独孤伽羅~皇后の願い~

あらすじ

名家の娘・独孤(どっこ)伽羅(から)は、幼い頃に家族が権力者の陰謀によって迫害された経験から、強く自立して生きることを心に誓います。

後に夫となる楊堅(ようけん)は、その頃から非凡な才能を発揮し始め、勇敢で戦に長け、数々の武功を立てていきます。激動の南北朝時代、楊堅(ようけん)は隋の初代皇帝・文帝として即位し、中国を統一。文化・経済の発展にも力を注ぎました。

皇后となった独孤伽羅(から)は、夫・楊堅を献身的に支えます。二人は共に倹約を奨励し、楊堅が「開皇の治」と呼ばれる平和で豊かな時代を築き上げるのを助けました。その功績から、二人は「二聖」と称されるようになります。国の安定と民の安寧をもたらした隋の繁栄において、独孤伽羅は不可欠な役割を果たしたのです。

独孤伽羅と楊堅は、人生の様々な困難を共に乗り越え、常に深い愛情で結ばれた仲睦まじい夫婦でした。伽羅は、楊堅が良い政治を行い民を慈しむよう常に励まし、どんな状況にあっても質素倹約な生活態度を貫き通しました。二人の姿は、中国史上、理想的な皇帝夫婦として後世に語り継がれています。

この物語は、自らの信念を貫き、夫を支え、国を繁栄に導いた皇后・独孤伽羅の生涯と、彼女と隋の初代皇帝・楊堅との深い夫婦愛を描く歴史ドラマです。

各話あらすじとネタバレ(全55話)

  1. 1話

    南北朝時代の乱世。北魏の皇帝・元修(げんしゅう)は追われる身となるが、独孤(どっこ)如願(後の独孤信(どっこしん)と楊忠(ようちゅう)に救われる。その際、「独孤天下」という不吉な予言がもたらされる。時が流れ北周の時代、柱国大将軍となった独孤信が都に帰還。皇帝・宇文覚(うぶんかく)は実権を握る従兄の太師・宇文護(うぶんご) に脅かされていた。独孤信の三人の娘、野心家の長女・般若(はんじゃく)、上昇志向の次女・曼陀(ばんた)、活発な三女・伽羅(から)は、それぞれの思惑を胸に秘めていた。般若は宇文護と密かに関係を持ち、皇后の座を狙う。曼陀は楊堅(ようけん)との縁談に不満を抱く。宇文護は独孤信に圧力をかけ、波乱の幕開けとなる。

    独孤伽羅~皇后の願い~ 第1話あらすじネタバレ!波乱の幕開け「独孤天下」の予言と三姉妹の運命

  2. 2話

    陶器を愛でていた独孤(どっこ)伽羅(から)は、街で派手にバラを撒く楊堅(ようけん)と最悪の出会いを果たす。誤って楊堅の従者を怪我させてしまい、文句を言いに来た楊堅と口論の末、大切な壺を叩き割ってしまう。その後、楊堅が父・独孤信(どっこしん)を訪ねてきたことで、二人は互いの素性を知り驚く。次女の曼陀(ばんた)は楊堅に一目惚れするが、伽羅は楊堅の軽薄さを心配し、宴席で彼に絡む。実は楊堅は権力者・宇文護(うぶんご) を欺くために放蕩者を装っていた。伽羅は姉・般若(はんじゃく)に諭され楊堅に謝罪に行くが、そこで楊堅は以前狩場で心惹かれた女性が伽羅であったことに気づく。一方、般若は宇文護と対峙し、父を守る決意を示す。そんな中、宇文護の部下・哥舒(かじょ)が独断で伽羅を誘拐するが、伽羅は機転を利かせて逃亡を図る。

    独孤伽羅~皇后の願い~ 第2話 あらすじネタバレ:最悪の出会いは恋の始まり?波乱の幕開け!

  3. 3話

    宇文護(うぶんご) の別荘の塔に閉じ込められた伽羅(から)は、火を放って助けを求める。駆けつけた楊堅(ようけん)らに救出されるが、飛び降りた際の衝撃で気を失う。娘の負傷に激怒した父・独孤(どっこ)信(どっこしん)は、宇文護への対抗を決意し、丞相の座を受け入れる。般若(はんじゃく)は宇文護への怒りを募らせる一方、父には皇后になるという野望を明かし、宇文護ではなく宇文毓(うぶんいく) に嫁ぐことを宣言する。その会話を盗み聞きした曼陀(ばんた)もまた、「独孤天下」の予言は自分だと信じ、皇后の座を夢見始める。一方、楊堅は朝廷で宇文護からの追及をかわすため病を装う。宇文護が様子を探るために送った医者も、伽羅の機転によって欺くことに成功する。しかし、楊堅が語った質素な将来の望みを聞いた曼陀は、彼に失望するのだった。

    【独孤伽羅】第3話 あらすじとネタバレ感想:炎の中の救出劇!姉妹それぞれの野望が動き出す!

  4. 4話

    宇文護(うぶんご) は般若(はんじゃく)への未練を断ち切れず、過去の出会いを回想する。夜、独孤(どっこ)家を訪れ般若に復縁を迫るが拒絶され、怒りから般若の首を絞めてしまう。その現場を伽羅(から)が目撃。般若は伽羅に、宇文護への愛よりも独孤家の未来と「独孤天下」の予言のために、政略結婚を選んだ覚悟を語る。一方、皇帝・宇文覚(うぶんかく)は宇文護への不満から宇文邕(うぶんよう)を辺境の同州へ左遷する。旅立つ宇文邕は伽羅に愛を告白し、戻ったら結婚しようと約束する。伽羅は戸惑いながらも承諾。楊堅(ようけん)にその悩みを打ち明ける。ラスト、般若と宇文護の密会を尾行していた伽羅は、宇文護の正妻・清河(せいか)郡主も二人を監視していることに気づき、衝撃を受ける。

    独孤伽羅~皇后の願い~ 第4話 あらすじとネタバレ感想:般若の覚悟と伽羅の戸惑い!宇文護の執着が止まらない!

  5. 5話

    皇后の座を望む般若(はんじゃく)は宇文護(うぶんご) に協力を求めつつも、宇文毓(うぶんいく) との結婚を決意する。宇文護との密会現場を妻の清河(せいか)郡主に襲撃されそうになるが、伽羅(から)の機転で難を逃れる。しかし、宇文護への不信感は募り、二人は互いへの愛を誓いつつ別れる。逆上した宇文護は清河郡主に薬を飲ませ、恨んだ郡主は独孤(どっこ)家の悪評を流させる。誤解した父・独孤信(どっこしん)に叱責され罰を受けた伽羅は倒れてしまうが、楊堅(ようけん)に助けられる。一方、般若と宇文毓の結婚が正式に決まる。

    『独孤伽羅~皇后の願い~』第5話あらすじネタバレ:禁断の愛の行方と伽羅の災難

  6. 6話

    独孤(どっこ)信(どっこしん)は、療養中の娘・伽羅(から)と、訪ねてきた隴西郡公の世子・李澄(りちょう)を引き合わせ、二人の縁談を即決してしまう。突然の婚約に戸惑う伽羅は、姉・般若(はんじゃく)に諭されつつも、想いを寄せる宇文邕(うぶんよう)に手紙を送る。縁談を知った宇文邕は、病身を押して都へ急ぐが、無理がたたり倒れてしまう。一方、伽羅は自ら李家へ赴き、婚約の延期を申し出る。都に戻った宇文邕は謀反の疑いをかけられるが宇文護(うぶんご) に救われる。しかし自身の命が長くないと悟った宇文邕は、見舞いに来た伽羅に対し、わざと冷たく突き放すのだった。

    まさかのスピード婚約!?伽羅の涙と宇文邕の悲壮な決意!『独孤伽羅~皇后の願い~』第6話あらすじネタバレ

  7. 7話

    第7話では、宇文邕(うぶんよう)が自身の病を理由に伽羅(から)を突き放し、伽羅は李澄(りちょう)との結婚を渋々受け入れます。しかし、結納の儀式で李家が伽羅に贈った豪華な結納品が、楊堅(ようけん)からの結納品に不満を持つ曼陀(ばんた)のプライドを打ち砕きます。側室の子という出自や嫁入り道具をめぐる格差も相まって、屈辱と野心を燃やす曼陀は、楊堅を見限り、王妃の座を狙って宇文邕に接近し始めます。

    独孤伽羅~皇后の願い~ 第7話 あらすじ・ネタバレ:涙の決断と姉妹の格差!曼陀の次なる一手は?

  8. 8話

    独孤(どっこ)家の次女・曼陀(ばんた)は、自身の婚約者・楊堅(ようけん)を捨てて王妃の座を狙い、宇文邕(うぶんよう)を誘惑しようと画策する。しかし宇文邕はその魂胆を見抜き、三女・伽羅(から)に真相を告げる。伽羅は、宇文邕の協力で料亭・天香楼にて、曼陀が楊堅との婚約破棄を口にするのを聞いてしまう。逆上した伽羅に問い詰められた曼陀は、自ら池に落ち、駆けつけた楊堅に「伽羅に突き落とされた」と嘘をつく。屋敷に戻っても曼陀は嘘を重ね、伽羅は父・独孤信(どっこしん)から罰として謹慎を命じられる。独孤信は娘の無実を信じつつも、家の名誉と曼陀の縁談を守るため、伽羅に耐えるよう諭す。一方、長女・般若(はんじゃく)は曼陀の悪意と野心を知り、崖で厳しく諌め、楊家へ嫁ぐよう警告する。楊堅は真相を知ろうと宇文邕を訪ねるが、宇文邕は独孤家への配慮から、宇文護(うぶんご) が般若の縁談を妨害しようとしているせいだ、などと話を逸らし、楊堅は疑念を抱きつつも追及を諦める。

    『独孤伽羅』第8話ネタバレあらすじ感想:泥沼!悪女マントゥオの策略とガロの涙

  9. 9話

    婚礼前夜、宇文護(うぶんご) は般若(はんじゃく)に復縁を迫るが、皇后の座を目指す般若は拒絶する。婚礼当日、般若は宇文毓(うぶんいく) に嫁ぐが、初夜に宇文護(うぶんご) が乱入し「般若は俺の女だ」と主張する。般若は宇文護との過去を認めつつも、宇文毓(うぶんいく) への貞節を宣言し、宇文護の目の前で宇文毓と契りを結び、宇文護を退ける。一方、宴で酔った伽羅(から)は宇文邕(うぶんよう)に慰められ眠ってしまうが、その様子を曼陀(ばんた)と楊堅(ようけん)に目撃される。曼陀は不倫だと騒ぎ立て、楊堅(ようけん)は妹を陥れようとする曼陀に失望し口論となる。傷心の曼陀は、偶然出会った李澄(りちょう)の優しさに触れ、彼を新たな標的とすることを思いつく。

    「独孤伽羅~皇后の願い~」第9話 あらすじ・ネタバレ感想:般若、決意の初夜!伽羅に新たな火種?

  10. 10話

    宇文毓(うぶんいく) に嫁いだ般若(はんじゃく)は、新婚早々、皇帝に巧みな献策を行い、夫の地位向上と宇文護(うぶんご) 牽制の一歩を踏み出す。一方、曼陀(ばんた)は楊堅(ようけん)を言葉巧みに篭絡しつつ、李澄(りちょう)には伽羅(から)と宇文邕(うぶんよう)の仲を邪推させて罠にかける。何も知らない伽羅は、民のために尽力し、実家で姉の里帰り宴の準備に励む。しかし、その宴の席で、曼陀の策略にはまった李澄が嫉妬から伽羅と宇文邕を公然と侮辱。激しい口論となるが、駆けつけた独孤(どっこ)信(どっこしん)が場を収め、曼陀に釘を刺すのだった。

    独孤伽羅~皇后の願い~ 第10話 あらすじとネタバレ:新妻・般若の野望と、曼陀の恐るべき策略!

  11. 11話

    曼陀(ばんた)を李澄(りちょう)に嫁がせようとした侍女・馬氏(ばし)の策略は、部屋を間違えたことで大失敗。曼陀は李澄の父・李昞(りへい)と一夜を共にしてしまう。馬氏は罪を伽羅(から)になすりつけようとするが、駆けつけた般若(はんじゃく)が真相を暴く。追い詰められた馬氏は、太師・宇文護(うぶんご) の陰謀だと嘘をついて自害。事態を収拾するため、独孤(どっこ)信(どっこしん)は曼陀を李昞に嫁がせることを決め、伽羅と李澄の婚約は破談となった。

    独孤伽羅 第11話 あらすじネタバレ:悪女の罠!曼陀、まさかの相手と一夜!?伽羅の涙と破談の行方

  12. 12話

    楊堅(ようけん)は曼陀(ばんた)への想いを断ち切れず苦しむが、曼陀は李昞(りへい)との結婚を選び、駆け落ちを申し出た楊堅を偽りの理由で拒絶する。自分の不幸を姉妹のせいにして復讐を誓う曼陀。一方、楊堅は乳母の供述から宇文護(うぶんご) が黒幕だと誤解し太師府に乗り込むが、伽羅(から)の機転と宇文邕(うぶんよう)の仲裁で事なきを得る。伽羅は真相を知りつつも家の結束のため口をつぐむ。般若(はんじゃく)は酒に溺れる宇文護と再会し、悲しい別れを告げる。そして婚礼の日、曼陀は父・独孤(どっこ)信(どっこしん)に冷たく扱われ、不満を抱えたまま李昞の元へ嫁いでいく。

    独孤伽羅~皇后の願い~ 12話 あらすじネタバレ:愛か野望か?曼陀の非情な選択と引き裂かれる想い

  13. 13話

    曼陀(ばんた)は、父・独孤(どっこ)信(どっこしん)や招待客もほとんどいない寂しい状況で李昞(りへい)に嫁ぐ。楊堅(ようけん)は心を痛めながら見送る。宮廷では「独孤信(どっこしん)が伽羅(から)と宇文邕(うぶんよう)を結びつけ、宇文邕を帝位につけるために曼陀の縁談を破談にした」という噂が流れ、独孤信は窮地に陥る。皇帝・宇文覚(うぶんかく)は独孤信への疑念を深める。調査の結果、噂の出所が曼陀の侍女・秋詞(しゅうし)と接触した芝居一座であることが判明する。独孤信は里帰りした曼陀を問い詰め、衝撃的な告白と恨み言を聞き、ショックで倒れてしまう。失意の楊堅は伽羅に八つ当たりし、二人の関係も悪化する。全てを知った般若(はんじゃく)は曼陀を厳しく叱責し、追い返す。伽羅は去り際の曼陀を見送り、曼陀は再起を誓うのだった。

    独孤伽羅~皇后の願い~ 第13話 あらすじネタバレ:涙の婚礼、すれ違う想い、そして陰謀の影

  14. 14話

    皇帝(宇文覚(うぶんかく)からの度重なる屈辱に耐える宇文邕(うぶんよう)。一方、楊堅(ようけん)は独孤(どっこ)信(どっこしん)に別れを告げ、伽羅(から)ともわだかまりを解く。伽羅は父の助言に従い、宇文邕(うぶんよう)と距離を置こうとするが、皇帝の非道な仕打ちを目にし、宇文邕への想いを抑えきれなくなる。二人は互いの気持ちを確かめ合うも、皇帝の疑いを避けるため、宇文邕は都を去ることに。父の代理で社交界に出た伽羅は侮辱を受けるが、宇文護(うぶんご) に助けられる。心労が重なり体調を崩した伽羅は、実家に戻った姉・般若(はんじゃく)に慰められるのだった。

    独孤伽羅~皇后の願い~ 第14話 あらすじネタバレ:皇帝の非情な仕打ち!引き裂かれる伽羅と邕の想い

  15. 15話

    妹・伽羅(から)のことで心を痛める般若(はんじゃく)は、父・独孤(どっこ)信(どっこしん)を慰める。その帰り道、宇文護(うぶんご) と密会した般若は、皇后への野心を隠さず、趙貴(ちょうき)を利用して宇文護と対立させ、夫・宇文毓(うぶんいく) を帝位につける計画を練る。宇文護はその計画を知りつつも、般若への愛から協力を申し出る。一方、落ち込んでいた伽羅は、旧知の陸貞(りくてい)の励ましで立ち直り、正直者の女工・曲冬を冬曲(とうきょく)と名付けて侍女にする。冬曲の助言で済慈院の警備を強化するなど、伽羅は徐々に才覚を発揮し始める。朝廷では皇帝・宇文覚(うぶんかく)が趙貴を重用し、独孤信(どっこしん)の権力は削がれ、宇文護との対立で政局は混乱。独孤信は、般若が趙貴を唆している黒幕だと知り激怒。計画を中止するよう迫るが、般若は野心を曲げず、父娘は決裂する。さらに伽羅までもが般若の計画を支持したため、独孤信は孤立感を深める。

    独孤伽羅15話あらすじネタバレ!般若の野望が加速!父娘の亀裂と伽羅の覚醒

  16. 16話

    皇帝(宇文覚(うぶんかく)は趙貴(ちょうき)の進言を信じ、宇文護(うぶんご) を排除するため冬至の宴で暗殺を計画する。しかし、危険を察知した独孤(どっこ)信(どっこしん)が機転を利かせた剣舞でこれを阻止。宇文護は独孤信(どっこしん)の兵が自邸を包囲していることを知り、撤退する。一方、父・独孤信を案じた伽羅(から)は、独孤家を守るために密かに私兵の訓練を始めていた。面目を潰された趙貴は、伽羅が私兵を率いていることを利用し、偽の手紙で伽羅をおびき出す。罠にはまった伽羅は哥舒(かじょ)率いる軍と衝突し、駆けつけた趙貴によって謀反の罪で捕らえられてしまう。

    【独孤伽羅 ネタバレ】16話:鴻門の宴!父の忠義と伽羅、絶体絶命の危機!

  17. 17話

    趙貴(ちょうき)の策略により謀反の罪を着せられ、天牢で拷問を受ける伽羅(から)。父・独孤(どっこ)信(どっこしん)は立場上動けず、姉・般若(はんじゃく)は皇帝に直訴するも、宇文護(うぶんご) との関係を疑われ聞き入れられない。絶望した般若は、伽羅を救うため、宇文護に身を捧げるという禁断の手段に出る。

    独孤伽羅~皇后の願い~ 第17話 あらすじ・ネタバレ:罠にはまった伽羅!愛する妹のため、般若が下した禁断の決断とは!?

  18. 18話

    伽羅(から)を救うため、宇文邕(うぶんよう)は謀反の罪を一身に背負い、出家して龍興寺へ送られる。悲しみに暮れる伽羅だが、宇文邕の犠牲を知り、必ず復讐を果たすと強く決意する。一方、李昞(りへい)と共に隴西へ向かった曼陀(ばんた)は、夫の寵愛を受けるが、李昞には裏の顔があった。そして般若(はんじゃく)は、宇文護(うぶんご) への想いと皇后への野望の間で葛藤する中、自身の妊娠を知り、大きな衝撃を受ける。

    独孤伽羅18話あらすじネタバレ!愛のための犠牲…宇文邕、涙の出家!般若に衝撃の事実発覚!?

  19. 19話

    宇文護(うぶんご) の子を身ごもった般若(はんじゃく)は、苦悩の末に堕胎を決意するが、伽羅(から)や春詩の説得で思いとどまる。一方、李昞(りへい)に嫁いだ曼陀(ばんた)は、多くの側室がいる現実や、思うようにいかない扱いに不満を募らせ、李昞との関係も悪化させてしまう。失意の楊堅(ようけん)は父・楊忠(ようちゅう)に励まされる。般若の懐妊は宮廷に波紋を広げ、皇帝・宇文覚(うぶんかく)は独孤(どっこ)信(どっこしん)への警戒心を強め、趙貴(ちょうき)に唆されて独孤信(どっこしん)排除を考え始める。

    『独孤伽羅~皇后の願い~』19話あらすじネタバレ:般若、禁断の子と苦渋の決断

  20. 20話

    般若(はんじゃく)の懐妊を知り激怒する宇文護(うぶんご) 。一方、夫・宇文毓(うぶんいく) は喜び、般若は複雑な心境に。隴西では、曼陀(ばんた)が嫁ぎ先で側室・馮(ふう)氏らと対立し、夫・李昞(りへい)との溝も深まる。そんな中、般若は宇文毓への毒殺未遂事件を察知。宇文護の仕業と見抜き、彼を欺くため「お腹の子はあなたの子だ」と嘘をつく。さらに妹・伽羅(から)と父・独孤(どっこ)信(どっこしん)を説得し、現皇帝・宇文覚(うぶんかく)を廃して宇文毓を帝位に就ける計画を進めることを決意する。

    「独孤伽羅~皇后の願い~」第20話あらすじネタバレ:般若の秘策と曼陀の試練

  21. 21話

    宇文護(うぶんご) の子を妊娠した秘密を抱え苦悩する般若(はんじゃく)。一方、宇文覚(うぶんかく)は宇文護らの排除を企てるが失敗し、宇文毓(うぶんいく) に皇位を譲る。宇文毓が皇帝、般若が皇后となるも、実権は宇文護が握り、宇文毓は無力感に苛まれる。宇文護は皇后となった般若との密会を求める。解放された宇文邕(うぶんよう)は伽羅(から)との結婚を父・独孤(どっこ)信(どっこしん)に反対される。隴西では、姉の権勢を得た曼陀(ばんた)が立場を逆転させ、般若に助けを求める。そんな中、般若は宇文毓が水銀中毒に侵されていることに気づき、秘密裏に治療を開始させる。

    独孤伽羅21話ネタバレ!皇后誕生の裏で渦巻く陰謀と愛憎劇

  22. 22話

    般若(はんじゃく)は夫・宇文毓(うぶんいく) が水銀と馬銭子の毒に侵されていることを知り、宇文護(うぶんご) の仕業と確信する。父・独孤(どっこ)信(どっこしん)の協力を得るが、条件として生まれてくる宇文護の子を遠くへやることを約束させられる。宇文護の目を欺き、宇文毓を守るため、般若はわざと宇文護に突き飛ばされて流産したように見せかけ、生まれた娘を密かに済慈院へ託す。一方、隴西の李家では、曼陀(ばんた)が姑・王(おう)氏の助けを得て、生意気な側室・馮(ふう)氏や裴錦娘(はい きんじょう)を抑えつけ、家での地位を固めようとしていた。

    【独孤伽羅】第22話 あらすじとネタバレ:般若、決死の策謀!母の愛と非情な選択

  23. 23話

    般若(はんじゃく)は娘の瞳が宇文護(うぶんご) と同じ青い色であることに気づき、絶望の末に手放すことを決意。伽羅(から)がその娘・麗華(れいか)を引き取り育てることになる。一方、曼陀(ばんた)は王(おう)氏の助けを借りて李家での地位を固めつつあった。宮廷では宇文邕(うぶんよう)が柱国に任命され、伽羅との距離も縮まる。そんな中、宇文毓(うぶんいく) は般若の流産の真相を知り、宇文護への復讐を誓う。

    「独孤伽羅~皇后の願い~」第23話 あらすじ・ネタバレ:青い瞳の秘密と伽羅の決意、新たな火種も…

  24. 24話

    皇帝・宇文毓(うぶんいく) は、般若(はんじゃく)が流産した日に宇文護(うぶんご) と何を話していたのか疑念を抱く。般若は嘘でごまかすが、宇文毓は宇文護への復讐心を燃やし、密かに反撃の準備を始める。一方、般若は伽羅(から)に娘の麗華(れいか)とはもう会わないと告げ、宇文護には「お腹の子と宇文毓の安全」を保障させる代わりに「将来帝位を譲る」という嘘をつき、巧みに懐柔する。宇文毓は功績のない尉遅康(うっちこう)を重用しようとして周囲の反感を買う。そんな中、宇文覚(うぶんかく)が自害したという知らせが届き、宇文護は宇文毓に警告を発する。独孤(どっこ)信(どっこしん)は病状が悪化し、余命宣告を受ける。

    般若の嘘と宇文護の苦悩『独孤伽羅~皇后の願い~』第24話あらすじ&ネタバレ

  25. 25話

    皇帝・宇文毓(うぶんいく) は、独孤(どっこ)信(どっこしん)の忠告を聞き入れず、尉遅康(うっちこう)の進言に従い宇文護(うぶんご) の暗殺を計画する。しかし、計画は事前に宇文護に察知され失敗。その裏で尉遅康は独断で宇文護の息子を殺害してしまう。激怒した宇文護は宮中に乗り込み宇文毓に迫るが、駆けつけた独孤信(どっこしん)が対峙。一触即発の中、宇文邕(うぶんよう)の仲裁により、宇文毓の譲位の約束と独孤信の兵権放棄で事態は収拾される。しかし、心労がたたった独孤信はその場で倒れ、危篤状態に陥ってしまう。

    独孤伽羅~皇后の願い~ 25話あらすじネタバレ:父の涙の諫言むなし…皇帝の暴走と宇文護の逆襲!

  26. 26話

    病床の独孤(どっこ)信(どっこしん)は、「独孤天下」の野心を捨て、娘・般若(はんじゃく)に生まれてくる子が皇子であれば平穏に育てるよう諭す。彼は、宇文邕(うぶんよう)がかつて自分の長男・独孤羅を政争の犠牲にしようとしたことを知り、その冷徹な本性を見抜く。愛娘・伽羅(から)の将来を案じた独孤信(どっこしん)は、彼女の結婚相手を宇文邕から楊堅(ようけん)に変更することを決意する。伽羅は父の決断を涙ながらに受け入れる。婚礼当日、遠征中の楊堅に代わり、仮面をつけた代理人が立てられるが、その正体は伽羅を深く愛する宇文邕だった。宇文邕は伽羅との束の間の儀式に臨み、式の後、雨の中で彼女の幸せを祈り仏経を唱える。伽羅もまた、部屋の中でその声を聞き、宇文邕への想いを断ち切るかのように涙を流すのだった。

    『独孤伽羅』26話ネタバレ感想!父の衝撃決断と涙の婚礼…宇文邕の愛の行方は?

  27. 27話

    楊家に嫁いだ伽羅(から)は若奥様として家政を取り仕切り始める。一方、曼陀(ばんた)は伽羅への嫉妬に燃えるが、自身の妊娠と独孤(どっこ)家の危機を知り、王(おう)氏と組んで生き残りを図る。里帰りした伽羅は父・独孤信(どっこしん)と最後の時間を過ごすが、翌日、独孤信は息子・独孤羅の命を救うため自害してしまう。悲しみに暮れる伽羅は独孤家再興を誓い、駆けつけた姉・般若(はんじゃく)は父の死の原因が宇文護(うぶんご) にあると責め立てる。独孤信の葬儀が執り行われ、伽羅は深い悲しみを胸に父を見送る。

    独孤伽羅~皇后の願い~ 第27話 あらすじ・ネタバレ:悲しみの決意、父との永遠の別れ

  28. 28話

    父・独孤(どっこ)信(どっこしん)の葬儀で、皇帝・宇文毓(うぶんいく) は宇文護(うぶんご) への復讐を誓う。一方、楊堅(ようけん)は伽羅(から)との望まぬ結婚を受け入れるが、父の弔問を利用して宇文護から兵権を奪う策を練る。伽羅と般若(はんじゃく)は、宇文護への恨みを晴らすため、天罰に見せかけた計略を実行。般若の巧みな誘導により、兵権は宇文毓の手に戻る。しかし、楊堅と伽羅の関係はギクシャクしたまま。遠い地では、父の死を知った曼陀(ばんた)が、自らの地位を守るため、さらなる野心を燃やしていた。

    「独孤伽羅~皇后の願い~」第28話 あらすじ&ネタバレ:父の死、姉妹の計略、そして新たな火種

  29. 29話

    曼陀(ばんた)は妊娠を盾に李昞(りへい)の寵愛を独占し、邪魔な側室たちを追い出すことに成功する。一方、楊家に移り住んだ伽羅(から)は、夫となった楊堅(ようけん)と気まずい関係のまま、喪中を理由に別々の部屋で初夜を過ごす。互いに本心を隠したまま口論となり、早くも離縁の話が出る始末。しかし、眠る伽羅のうなされる姿を見た楊堅の心には、わずかな変化が訪れる。そんな中、楊堅は未だ曼陀への想いを断ち切れず手紙を送るが、父・楊忠(ようちゅう)に咎められそうになったところを伽羅に救われる。その手紙を受け取った曼陀は、楊堅の想いを確認して喜びつつも、自らの立場を盤石にするため、新たな策略を巡らせ始める。

    「独孤伽羅」29話ネタバレ:すれ違う伽羅と楊堅、曼陀の妊娠と新たな企み

  30. 30話

    楊忠(ようちゅう)が都を去り、楊堅(ようけん)と伽羅(から)は表面上は仲睦まじい夫婦を演じながらも、実際には別居状態となる。一方、宇文護(うぶんご) は般若(はんじゃく)への危険な執着を見せ、彼女を狙う刺客から救う。曼陀(ばんた)は懐妊中に何者かに麝香を焚かれ、さらに毒性のある食事を与えられていたことが発覚し、李家では犯人探しが始まる。伽羅は姪の麗華(れいか)の見舞いを通じて宇文邕(うぶんよう)と頻繁に会い、彼から再び想いを告げられるが拒絶する。人目を避けるため花街で会合を重ねる楊堅は、伽羅に遊び歩いていると誤解され、二人の間の溝はさらに深まってしまう。

    独孤伽羅 30話 あらすじネタバレ「仮面夫婦のすれ違いと新たな陰謀の香り」

  31. 31話

    楊堅(ようけん)と伽羅(から)の夫婦仲は依然として険悪だが、般若(はんじゃく)の仲裁と曼陀(ばんた)の妊娠の知らせが楊堅の心を揺さぶる。一方、李昞(りへい)の屋敷では、曼陀の策略により錦娘が失脚し、李昞は病に倒れる。曼陀は裏で権力を握り、冷酷さを増していく。般若は楊堅と伽羅の関係修復のため、宴での剣舞を提案するが、楊堅は一度拒絶。しかし、宇文邕(うぶんよう)が伽羅に接近したことで嫉妬し、自ら指導役を買って出る。練習を通して二人の距離は縮まるが、宴直前に楊堅が贈ったドレスが破られ、伽羅が宇文邕のドレスを着ることになり、楊堅の嫉妬はさらに深まるのだった。

    独孤伽羅~皇后の願い~ 第31話 あらすじ・ネタバレ感想:嫉妬と策略!楊堅と伽羅の剣舞の行方

  32. 32話

    楊堅(ようけん)と伽羅(から)はすれ違いが続く中、亡き独孤(どっこ)信(どっこしん)の追悼法要で気まずい再会を果たす。そこに現れた宇文邕(うぶんよう)との間で、伽羅を巡るアピール合戦が勃発。その後、狩りの場で楊堅と宇文邕は白狐を巡って争い、宇文邕が重傷を負う。この事件をきっかけに、伽羅は宇文邕との過去に区切りをつけ、楊堅との関係修復を決意する。一方、般若(はんじゃく)たちの計らいもあり、宇文邕は伽羅への想いを断ち切るため、侍女の李娥姿(りがし)を側妃に迎えることを決断する。伽羅は悲しみつつも現実を受け入れ、楊堅は表向き遊び人を装いながら、裏では着々と力を蓄えていた。

    独孤伽羅~皇后の願い~ 第32話 あらすじネタバレ:すれ違いと決断、楊堅と宇文邕の対立激化!

  33. 33話

    慕容氏の侵攻の裏に宇文護(うぶんご) の陰謀を察知した楊堅(ようけん)は、証拠を掴むため太師府に忍び込むが、負傷してしまう。伽羅(から)の献身的な看病と的確な助言により、楊堅は伽羅への信頼を深め、楊家の私印を託す。宇文護の疑いをかわすため、楊堅と伽羅は夫婦喧嘩を演じて危機を脱する。一方、楊忠(ようちゅう)が戦に勝利し、楊家はさらなる栄誉を得るが、曼陀(ばんた)は妊娠しつつも楊堅への未練を断ち切れず、李昞(りへい)の前で李澄(りちょう)を陥れる策略を進める。

    独孤伽羅 33話 あらすじネタバレ!夫婦の危機一髪な名演技と、深まる愛!

  34. 34話

    李昞(りへい)は息子・李澄(りちょう)が曼陀(ばんた)を陥れようとし、更に錦娘に毒を盛ったことを知り、辺境へ追放する。李澄は叔父から全てが曼陀の策略だと知らされるが後の祭りだった。朝廷では宇文護(うぶんご) が娘の冊封と縁談を強行し、皇帝・宇文毓(うぶんいく) は屈辱を受ける。怒った宇文毓は妻・般若(はんじゃく)を突き飛ばしてしまい、般若は流産の危機に瀕する。見舞いに来た宇文護は、宇文毓に対し、般若が過去に宿した子が自分の子であると暴露。衝撃を受けた宇文毓は真相を確かめようとし、般若は伽羅(から)を救うためだったと告白するが、宇文毓は絶望し取り乱す。一方、伽羅は夫・楊堅(ようけん)の優しさに触れ、二人の絆が少しずつ深まっていく。

    【独孤伽羅 34話 あらすじネタバレ】般若の衝撃告白!宇文護の暴露で宇文毓、絶望の淵へ…

  35. 35話

    伽羅(から)は宇文邕(うぶんよう)への想いを完全に断ち切り、楊堅(ようけん)への愛を確認し、二人は情熱的な口づけを交わす。楊堅の依頼を受けた宇文邕の仲裁により、皇帝・宇文毓(うぶんいく) と皇后・般若(はんじゃく)は涙ながらに和解し、般若は夫への永遠の忠誠を誓う。しかし、その裏で宇文護(うぶんご) は般若の心変わりを知り、腹心の哥舒(かじょ)は般若を病気にさせて政治から遠ざける陰謀を提案する。一方、隴西郡公の屋敷では、曼陀が策略を用いて李澄(りちょう)を呼び戻させ、自らは縁起の良い日に出産するための計画を進める。そして李澄の亡き母の命日、曼陀(ばんた)が仕掛けた罠により、李澄は女性問題のスキャンダルを起こしたことにされ、父・李昞(りへい)の信頼を完全に失ってしまう。

    「独孤伽羅~皇后の願い~」第35話 ネタバレあらすじ:決別と誓い!伽羅と楊堅の愛が深まる一方、曼陀の恐るべき策略が炸裂!

  36. 36話

    曼陀(ばんた)は策略で李澄(りちょう)の評判を失墜させる一方、自身は早産で女児を出産する。しかし、亡き馮(ふう)氏の乳母であった顧氏の復讐により、赤子は殺害されてしまう。逆上した曼陀は顧氏らを殺害し、産婆と取引して事件を李澄の母方の叔父の仕業に見せかける。知らせを受けた李昞(りへい)は産婆の偽証を信じ、王(おう)氏の進言に従い李澄を辺境へ追放することを決意。一方、般若(はんじゃく)は事件を知るが伽羅(から)には伏せ、宇文毓(うぶんいく) と共に李澄を罰し、曼陀を郡主に昇格させる。王(おう)氏はさらなる策略を巡らせるのだった。

    独孤伽羅 36話 あらすじネタバレ!悲劇の出産と曼陀の狂気

  37. 37話

    産後間もない曼陀(ばんた)が、夫・李昞(りへい)が不在の隙に都へ里帰りする。父の位牌の前で涙ながらに楊堅(ようけん)にすがりつき、同情を誘う。さらに、かつて楊堅からもらった思い出の品である簪を池に投げ捨て、楊堅の心をかき乱す。その後、屋敷では伽羅(から)の侍女・冬曲(とうきょく)と争いを起こす。冬曲が仕返しに、曼陀が皇后・般若(はんじゃく)に謁見するための奏状を盗むと、曼陀はそれを逆手に取り、宮門前で楊堅の前で倒れて彼の同情をさらに買う。伽羅が冬曲をかばって自分が盗んだと嘘をつくと、曼陀は伽羅を激しく非難。楊堅は曼陀を信じてしまい、伽羅と激しく対立。曼陀の巧みな策略により、楊堅と伽羅の間に深い溝が生まれ始める。

    独孤伽羅~皇后の願い~ 第37話 あらすじネタバレ:嵐を呼ぶ女・曼陀の帰還!揺れる楊堅と伽羅の絆

  38. 38話

    妊娠中の般若(はんじゃく)に代わり宇文毓(うぶんいく) が宴を取り仕切るが、そこで伽羅(から)と楊堅(ようけん)が喧嘩。曼陀(ばんた)は良い人を装い楊堅の気を引く。楊堅は伽羅と仲直りしようとするが、曼陀が仮病で妨害し、その様子を見た伽羅は家出してしまう。楊堅と宇文邕(うぶんよう)は伽羅を探すが、曼陀は意に介さない。宮中では般若が楊堅を叱責し、怒りで体調を崩す。一方、宇文護(うぶんご) は哥舒(かじょ)に般若の胎児に毒を盛らせ、伽羅の捜索も命じる。曼陀は般若に助けを求めるが叱責され追い返される。洛州にいた伽羅は陸貞(りくてい)と高湛に出会い、陸貞の言葉で京へ戻る決意をする。楊堅は李澄(りちょう)から曼陀の悪事を聞かされ、疑念を抱き真相究明のため動き出す。

    『独孤伽羅』38話ネタバレ!家出した伽羅と悪女曼陀の策略、楊堅は真実に気づくか?

  39. 39話

    般若(はんじゃく)に叱られた曼陀(ばんた)は王(おう)氏に当たり散らすが、王(おう)氏の助言で李昞(りへい)に媚びる手紙を書く。一方、楊堅(ようけん)は夏歌(かか)から曼陀の過去の裏切りを知り、さらに李昞への手紙を見て激怒。曼陀と対峙し嘘を暴くが、その場面を伽羅(から)に誤解される。楊堅は伽羅に弁明し和解するが、父の喪中を理由に伽羅は同衾を拒む。宇文邕(うぶんよう)は伽羅のために都を去る決意をし、最後に麗華(れいか)に会いに行く。その様子を見た秋詞(しゅうし)から報告を受けた曼陀は、麗華が宇文邕と伽羅の子だと邪推し、楊堅に吹き込む。宇文邕に詰め寄った楊堅は、宇文邕の曖昧な返答から曼陀の言葉を信じ込み、絶望して酒に溺れる。

    【独孤伽羅39話あらすじネタバレ】曼陀の嘘、暴かれる!楊堅と伽羅の和解、そして新たな誤解の嵐

  40. 40話

    楊堅(ようけん)は伽羅(から)への愛を再確認し、彼女の過去を受け入れる決意をする一方、邪悪な提案をする曼陀(ばんた)を拒絶する。宮廷では、皇帝・宇文毓(うぶんいく) の人事が宇文護(うぶんご) の怒りを買い、クーデターへと発展。宇文護が皇帝を追い詰める中、妊娠中の般若(はんじゃく)が命懸けで介入し、自らの命を盾に宇文護を一時的に退かせる。結果、皇帝、般若、伽羅は宮殿に軟禁される。そんな中、般若が産気づくが、助けを求める伽羅の訴えは、怒りに燃える宇文護によって無視され、悲劇の予感を漂わせて終わる。

    「独孤伽羅~皇后の願い~」第40話 あらすじとネタバレ:愛憎渦巻く宮廷、般若の運命は?

  41. 41話

    難産の末に男児を出産した般若(はんじゃく)だったが、産後の肥立ちが悪く危篤状態に陥る。駆けつけた宇文護(うぶんご) は、太医から哥舒(かじょ)の裏切りにより母子ともに助からないと告げられ絶望する。死期を悟った般若は、伽羅(から)と曼陀(ばんた)に遺言を託し、宇文護に宇文毓(うぶんいく) と独孤(どっこ)家の安泰を頼み、彼の腕の中で息を引き取る。宇文護は般若の死に慟哭。その後、宇文毓は宇文護に全権を委譲することを宣言する。悲しみに沈む伽羅を楊堅(ようけん)が支える中、娘の麗華(れいか)が病に倒れたとの知らせが入る。

    【涙の別れ】独孤伽羅 41話 あらすじネタバレ!般若、最後の願いと宇文護の慟哭

  42. 42話

    病気の麗華(れいか)を看病する中で、楊堅(ようけん)は麗華が伽羅(から)と宇文邕(うぶんよう)の子だと誤解するが、伽羅の弁明で麗華が般若(はんじゃく)と宇文護(うぶんご) の子だと知り、誤解は解ける。楊堅(ようけん)は、誤解の原因を作った曼陀(ばんた)を問い詰め、彼女の積年の恨みを聞き、決別を宣言する。一方、宮中では皇帝・宇文毓(うぶんいく) が毒により危篤となり、宇文護(うぶんご) に皇位を渡さないため宇文邕(うぶんよう)に譲位。楊堅は宇文毓(うぶんいく) の配慮で都から遠い随州刺史に任命される。宇文毓は宇文護を挑発しながら崩御し、宇文邕が新帝となる。曼陀は隴西へ帰り、伽羅も楊堅と共に随州へ旅立つことになり、姉妹は離ればなれになる。

    独孤伽羅~皇后の願い~ 第42話 あらすじネタバレ:皇帝崩御と姉妹の別れ、そして新たな旅立ち

  43. 43話

    姉・般若(はんじゃく)の死と妹・曼陀(ばんた)の出立で傷心の伽羅(から)を楊堅(ようけん)が支え、夫婦の絆を深める。楊堅は宇文護(うぶんご) と密約を結び、伽羅には秘密で随州へ出発。道中、宇文邕(うぶんよう)と涙の別れを交わし、彼の「30歳まで生きられない」という衝撃の告白を聞く。10年後、随州を豊かに治め息子・楊勇(ようゆう)も生まれた楊堅夫妻のもとに陸貞(りくてい)が訪れる。楊堅の天下取りの野望が垣間見える中、宇文護は楊堅を陥れるため、突厥の阿史那公主(あしなこうしゅ)を迎えに行く危険な任務を命じる。

    【独孤伽羅】第43話 あらすじ・ネタバレ!10年の時を経て…楊堅の野心と宇文護の新たな罠!

  44. 44話

    宇文護(うぶんご) の命令で、楊堅(ようけん)は危険な突厥への使節となる。伽羅(から)は心配し、陸貞(りくてい)は彼女を支え、治国の術を教える。一方、曼陀(ばんた)は楊堅への複雑な感情を抱えつつ、隴西で権勢を振るっていた。突厥が裏切り、楊堅が捕らえられると、伽羅は自ら救出に向かう。臆病な李昞(りへい)は派兵を拒むが、曼陀が「李家のため」と称し、救出に乗り出す。しかし、捕らえられていたのは身代わりの鄭栄(てい えい)で、本物の楊堅は脱出していた。伽羅は変装した楊堅と再会するが追われ、その中で妊娠を告白する。窮地に陥った二人を曼陀が救出し、三人は合流するが、心労と負傷で伽羅は意識を失う。曼陀は複雑な思いで伽羅に付き添う。

    【独孤伽羅】第44話 あらすじ・ネタバレ感想:楊堅、絶体絶命!愛憎渦巻く救出劇と衝撃の告白

  45. 45話

    追っ手から逃れる中、楊堅(ようけん)は伽羅(から)を救う選択をし、曼陀(ばんた)に深い心の傷を負わせる。傷心の曼陀は楊堅への想いを断ち切り隴西へ帰ることを決意。一方、楊堅と伽羅は機転を利かせ、突厥の公主を大周に嫁がせることに成功し、宇文邕(うぶんよう)から称賛される。しかしその裏で、李昞(りへい)は曼陀を軟禁し、偽の嘆願書を使って息子の李澄(りちょう)を世子の地位に戻すことに成功。絶望と怒りに燃える曼陀は復讐を誓い、王(おう)氏によって救出される。

    独孤伽羅 45話 あらすじネタバレ!非情な選択、曼陀の絶望と復讐の誓い

  46. 46話

    王(おう)氏に救出された曼陀(ばんた)は、宇文護(うぶんご) と手を組み復讐を開始。宇文護は李澄(りちょう)を暗殺し、その衝撃で李昞(りへい)は中風で倒れる。曼陀は寝たきりの李昞を虐待し、李家の実権を握ろうと画策する。一方、宮廷では楊堅(ようけん)が宇文護の策略で降格。陸貞(りくてい)は李澄暗殺の裏を探り、周を去る決意をする。宇文邕(うぶんよう)は後宮の秩序を正すため李娥姿(りがし)を罰し、皇后の地位を固める一方、伽羅(から)の娘・麗華(れいか)と自身の息子・阿赟との縁談を提案する。曼陀は宇文護に更なる協力を求めるが、その毒婦ぶりを痛烈に非難され、拒絶される。

    『独孤伽羅』第46話ネタバレ感想:曼陀の復讐劇と宇文護の暗躍!悲劇と新たな策略が交錯する

  47. 47話

    宇文護(うぶんご) に援助を断られた曼陀(ばんた)は、帰り道で倒れ妊娠が発覚する。男児を望む曼陀は、李昞(りへい)に妊娠を告げると共に李澄(りちょう)殺害を自白。一方、宇文護は術士・趙昭(ちょうしょう)に楊堅(ようけん)の人相を見させるが、趙昭は恩義から嘘をつき、楊堅への警戒を解かせる。趙昭から真実を聞いた楊堅は野心を再燃させ、病床の父・楊忠(ようちゅう)からも後押しされる。曼陀は公主に取り入り、宇文邕(うぶんよう)と伽羅(から)の不倫をでっち上げる。公主は、宇文邕が麗華(れいか)を「阿爹」と呼ばせるのを目撃し、麗華が二人の子だと誤解、伽羅への憎悪を募らせる。しかし、宇文邕は曼陀の企みを見抜き、彼女を捕らえるよう命じる。

    【独孤伽羅 47話 あらすじネタバレ】悪女・曼陀、まさかの懐妊!楊堅の野望と宇文邕の決断、そして新たな火種…

  48. 48話

    悪事が露見した曼陀(ばんた)は、伽羅(から)への配慮から処刑を免れ、都から追放される。一方、父・楊忠(ようちゅう)を亡くした楊堅(ようけん)は、官職を辞して故郷へ帰ることを決意。しかしこれは、宇文邕(うぶんよう)に権力を集中させ、宇文護(うぶんご) を牽制する狙いもあった。危機感を覚えた宇文護は、楊堅が都を離れる道中で暗殺を計画。楊堅一家に最大の危機が迫る中、襲撃現場で娘の麗華(れいか)に予期せぬ変化が起こり、隠されていた衝撃の真実が明らかになる。重傷を負った楊堅を救うため、伽羅は必死の願いを捧げる。そして、自身の娘の存在を知った宇文護は、複雑な想いを胸に麗華と対面する。

    独孤伽羅 48話 あらすじネタバレ:衝撃!麗華の瞳に隠された秘密と宇文護の涙

  49. 49話

    娘・麗華(れいか)との切ない別れの後、宇文護(うぶんご) は宇文邕(うぶんよう)の巧妙な罠にはまり、宮中で暗殺される。腹心の哥舒(かじょ)も命を落とし、長年権力を握ってきた宇文護の時代は終焉を迎えた。一方、曼陀(ばんた)は双子を出産し、病床の李昞(りへい)に無理やり息子・李淵(りえん)を世継ぎと認めさせ、李昞は息絶える。都に戻った楊堅(ようけん)と伽羅(から)に対し、宇文邕は斉国討伐の元帥に楊堅を任命。さらに、自身の伽羅への想いを断ち切るため、長男・宇文贇(うぶんいん)を太子に、麗華を太子妃にすると宣言する。権力によって変わっていく宇文邕の姿に、伽羅は不安を覚えるのだった。

    衝撃の結末!宇文護、非情なる策略に散る…『独孤伽羅~皇后の願い~』第49話あらすじ&ネタバレ

  50. 50話

    伽羅(から)は楊堅(ようけん)の野心に不安を抱きつつも、斉討伐後の平穏を願う。一方、夫を亡くした曼陀(ばんた)は、麗華(れいか)が太子妃になったことに嫉妬し、阿史那皇后を唆して二人を陥れようと画策する。楊堅が斉討伐で功績を挙げる中、美しく成長した麗華は宇文贇(うぶんいん)と結婚。初夜に心を通わせる二人だったが、翌日、侍女の朱満月(しゅまんげつ)が懐妊を告白し、場は騒然となる。しかし、麗華の冷静な対応により、その場は収められるのだった。

    独孤伽羅 50話 あらすじネタバレ:麗華の結婚と新たな火種!曼陀の陰謀再び

  51. 51話

    皇太子妃となった麗華(れいか)は、実は皇太子を愛しておらず、楊家のためにその地位を守ると決意するが、それを皇太子・宇文贇(うぶんいん)に聞かれてしまう。一方、楊堅(ようけん)は斉国平定後、病状が悪化する皇帝・宇文邕(うぶんよう)から、将来、新帝となる宇文贇(うぶんいん)を支えるよう託される。さらに楊堅は寺で「独孤(どっこ)天下」の予言が自分を指している可能性を知り動揺する。遠征中に落馬した宇文邕は、楊堅に後事を託し、最期は伽羅(から)への秘めた想いを告白して彼女の腕の中で息を引き取る。宇文贇(うぶんいん)が新帝に即位するが、早々に自身の生母を皇太后とし、波乱の幕開けとなる。

    「独孤伽羅~皇后の願い~」第51話:涙の別れと新たな嵐の予感【あらすじ&ネタバレ感想】

  52. 52話

    新帝・宇文贇(うぶんいん)は即位早々、母の尊号問題で臣下と対立し、国喪中にも関わらず享楽にふける暴君ぶりを見せる。楊堅(ようけん)は宇文贇の将来を憂い、伽羅(から)は楊堅の野心を心配する。一方、帰京した曼陀(ばんた)は宇文贇に取り入り、皇后・麗華(れいか)を貶める策を授ける。宇文贇はさらに、臣下の妻・尉遅熾繁を無理やり奪い、夫を殺害。楊堅が諫めると、宇文贇は楊堅と対立していた宇文憲を謀反の罪で殺害し、その罪を楊堅になすりつけようとする。絶体絶命の楊堅は、生き延びるために宇文贇への忠誠を誓うしかなかった。

    『独孤伽羅』第52話あらすじ&ネタバレ:新帝の暴走と楊堅の危機

  53. 53話

    皇帝・宇文贇(うぶんいん)の奇行と暴政はエスカレートし、楊堅(ようけん)は裏で糸を引くのが曼陀(ばんた)だと突き止め、彼女を寺に幽閉する。宇文贇(うぶんいん)は麗華(れいか)への当てつけに皇后を5人立てるが、麗華は動じない。宇文贇(うぶんいん)が麗華に暴力を振るったことに激怒した伽羅(から)は、匕首で宇文贇(うぶんいん)を脅して反省させ、兵権の割符を奪う。恐怖を感じた宇文贇(うぶんいん)は早々に息子・宇文闡(うぶんせん)に譲位し、楊堅を丞相に任命して引退。しかし、その後宇文贇(うぶんいん)は急死し、楊堅暗殺説が流れて麗華との間に溝ができる。幼帝・宇文闡から禅譲を持ちかけられた楊堅は迷うが、最終的に伽羅が楊堅を皇帝として認め、新たな時代への扉が開かれる。

    タイトル:【独孤伽羅 53話 あらすじネタバレ】狂気の皇帝VS最強夫婦!伽羅、ついにキレる!?衝撃の結末へ

  54. 54話

    伽羅(から)は宇文一族の安泰を条件に楊堅(ようけん)の皇帝即位を受け入れ、楊堅は隋を建国し皇帝となる。寺から解放された曼陀(ばんた)は楊堅への嫉妬と復讐心を燃やし、阿史那公主(あしなこうしゅ)と結託しようとする。そんな中、元幼帝・宇文闡(うぶんせん)が暗殺され、楊堅は自身への疑いをかわすため、宇文一族を皆殺しにし、陳国の刺客の仕業に見せかける。伽羅はショックで倒れるが、楊堅は関与を否定し重い誓いを立てる。しかし、伽羅は偶然、楊堅が宇文一族滅亡に関わっていたこと、そして宇文闡殺害の真相を知ってしまい、二人の間には修復不可能な溝が生まれる。

    独孤伽羅~皇后の願い~ 54話 あらすじネタバレ:皇帝誕生の裏で蠢く陰謀と悲劇の連鎖

  55. 55話(最終回)

    隋の皇帝となった楊堅(ようけん)は、陳の公主たちに同情するが、その様子を見た曼陀(ばんた)は新たな陰謀を企む。曼陀は自分に似た宮女・尉遅繁葉を楊堅に近づけ、二人は一夜を共にしてしまう。伽羅(から)はこの事実を知り、繁葉に自害を命じるが、事情を知らない楊堅は激怒し、夫婦仲は険悪に。しかし、繁葉が父の仇を討つために近づいたこと、伽羅が楊堅を守るために彼女を処分したことを知った楊堅は深く後悔し、伽羅に許しを請う。二人は和解するが、長年の心労がたたった伽羅は病に倒れ、息を引き取る。孤独となった楊堅も2年後に崩御。一方、曼陀は死の間際まで息子・李淵(りえん)に帝位を狙うよう言い残す。やがて李淵は唐を建国し、曼陀も皇后として追諡され、「独孤(どっこ)天下」の予言は三姉妹それぞれに成就する形で幕を閉じた。

    独孤伽羅~皇后の願い~ 第55話(最終回)あらすじネタバレ!涙の結末…愛と後悔、そして「独孤天下」の行方

キャスト、登場人物

独孤伽羅~皇后の願い~

独孤伽羅(どっこから)
胡冰卿(フー・ビンチン)

独孤伽羅~皇后の願い~

楊堅(ようけん)
張丹峰(チャン・ダンフォン)

独孤伽羅~皇后の願い~

独孤般若(どっこはんじゃく)
安以軒(アン・イーシュアン)

独孤伽羅~皇后の願い~

宇文護(うぶんご)
徐正溪(シュー・ジェンシー)