前に、陳蘭の非情な魔の手が伸び、ついに無実の罪で投獄されてしまうことに。渦巻く陰謀の中、絶体絶命の窮地に陥った宜寧に、救いの手は差し伸べられるのでしょうか。

    「安寧録~海棠に降る光~」26話あらすじネタバレ

  27. 27話

    無実の罪で投獄された羅宜寧(ルオ・イーニン)は、牢獄の中で何者かに命を狙われる。知らせを受けた兄の羅慎遠(ルオ・シェンユエン) は、試験を投げ打って駆けつけ、その尽力で宜寧はなんとか保釈される。しかし、屋敷に戻った彼女を、さらなる魔の手が待ち受けていた。一方、宜寧の過去を追う陸嘉学(ルー・ジアシュエ)も再び彼女の前に現れ、事態はますます混乱を極めていく。次々と襲い来る危機の中、宜寧は自らの潔白を証明し、一連の事件の黒幕を突き止めることができるのか。陰謀が渦巻く中、物語は衝撃の真実へと向かって大きく動き出す。

    安寧録~海棠に降る光~ 27話あらすじネタバレ:絶望の淵で暴かれる真実

  28. 28話

    羅宜寧(ルオ・イーニン)の出生をめぐる疑惑が、羅家に大きな嵐を巻き起こします。大奥様である陳蘭(チェン・ラン)の告発により、宜寧は家族からの信頼を失い、絶体絶命の窮地に立たされました。彼女を守るため、兄の羅慎遠(ルオ・シェンユエン) は真実を求めて奔走しますが、事態は悪化の一途をたどります。父からの非情な命令により、宜寧の命はまさに風前の灯火に。暗い祠堂で希望が潰えようとしたその時、彼女の運命を大きく変える人物が現れるのでした。

    安寧録~海棠に降る光~ 28話あらすじネタバレ!明かされる出生の秘密と、絶望の淵に差す一筋の光

  29. 29話

    意識を失っていた羅宜寧(ルオ・イーニン)は、羅慎遠(ルオ・シェンユエン) らの尽力で目を覚ます。そんな彼女に、祖母から驚きの事実が告げられる。なんと、長年行方が分からなかった実の父親が見つかったというのだ。その正体は、誰もがうらやむ高貴な身分の英国公(えいこくこう)だった。突然現れた強力な後ろ盾。しかし、これまでの人生で他人に運命を委ねることの辛さを知った宜寧は、大きな決断を下す。羅家を離れ、自らの力で未来を切り開くことを選んだ彼女は、新しい一歩を踏み出す。

    『安寧録~海棠に降る光~』第29話あらすじネタバレ

  30. 30話

    羅家の三男・羅慎遠(ルオ・シェンユエン) が科挙で首席合格という快挙を成し遂げ、一族が歓喜に沸く中、刺繍店を営む羅宜寧(ルオ・イーニン)の周りでは不穏な動きが。彼女に執着する英国公(えいこくこう)の強引なアプローチは続き、さらに過去の因縁が再び彼女を危険な罠へと引きずり込みます。幸せの絶頂にいる慎遠と、危機に瀕する宜寧。二人の運命が大きく交差する、波乱に満ちた回。果たして宜寧は、迫りくる脅威から逃れることができるのでしょうか。

    安寧録~海棠に降る光~ 30話 あらすじネタバレ!兄の愛か、父の罠か

  31. 31話

    実の父である英国公(えいこくこう)に温かく迎えられた羅宜寧(ルオ・イーニン)。幸せな日々が始まるかと思いきや、年越しの宴で皇帝から「青城縣君」という名誉ある称号を授かります。しかし、この栄誉がきっかけで、英国公の母・韓老太太との間に新たな確執が生まれてしまいます。一方、羅家では、羅宜秀(ルオ・イーシウ)と林茂(リン・マオ) の関係が大きな進展を迎え、感動的な瞬間が訪れます。愛と対立が交錯する中、宜寧は自らの生き方について大きな決断を迫られることになります。

    「安寧録~海棠に降る光~」第31話あらすじネタバレ:新たな身分と家族の波紋

  32. 32話

    実の父である英国公(えいこくこう)の屋敷に馴染めず、自分の居場所を見失いかけていた羅宜寧(ルオ・イーニン)。年越しの夜、彼女は慣れ親しんだ羅家で過ごすことを選ぶ。そこで兄・羅慎遠(ルオ・シェンユエン) と再会し、思わず涙を見せてしまう。一方、宜寧は祖母・韓老太太に「自分の力で生きたい」という強い意志を伝え、意外にも理解を得る。覚悟を決めて英国公府での生活を始めた宜寧のもとに、家庭教師として慎遠がやってくることに。二人の距離が再び縮まる中、宜寧に想いを寄せる陸嘉学(ルー・ジアシュエ)の存在が、不穏な影を落とす。

    「安寧録~海棠に降る光~」32話あらすじネタバレ 居場所なき涙と、二度目の告白

  33. 33話

    再び陸嘉学(ルー・ジアシュエ)の執着に直面し、恐怖を覚える羅宜寧(ルオ・イーニン)。なんとかその場を逃れるも、彼の存在は暗い影を落とす。一方、商才を発揮し、花朝節での化粧品店「嫣容閣」の再興を計画。準備を進める中、羅慎遠(ルオ・シェンユエン) との距離は縮まり、二人の間には甘く穏やかな空気が流れる。しかし、そんな彼女の元に、慎遠に関する予期せぬ縁談話が舞い込み、宜寧の心にさざ波が立つのであった。

    安寧録~海棠に降る光~ 33話 あらすじネタバレ 執着の影と、花に込めた想い

  34. 34話

    国公府で開かれた花朝節の宴の最中、多くの令嬢が謎の発疹を訴える事件が発生。疑いの目は、羅宜寧(ルオ・イーニン)が経営する化粧品店「嫣容閣」の製品に向けられてしまう。店の信用と自らの潔白を証明するため、宜寧は冷静に真相の解明に乗り出す。一方、彼女を巡る羅慎遠(ルオ・シェンユエン) と陸嘉学(ルー・ジアシュエ)の恋の火花も激しさを増していく。陰謀が渦巻く中、宜寧の機転が光る回。最後に彼女が下すある決断が、今後の物語を大きく動かすことになる。

    「安寧録~海棠に降る光~」34話あらすじネタバレ

  35. 35話

    羅慎遠(ルオ・シェンユエン) と羅宜寧(ルオ・イーニン)は、将来を誓い合い、甘く幸せなひとときを過ごす。宜寧は慎遠への想いを込めた絵を描き、二人の絆は一層深まっていく。しかし、その裏では大きな陰謀が動き出していた。慎遠の同門が捕らえられ、彼は友を救うため過酷な選択を迫られることに。一方、林茂(リン・マオ) と羅宜秀(ルオ・イーシウ)の結婚にも大きな障害が立ちはだかる。愛と信頼が試される、緊迫した展開が待ち受ける。

    「安寧録~海棠に降る光~」35話あらすじネタバレ

  36. 36話

    最大の敵である汪遠(ワン・ユエン)の信頼を得るため、羅慎遠(ルオ・シェンユエン) は危険な賭けに出る。汪遠は慎遠の忠誠心を試すため、彼の店を差し押さえ、さらに英国公(えいこくこう)を暗殺せよという非情な命令を下す。絶体絶命の窮地に立たされた慎遠は、愛する羅宜寧(ルオ・イーニン)や英国公を守るため、ある計画を実行に移す。それは、自らが憎まれ役となり、彼らとの絆を断ち切るという、あまりにも悲しい決断だった。彼の真意を知らない者たちの想いが交錯し、物語は大きく動き出す。

    『安寧録~海棠に降る光~』第36話あらすじネタバレ!愛ゆえの刃、引き裂かれる二人の絆

  37. 37話

    父・英国公(えいこくこう)の出征後、羅宜寧(ルオ・イーニン)は家を守りながら父の無事を祈っていた。しかし、前線から届いたのは、英国公の軍が壊滅し、彼自身も行方不明になったという衝撃の報せだった。この機に乗じて、宿敵・汪遠(ワン・ユエン)は英国公に謀反の罪を着せ、羅家を潰そうと陰謀を巡らす。兵に包囲され、絶体絶命の危機に陥る英国公府。宜寧は家の誇りを守るため、毅然と運命に立ち向かうことを決意するが…。

    「安寧録~海棠に降る光~」第37話あらすじネタバレ:逆転の策士

  38. 38話

    宿敵・汪遠(ワン・ユエン)を追い詰めた羅慎遠(ルオ・シェンユエン) は、英国公(えいこくこう)からもその実力を認められ、ついに羅宜寧(ルオ・イーニン)との結婚を羅家に申し出る。時を同じくして、羅家では一途な愛を育んできた林茂(リン・マオ) と羅宜秀(ルオ・イーシウ)が、多くの人々に祝福されて華やかな婚礼を挙げる。幸せな雰囲気に包まれる羅家だったが、その裏では宮廷の権力闘争が新たな局面を迎えていた。追い詰められた汪遠の背後にいる黒幕が、慎遠と宜寧の未来に暗い影を落とそうと動き出す。

    「安寧録~海棠に降る光~」第38話あらすじネタバレ:二つの婚礼と、迫りくる黒い影

  39. 39話

    羅慎遠(ルオ・シェンユエン) の周到な策により、羅宜寧(ルオ・イーニン)との結婚が正式に決まる。羅家は華やかな婚礼準備に沸き、宜寧も慎遠も幸せを噛みしめていた。一方、宜寧への執着を捨てきれない陸嘉学(ルー・ジアシュエ)は、彼女のきっぱりとした拒絶に遭い、絶望。しかし、彼はこのまま引き下がる男ではなかった。牢獄の囚人と密会し、不穏な動きを見せる。そして迎えた婚礼当日。祝福に包まれる二人を、過酷な運命が待ち受けていた。

    「安寧録~海棠に降る光~」第39話あらすじネタバレ!幸せの絶頂から一転、波乱の婚礼の夜

  40. 40話(最終回)

    羅慎遠(ルオ・シェンユエン) と羅宜寧(ルオ・イーニン)の婚礼の夜、最大の悲劇が二人を襲う。陸嘉学(ルー・ジアシュエ)の周到な罠にはまり、慎遠は朝廷の重罪人を殺害した濡れ衣を着せられてしまう。時を同じくして羅家は炎に包まれ、宜寧は死んだものと思われた。しかし、すべては宜寧を手に入れるための陸嘉学の策略だった。愛する人を奪われ、絶体絶命の窮地に立たされた慎遠。彼は宜寧を救い出し、自らの無実を証明するため、陸嘉学との最後の戦いに挑む。二人の運命が、ついに決着の時を迎える。

    「安寧録~海棠に降る光~」40話(最終回)あらすじネタバレ

キャスト、登場人物

安寧録~海棠に降る光~

羅慎遠(ルオ・シェンユエン)
張晚意(チャン・ワンイー)

安寧録~海棠に降る光~

羅宜寧(ルオ・イーニン)
任敏(レン・ミン)

安寧録~海棠に降る光~

陸嘉学(ルー・ジアシュエ)
此沙(ツーシャー)

安寧録~海棠に降る光~

林茂(リン・マオ)
呉宇恆(ウー・ユーハン)